2024年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 |
河川環境工学
河川地形、河道形態、河川構造物、河川計画、河川堤防、水文学、流出解析、不定流の基礎
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 安田 陽一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A43R |
クラス | 土木工学 3年生4年生 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 治水、利水、環境などの多面的な観点から川の姿を把握し、河川の整備・管理の考え方について述べる。具体的には、国内の河川の特徴を学習し、河川を管理する上で必要な河川法、治水・利水からみた河川構造物の位置づけ、河川計画、現在の河川環境からみた今後の河川整備の方向性などを考える。 本科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は対面授業で行う。授業内容が理解しやすいように、実務経験に基づいた画像、資料配布などを利用して現象を説明する。レポート課題を通じて、授業内容を復習し、出題2日後に解説資料をダウンロードできるようにし、自己添削を行い、修正が必要な場合は清書し、一連のレポートを翌週の火曜日に提出する。なお、レポートは授業内容の要点をA4版レポート1枚にまとめ、かつ授業内容に関連した課題を出題する。 |
履修条件 | 単位修得有無には制限はないが、水理学Ⅰ・Ⅱを履修した学生を対象とする。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | ディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシーの関連として、3年生から実践的な専門科目を学ぶ段階となり、河川環境工学は土木工学の専門分野として求められる重要な主要な科目であり、授業ごとに授業内容の主なポイント、河川技術への適用を確認し、理解の程度を確認して総合評価した上で単位取得の有無が判断される。 |
授業計画
第1回 | 第1回は,河川環境工学で学ぶポイントおよび河川地形について学ぶ. Classroomで事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
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第2回 | 第2回は,土砂の生産と移動,河床形態,河床変動の特徴およびその現状課題について学ぶ. Classroomで事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第3回 | 第3回は,第1回から第2回までの講義内容を総括し,全体構成を学ぶ.Classroomから総括資料をダウンロードし,復習する(120分).また,総括レポートを作成し提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第4回 | 第4回は,河川構造物の機能とその特徴について学ぶ. Classroomから事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第5回 | 第5回は,河川堤防の機能および課題について学ぶ. Classroomから事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第6回 | 第6回は,河川法,河川計画について学ぶ. Classroomから事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第7回 | 第7回は,第4回から第6回までの講義内容を総括し,全体構成を学ぶ.Classroomから総括資料をダウンロードし,復習する(120分).また,総括レポートを作成し提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第8回 | 第8回は,水文調査・解析について学ぶ. Classroomから事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第9回 | 第9回は,水文流出解析について学ぶ. CST-VOICEから事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第10回 | 第10回は,第8回から第9回までの講義内容を総括し,全体構成を学ぶ.Classroomから総括資料をダウンロードし,復習する(120分).また,総括レポートを作成し提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第11回 | 第11回は,非定常流の取扱い,河道の水理について学ぶ. 洪水流の伝播速度およびKleitz Seddonの法則を学ぶ. Classroomから事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第12回 | 第12回は,洪水時における流量・流速・水深・水面勾配のピーク順序を学ぶ. Classroomから事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第13回 | 第13回は,洪水時の貯水池における減勢効果について学ぶ.理想段波について学ぶ. Classroomから事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第14回 | 第14回は,津波の特性,グリーンの法則について学ぶ. Classroomから事前資料をダウンロードし,予習する(120分).また,レポート課題を出題し,解説参考資料に基づき添削し,修正する.一連のレポートを提出する(120分). | 事前にClassroomでアップロードされる授業資料を学習し、授業展開の趣旨を把握する。授業受講後には、Classroomを通して出題されるレポート(授業内容のまとめ、授業内容に関連する課題、専門用語を用いずに授業内容を簡潔に紹介)に取り組み、2段階にまたがって、独自にまとめたレポート、自己添削をしたレポートを提出する。 | 事前学修として1時間、事後学修として3時間を求める。 |
第15回 | 第1回から第14回までの授業内容を確認する試験を行う。 | 1回目から14回目までの授業内容を総復習する。授業後には後期から始まる土木工学総合演習との関連性が高いため、自己添削をして理解不足を補う。 | 事前学修として2時間、事後学修として2時間を求める。 |
その他
教科書 |
椎葉充晴、立川康人、市川 温 『例題に学ぶ水文学』 森北出版株式会社 2010年 第1版
大津岩夫・安田陽一編著 『水理学』 理工図書 2013年 第4版
関根正人 『移動床流れの水理学』 共立出版 2005年 第1版
教科書として列記しているが、ご自身の状況に応じて学びやすいものを見つけ、自主的に調べる。
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参考書 |
講義に必要な資料を適宜配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
持ち点100点から始まります。 各回に3種類の課題のレポートを2段階で作成し提出します。未完であれば減点し、各回に最大5点の減点が生じるシステムを導入します。また、出席(最後の授業終了時点で確認)が確認できない場合、4点減点とします。レポートの提出方法はClassroomを見てください。 |
質問への対応 | メールもしくは、メールによってアポをとる。表題には必ず<河川環境工学の件>と記載すること。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワースコラ棟環境水理研究室S1011号室 yasuda.youichi@nihon-u.ac.jp 03-3259-0409 |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 16:40 ~ 18:10 S1011号室
金曜 駿河台 15:00 ~ 18:00 S1011号室
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学生への メッセージ |
土木工学科で河川工学を学ばずに卒業することは社会的には土木技術の主力を捨てたことになる。河川とその環境に対する正しい認識と知識を身につけてもらい。また、さまざまな実践的な課題に取り組める技術者になることを望む。 |