2023年 大学院理工学研究科 シラバス - 交通システム工学専攻
設置情報
科目名 | 交通システム工学特論 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 交通システム工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 下川 澄雄 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | B34A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 交通システムは学際的,伝統的な学問体系によって支えられている.本講義では,交通工学,道路工学の観点から交通システムを捉え,道路計画・設計の今日的課題を実学的視点から理解することを目標とする. |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
講義形式は,講義・演習,およびグループ討議形式を併用して実施する。 講義はパワーポイントと板書を併用して行う. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
連続性を持った講義形態の中で,演習やグループ討議などによって進度を深めていくので,各回の講義の復習をし理解度を高めること. |
授業計画
第1回 | 1.交通状態量の表現 空間平均速度の算出 |
---|---|
第2回 | 1.交通状態量の表現 ショックウェーブの証明 |
第3回 | 1.交通状態量の表現 待ち行列理論/追従理論 |
第4回 | 2.道路の交通容量 道路の交通容量と設計基準交通量 |
第5回 | 2.道路の交通容量 信号交差点の交通容量と遅れ時間 |
第6回 | 2.道路の交通容量 高速道路の交通容量とモニタリング |
第7回 | 3.道路計画・設計 日本の道路ネットワークの現状と課題 |
第8回 | 3.道路計画・設計 道路空間の再編 防災と道路 |
第9回 | 3.道路計画・設計 公共調達 |
第10回 | 3.道路計画・設計 第11回~第12回のためのグループ討議 |
第11回 | 3.道路計画・設計 交通を考える |
第12回 | 3.道路計画・設計 サービスを考える |
第13回 | 3.道路計画・設計 ケインズの一般理論/大きい政府と小さい政府 |
第14回 | 3.道路計画・設計 日本の社会資本整備(1) |
第15回 | 3.道路計画・設計 日本の社会資本整備(2) |
その他
教科書 | |
---|---|
参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
『道路の交通容量とサービスの質に関する研究』最終成果報告書』 (一社)交通工学研究会
『機能階層型道路ネットワーク計画のためのガイドライン(案) 』 (一社)交通工学研究会
『道路交通技術必携2018』 (一社)交通工学研究会
『道路構造令の解説と運用』 (公社)日本道路協会
|
成績評価の方法 及び基準 |
演習・レポート70%,プレゼンテーション30%を総合的に評価する. |
質問への対応 | オフィスアワーにて対応する. |
研究室又は 連絡先 |
道路マネジメント研究室(船橋7号館745A室) shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 下川
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 下川
|
学生への メッセージ |
道路交通を中心とした講義となります.また,実務的プロセスや行政的視点にも注視して講義を進めます. |