2023年 大学院理工学研究科 シラバス - 海洋建築工学専攻
設置情報
科目名 |
海洋建築工学特別講義Ⅰ
-海と私たちとの多様な関わり-
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設置学科 | 海洋建築工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 福井・山本・高橋 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D43A |
クラス | 日本港湾コンサルタント寄付講座 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 本講座では、国・企業・団体・研究所の第一線で活躍する有識者から、世界最新の話題の提供を受けて、受講者が、グローバルな視点でみずから考えみずから行動する基礎的能力を修得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
本科目はオムニバス形式で行い,第1回目から第15回目まで、各講義に国・企業・団体・研究所の第一線で活躍する有識者を講師として招き,世界最前線の最新ノウハウを講義する。また、 大学で学んだ知識を社会に出てからどのように活かしていくのか,そのために学生時代に何をすべきかを講師の成功・失敗体験談等から学ぶ。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
「海と私たちとの多様な関わり」を共通テーマとして、幅広い分野から世界最新の話題提供を受けることから、シラバスを参考に、関連資料を収集し分析し、その社会背景について広い視点から考察してほしい。毎日の政治、金融、社会、科学の動向と変化に注目して、その現象がどのように出現するのかを洞察してもらいたい。 |
授業計画
第1回 | 【ガイダンス:授業内容及び成績評価についての説明】 ガイダンスにおいて担当者の自己紹介を行い、本講座の意義と目標、成績評価を説明する。 次に、第1回授業として、下記講師とテーマにより、講義を行う。 近藤健雄(こんどうたけお):日本大学名誉教授 テーマ:21世紀のエンジニアの夢 |
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第2回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 増田龍哉(ますだたつや):(株)日本港湾コンサルタント テーマ:水環境問題の発生とその対策 |
第3回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 古川恵太(ふるかわけいた):NPO法人海辺つくり研究会 理事長 テーマ:水環境変化と水生生物の生息 |
第4回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 木村秀雄(きむらひでお):深田サルベージ建設(株)専務取締役/技術本部長 テーマ:モンスタークレーン起重機線の最前線 |
第5回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 髙橋宏(たかはしひろし):三国屋建設(株)代表取締役会長 テーマ:潜水士(もぐり)の世界 |
第6回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 松本さゆり(まつもとさゆり):(国研)港湾空港技術研究所 港湾空港生産性向上技術センター 副センタ―長、文部科学省 科学技術・学術審議会 海洋開発分科会 委員 テーマ:海のビジュアル化の最前線 |
第7回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 田中和広(たなかかずひろ):(株)日本港湾コンサルタント テーマ:海岸侵食対策 ~海岸を侵食から護れ~ |
第8回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 永橋賢司(ながはしけんじ):海洋研究開発機構(JAMSTEC)研究プラットフォーム運用開発部門 研究開発部長 テーマ:海洋資源開発の最前線 |
第9回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 石井博臣(いしいひろおみ):館山市役所 副市長 テーマ:海と観光の魅力 |
第10回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 西村尚己(にしむらなおき):スポーツフォトグラファー(アフロスポーツ所属) テーマ:マリンスポーツの魅力 |
第11回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 辻広登(つじひろと):エム・エムブリッジ(株) テーマ:海に架ける橋 |
第12回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 横山鐵男(よこやまてつお):(株)海 代表取締役社長、(元)公益社団法人東京湾海難防止協会理事長、(元)運輸安全委員会委員、(元)財団法人海上保安協会理事長、(元)高等海難審判庁長官、(元)社団法人日本水難救済会理事長、(元)海上保安庁警備救難監 テーマ:海上警備の第一線 |
第13回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 白石哲也(しらいしてつや):一般社団法人 港湾荷役システム協会 専務理事 テーマ:海と陸の物流をつなぐ「港の荷役」 |
第14回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 内藤寛人(ないとうひろと):(株)日立製作所 水・環境ビジネスユニット 環境事業部 情報システムエンジニアリング部 テーマ:AIと海 |
第15回 | 下記講師とテーマにより、講義を行う。 原田公一郎(はらだこういちろう):(株)日本港湾コンサルタント テーマ:海の海外技術協力 |
その他
教科書 |
特に教科書は用いない。事前に講義内容をチェックし、資料取集・分析して、授業に備えること。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
学生の授業評価は,毎回講演を聴講した後,一週間後にB4答案用紙1ページ程度のレポートを提出することを義務とする。レポートの内容は①講演のキーワード5つと概要,②講演内容から得た環境に関する重要な問題点や課題の抽出,③問題点や課題を解決するための方法論の展開,とする。レポートの評価は福井剛教授・山本和清准教授・髙橋浩二客員教授が100点満点で採点する。 出席回数については1/3以上の欠席、レポートの未提出の場合は、ウイズドロー(不可の評価となる)。 |
質問への対応 | 授業中でも終了後でも口頭及びメールによる質疑応答を歓迎する。 |
研究室又は 連絡先 |
福井剛 E-mail:fukui.tsuyoshi@nihon-u.ac.jp 山本和清 E-mail:yamamoto.kazukiyo@nihon-u.ac.jp 髙橋浩二 E-mail:takahashi.koji70@nihon-u.ac.jp 研究室:13号館6階1362A室、電話番号:047‐469-5483 |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:20 ~ 13:00 福井:13号館6階1366室
木曜 船橋 12:20 ~ 13:00 山本:13号館6階1362A室
木曜 船橋 12:20 ~ 13:00 髙橋:13号館6階1362A室
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学生への メッセージ |
常に熱意を持って取り組むことを期待します。 |