2023年 大学院理工学研究科 シラバス - 物質応用化学専攻
設置情報
科目名 |
エネルギー資源化学特論
エネルギー環境問題 現状の課題と解決へのアプローチ
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設置学科 | 物質応用化学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 高津 淑人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L13A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 大手製鉄会社で石油代替エネルギーの実用研究に携わった経験に基づき、以下の目標を達成するための授業を行う ・持続的発展に必要なエネルギー資源の必要性を議論できるようになる。 ・エネルギーの浪費を防ぐ意識を高めることができる。 ・エネルギーの浪費を防ぐための様々な実用技術を説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
(形態)対面方式を原則とする。エネルギー資源に関する話題提供の講義と自身の意見を述べるプレゼンテーションを繰り返す。自身以外のプレゼンテーションに対しては教員が作成したルーブリックに基づいて採点評価する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
毎回の授業で教員が指示する事前学習等による予習と授業内容の振り返り等による復習で1時限分(90分)の授業に対して4時間超の自学自習が必要 |
授業計画
第1回 | 授業の概要説明 ・全15回分の概要、成績評価方法などを詳しく説明します。 |
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第2回 | 講義1:原子力発電の現状 ・講義資料は授業後にCST-Voice(Google-Classroom)から配布します。 ・授業後に「簡単な振り返りレポート」を作成し、CST-Voiceから提出してください。それぞれのレポートに対して担当教員が可能な限りレスポンスします。 |
第3回 | 発表準備1:原子力発電の是非 ・原子力発電の是非を個別に調査、検討し、授業時間外を含めて発表資料を作成する。 |
第4回 | プレゼン発表1:原子力発電の是非 ・10分程度(発表時間は履修者数によって変わります)の時間で、根拠資料に基づいて自身の意見を発表する ・プレゼンテーションを授業参加者が採点する。採点表(ルーブリック)は担当教員が準備します。なお、自身のプレゼンには採点しないでください。 |
第5回 | 講義2:身近な省エネルギー技術 ・講義資料は授業後にCST-Voice(Google-Classroom)から配布します。 ・授業後に「簡単な振り返りレポート」を作成し、CST-Voiceから提出してください。それぞれのレポートに対して担当教員が可能な限りレスポンスします。 |
第6回 | 発表準備2:購入したくなる省エネ型家電製品 ・複数種の省エネ型家電装置から、指定する前提条件のなかで購入したいと思う機種を個別に調査、検討し、授業時間外を含めて発表資料を作成する。 |
第7回 | プレゼン発表2:購入したくなる省エネ型家電製品 ・10分程度(発表時間は履修者数によって変わります)の時間で、根拠資料に基づいて購入したいと思う機種を個別に発表する ・プレゼンテーションを授業参加者が採点する。採点表(ルーブリック)は担当教員が準備します。なお、自身のプレゼンには採点しないでください。 |
第8回 | 講義3:再生可能な電気エネルギー ・講義資料は授業後にCST-Voice(Google-Classroom)から配布します。 ・授業後に「簡単な振り返りレポート」を作成し、CST-Voiceから提出してください。それぞれのレポートに対して担当教員が可能な限りレスポンスします。 |
第9回 | 発表準備3:ソーラーパネル自宅導入の是非 ・指定する前提条件のなかで、ソーラーパネルを自宅に設置するか否かを判断する情報を個別に調査し、授業時間外を含めて発表資料を作成する。 |
第10回 | プレゼン発表3:ソーラーパネル自宅導入の是非 ・10分程度(発表時間は履修者数によって変わります)の時間で、根拠資料に基づいて導入の是非に対する自身の意見を発表する ・プレゼンテーションを授業参加者が採点する。採点表(ルーブリック)は担当教員が準備します。なお、自身のプレゼンには採点しないでください。 |
第11回 | 講義4:廃棄物からのエネルギーリサイクル ・講義資料は授業後にCST-Voice(Google-Classroom)から配布します。 ・授業後に「簡単な振り返りレポート」を作成し、CST-Voiceから提出してください。それぞれのレポートに対して担当教員が可能な限りレスポンスします。 |
第12回 | 発表準備4:廃棄物のリサイクル 日本のあるべき姿は? ・家庭ゴミの処分について日本のあるべき姿(焼却処分の是非など)を判断する情報を個別に調査し、授業時間外を含めて発表資料を作成する。 |
第13回 | プレゼン発表4:廃棄物のリサイクル 日本のあるべき姿は? ・10分程度(発表時間は履修者数によって変わります)の時間で、根拠資料に基づいてごみ処分のあるべき姿を個別に発表する。 ・プレゼンテーションを授業参加者が採点する。採点表(ルーブリック)は担当教員が準備します。なお、自身のプレゼンには採点しないでください。 |
第14回 | 講義5:バイオ燃料の現状と課題 ・講義資料は授業後にCST-Voice(Google-Classroom)から配布します。 ・授業後に「簡単な振り返りレポート」を作成し、CST-Voiceから提出してください。それぞれのレポートに対して担当教員が可能な限りレスポンスします。 |
第15回 | 授業全般の振り返りと総まとめ ・それぞれの講義に対する振り返りレポートに記された質問、意見に対するレスポンスを解説する。 |
その他
教科書 |
教科書は使用せず、オリジナルの講義用資料を配布します。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
『新・有機資源化学』 平野勝巳、古川茂樹、菅野元行、真下清、鈴木庸一、山口達明 三共出版 2011年 第1版
インターネットで無料閲覧できる「エネルギー白書(経済産業省)」も重要な授業用資料です。アドレスは授業にてお知らせします。
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成績評価の方法 及び基準 |
講義内容を振り返るレポートの提出とその出来栄え(50点)、およびプレゼンテーションに対する履修者間相互評価(50点)を合計し、授業成績を決定する。 |
質問への対応 | 授業後30分以内は講師控室で質問に対応します。前述の時間以外では、メールにより対応します |
研究室又は 連絡先 |
東京都市大学理工学部応用化学科(mkozu@tcu.ac.jp) |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
エネルギー資源の知識は、工業技術者に欠かせません。本科目で学んだ内容がみなさんの研究活動・将来の業務に活きることを願います。また、自分の意見(提案)を合理的にわかり易く説明できるようになることを期待しています。 |