2023年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 | 理数基礎演習B | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 豊田・梅津 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N61A |
クラス | 建築・生活デザイン |
概要
学修到達目標 | 理工系大学で必要な物理の基礎力を,問題演習を通じて確実なものにする。 問題演習を通じて基礎力の充実を図るとともに,広範で正確な応用力の獲得を目指す。 本授業の学習到達目標は,理工系専門教育を受けるのに必要な物理の思考力を身につけることとし,演習問題を自力で解けるようになることを目指す。 本授業科目はDP3及びCP3に該当しています。 科目ナンバリング:RNN-002* |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業による板書を中心とした講義と演習を行う。 物理Ⅰで課された演習問題やその類題に取り組み,わからないところは個別に質問を受け付け,解説を行う。 |
履修条件 | 推薦型選抜で入学した学生については,履修を強く推奨する。 「物理I」を受講していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 物理とはなにか。 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
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第2回 | 物理に必要な数学について学ぶ。 ベクトルとスカラー違いと演算(内積・外積)について理解する。 微分・積分の簡単な計算についても復習する。 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第3回 | 運動状態を表す物理量について学ぶ。 様々な座標の表し方(位置ベクトル,直交座標,極座標) 必要な数学:ベクトル,三角関数 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第4回 | 運動状態の記述について学ぶ(その1)。 平均の速度・瞬間の速度について理解する。 速さと速度の違いについて理解する。 必要な数学:ベクトル,微分・積分,三角関数 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第5回 | 運動状態の記述について学ぶ(その2) 平均の加速度,瞬間の加速度について理解する。 必要な数学:ベクトル,微分・積分,三角関数 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第6回 | 運動状態の記述について学ぶ(その3) 座標・速度・加速度の関係について理解し,具体的な運動について学ぶ。 必要な数学:ベクトル,微分・積分,三角関数 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第7回 | 運動状態の記述について学ぶ(その4) 座標・速度・加速度の関係について理解し,具体的な運動について学ぶ。 等速度運動,等速度直線運動,自由落下等。 必要な数学:ベクトル,微分・積分,三角関数 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第8回 | ニュートンの運動方程式(その1) 運動の3法則について学ぶ。 慣性の法則,運動の法則,作用・反作用の法則 必要な数学:微分・積分 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第9回 | ニュートンの運動方程式(その2) 運動の3法則について学ぶ。 物体に力が作用した時の運動状態について学ぶ。 運動の法則を適用し問題を解くことを試みる。 必要な数学:微分・積分 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第10回 | ニュートンの運動方程式(その3) 運動の3法則について学ぶ。 物体に力が作用した時の運動状態について, 運動の法則を適用し問題を解くことを試みる。 必要な数学:微分・積分 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第11回 | ニュートンの運動方程式(その4) 様々な力のもとでの質点の運動について学ぶ。 摩擦力・粘性抵抗力・弾性力 必要な数学:微分・積分 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第12回 | ニュートンの運動方程式(その5) 様々な力のもとでの質点の運動について学ぶ。 周期的な外力のもとでの運動について 運動の法則を適用し問題を解くことを試みる。 必要な数学:微分・積分 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第13回 | 力学的エネルギーとその保存則について(その1) 仕事,位置エネルギー,運動エネルギー,力学的エネルギーについて概念と意義について理解する。 必要な数学:内積,線積分 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第14回 | 力学的エネルギーとその保存則について(その2) 具体的な問題について解いていく。 必要な数学:内積,線積分 事前学習:教科書の該当ページを読んで理解できない箇所を明確にしておくこと(30分) 事後学習:授業で学んだ事項をまとめ,演習問題を通じて復習しておくこと。(30分) |
第15回 | まとめと総合演習 |
その他
教科書 |
林照幸/藤城武彦/滝内賢一 『基礎から学ぶ物理学』 講談社サイエンティフック 2018年 第1版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
レポート課題の提出が5分の3に満たない場合は履修放棄として取扱い,学業成績の査定を行わない。 平常点100%(レポート課題の評価を含む)を考慮して評価する。 |
質問への対応 | 時間の許す限り対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
豊田(研究室):船橋校舎9号館2階921D室,toyoda.haruki@nihon-u.ac.jp 梅津(研究室):船橋校舎9号館2階921E室,umetsu.koichiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
あきらめず,必ず最後までやりとおしてください。授業に関する質問を歓迎します。また、図書館および図書館内にあるパワーアップセンターを上手に活用し,友達を誘って一緒に勉強する習慣を身に付けましょう。 【前年度成績分布状況】履修者数22名 S:4人(24%),A:3人(18%),B:5人(29%),C:3人(18%),D:2人(12%),E:5人 |