2024年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 道路工学 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 大沢・前川 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A33P |
クラス | 3,4年全クラス | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目は土木工学の専門科目として設置されているものであり、道路の計画・設計に関する基礎を習得する。本講義を通じ、土木技術者に必要とされる幅広い視野を修得し、最終的には道路利用者及び住民に有用であり、耐久性に富み、周辺環境にマッチした道路の計画設計を合理的に行うことができる技術者を育てることを目的とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義は対面にてPPTを中心とした講義形式で行うが、部分的にはVTRも利用する。 |
履修条件 | 選択 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当している。 |
授業計画
第1回 | 道路を学ぶ意義 授業の進め方/道路の定義/道路の役割/道路と街路/道路を眺めて見る | 【事後学習】授業内容を復習して道路の意義を理解しておくこと。 | 【事後学習】240分 |
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第2回 | わが国の道路整備の法体系と財源 道路の歴史/道路法/関係法令/道路構造令の運用と解説 | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第3回 | 道路の計画・設計(1) 事業手続き/都市計画決定/用地買収/補償/合意形成/PI/ | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第4回 | 道路の計画・設計(2) 計画設計プロセス/道路の種類/道路の区分/横断構成/路線選定/環境対策 | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第5回 | 舗装とは/工学としての舗装の位置づけ | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第6回 | 舗装のあるべき姿と診断・補修 | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第7回 | 道路の計画・設計(3) 幾何構造/線形設計/平面線形/縦断線形 | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第8回 | 道路の計画・設計(4) 平面交差/立体交差/道路付属施設 | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第9回 | 舗装の設計と施工(1)(アスファルト舗装) | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第10回 | 舗装の設計と施工(2)(コンクリート、路床路盤、その他) | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第11回 | 地域環境・地球環境と舗装 | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第12回 | 利用者ニーズの多様化と行政の対応 | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第13回 | 舗装の歴史/世界と比べたわが国の特徴 | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第14回 | 道路の計画・設計(5) 道路空間の再配分/占用許可 | 【事前学習】参考書等を読んで予習しておくこと。 【事後学習】授業内容を復習しておくこと。 | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
第15回 | 理解独確認試験 講義全体に対するフィードバック | 【事前学習】配布資料、参考書等を読んで試験に向けて総復習しておくこと。 | 【事前学習】240分 |
その他
教科書 |
必要な資料は講義時に配布する
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参考書 |
社団法人日本道路協会 『道路構造令の解説と運用(令和3年3月版)』 丸善 2021年 第改訂版
姫野賢治 『道路工学』 理工図書(株) 2005年 第初版
多田宏行 『道路工学(改訂2版)』 (株)オーム社 2007年 第2版
石井一朗 『道路工学入門』 森北出版(株) 2006年 第1版
窪田陽一 『道路が一番わかる』 技術評論社 2001年 第1版
中村俊行 『舗装設計施工指針(平成18年版)』 (社)日本道路協会 2006年 第18年版
矢野善章 『舗装設計便覧(平成18年版)』 (社)日本道路協会 2006年 第18年版
西澤辰男 『舗装工学の基礎』 (公社)土木学会 2012年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
授業後に実施する理解度確認小テスト 10% 道路と舗装に関するレポート 30% 理解度確認期間中に実施する試験 60% |
質問への対応 | 授業中随時または授業後に受付ける。また、e-mailにて質問を送ることも可能である。 |
研究室又は 連絡先 |
大沢:駿河台校舎タワー・スコラ10階S1004室oosawa.masaharu@nihon-u.ac.jp 前川:大沢を通じて連絡を取ること |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:20 ~ 13:20 担当:大沢(研究室)
土曜 駿河台 16:40 ~ 17:40 担当:大沢(研究室)
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学生への メッセージ |
道路は特別なものでなく人間生活を支える血管でもある。その道路について理解を深めることを期待する。道路は、自動車のためだけでなく、自転車、歩行者も利用する。実際に様々な観点から道路を利用して、理解を深めると同時に問題意識を持つことを希望する。 |