2023年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 |
ことばと文化
中国語と中国文化
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 郭 海燕 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N56C |
クラス | 全学科 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 講義内容は中国語と中国文化を中心とし、三つの学習目標を達成することを目指す。 第一に、中国語はどのような言語か、日本語との一番の違いは何かを分かることができる。 第二に、中国語を通して見る中国文化、中国人の国民性をある程度理解ことができる。 第三に、日本と比較する視野を入れて日本文化に対する理解を深めることができる。 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 科目ナンバリング:LLiN-105 |
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授業形態及び 授業方法 |
1.講義形式 「オンデマンド型授業」であり、教員が画像教材をアップする。受講者は規定する時間中に 画像教材を視聴してから、ミニレポートを書いてもらい、CST-VOICE経由で提出する。 2.シラバスに沿って講義を進めていくが、受講者の要望などにより変更する場合もある。 3.日中言語と文化を比較する視点を入れているため、受講者の皆さんに積極的に意見を述べ てもらう(ミニレポートに書いてもらう) |
履修条件 | 選択必修 |
授業計画
第1回 | ガイダンス ・「ことばと文化」を学習するための予備知識(1) 勉強方法、参考書、用意するもの ・授業のやり方・成績の評価基準を明確に説明する。 ・簡易なアンケートを行う。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
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第2回 | 「ことばと文化」を学習するための予備知識(2) ・中国語とは(標準語・方言) ・学校教育におけることば ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第3回 | 「ことばと文化」を学習する予備知識(3) ・グロバールの中の中国語 ・地球の人口と中国語を使用する人口 ・国連における中国語 ・公用語として中国語を使う国と地域 ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第4回 | 「ことばと文化」を学習する予備知識(4) ・中国とは? ・中国を見つめる視点:世界の中の中国、中国の中の世界 社会主義、発展途上国、伝統 多様性と地域差 ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第5回 | 「ことばと文化」を学習する予備知識(5) ・中国の言語政策 ・多民族国家の言語事情と日常生活 ・世界の華僑の言語事情 ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第6回 | 中国語の特徴 ・発音の特徴ーー日本語との比較、そして中国人と日本人 ・文字の特徴ーー日本語とのつなばり、日中における漢字の世界 ・文法の特徴ーー語順の大切さ、中国人の性格 実例を挙げて受講者に体験していただきながら考察する。 ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第7回 | ご挨拶から見られる中国社会文化の変遷 ・「吃饭了吗?」から「今天股市又跌了」まで ・家族、職場、友人、親戚などに使用するご挨拶の実例を挙げながら、検討していく。 ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第8回 | 名前の付け方と呼び方から見る人間関係 ・さまざまの中国人の名前を実例にしながら考察する ・古代と現代における中国人の名前を調べながら考察していく ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第9回 | 感謝の「ことば」とお断りの「ことば」から見る中国人の発想 ・様々の実例を一緒に体験しながら考察する。 ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第10回 | 中国語のお誘いの「ことば」の表と裏 ・様々の実例を一緒に体験しながら考察する。 ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第11回 | 中国語の語呂合わせと文化の深いと面白味 ・様々の実例を一緒に体験しながら考察する ・「梨」=「離」、「钟」=「終」など ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第12回 | 中国語のタブとその訳 ・様々の実例を一緒に体験しながら考察する。 ・数字、おめでたい、お葬儀など。 ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第13回 | 食事における「ことば」と文化 様々の実例を一緒に体験しながら考察する。 ・授業終了時に次回の授業の内容を予告し、読んでほしい参考書を指示し、範囲を指定する。 ・事前学習2時間・事後学習2時間 |
第14回 | 期末レポートを作成する。 1.期末レポートのテーマは画像教材で公開する。 2.受講者は事前に調べてきたもの、参考書、資料、講義に配布するプリントなどを参照して各自でレポートを作成してからCST VOIVEにて経由で提出する。 ・事前学習4時間・事後学習1時間 |
第15回 | 成績評価を基準に全員のレポートについて全体的に解答解説 1.講義全体に渡り、これまでの質問に総括で回答する。 2.事前学習2時間・事後学習1時間 |
その他
教科書 |
・市販の教科書などを使用しません。
・授業の前に動画教材をアップして視聴していただく。
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参考書 |
・参考書などは必要に応じて、画像教材の中で提示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
以下の①+②を以て評価する ①授業後に提出していただいたミニレポート(75%) 毎回ミニレポートを提出する。ミニレポートの点数は1回5点である。5点×15回=75点 ②期末レポート(25%) 1回25点 *半期5回以上授業を欠席した場合は単位を認めない。 *ミニレポートとは、画像教材を視してから、その内容に対して「分かったこと、分からなかったこと、疑問に思ったこと、感想など」の内容を指す。 |
質問への対応 | 教員個人のメールやclassroom経由で対応します。 郭メール yy_guo@hotmail.com |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎・541研究室 tel:046-469-523 メールアドレス:kaku.kaien@nihon-u.ac.jp or yy_guo@hotmail.com |
オフィスアワー |
金曜 船橋 12:30 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
【成績分布状況】 S:10% A:30% B:30% C:20% D:10% 1.進行上、授業内容の順番は変更する場合がございますのであらかじめご了承ください。 2.中国に関心を持つこと、中国に関する新聞記事、ニュースを見ること。 3.講義をただ漠然と聞いているだけではなく、問題意識を持ち、授業に参加してほしい。 |