2024年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 建設材料 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 谷口・下川 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B14B |
クラス | |||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目は,交通システム工学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち,D(専門応用学力)の達成に主体的に関与する科目であり、さらにC(専門基礎学力)の達成に補足的に関与する科目である。 本科目のカリキュラム上の位置づけは,交通施設構造物の建設に多く用いられる材料の中で,コンクリート、鋼材、瀝青材料についての基礎的な知識を習得することです。 C「専門基礎学力」の具体的な学習目標は下記の通りです。 ・一般的な建設材料の基本的性質(力学的性質、物理的性質、化学的性質)を理解し、説明できること。 D「専門応用力」の具体的な学習目標は下記の通りです。 ・コンクリート用材料(セメント、骨材、混和材料、練混ぜ水)のそれぞれの種類と性質を理解し、説明できること。 ・フレッシュコンクリートの性質を理解し、説明できること。 ・硬化コンクリートの性質(力学的性質、耐久性など)を理解し、説明できること。 ・各種コンクリートの種類と性質を理解し、説明できること。 ・鋼の力学的性質,鉄筋コンクリートの特徴を理解し、説明できること。 ・瀝青材料(アスファルト)性質と用途について説明できること。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 教科書を中心に講義を進めます。理解を助けるために適宜課題演習を行います。 (講義)パワーポイントを用いて講義を行う。 (演習)教科書の章末問題等を基に、理解を定着させます。 |
履修条件 | 専門教育科目 必修科目 履修条件:特に無し。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
授業計画
第1回 | <講義内容の説明,建設構造物と材料>具体的な建設構造物とその材料(コンクリート材料、金属材料、瀝青材料、木材、石材) | 【事前学習】教科書(P.1~P.4)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
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第2回 | <建設材料の基本的性質(1)>建設材料(コンクリート材料、金属材料、瀝青材料、木材、石材)の分類と性質,物理的性質,力学的性質 | 【事前学習】教科書(P.5~P.13)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第3回 | <建設材料の基本的性質(2)>耐久性,複合材料の基本概念,建設材料の規格 | 【事前学習】教科書(P.13~P.23)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第4回 | <コンクリート用材料(1)>セメントの種類と性質、骨材の種類と性質 | 【事前学習】教科書(P.24~P.44)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第5回 | <コンクリート用材料(2)>混和材料,練混ぜ水の種類と性質 | 【事前学習】教科書(P.44~P.51)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第6回 | <コンクリート(1)>フレッシュコンクリート | 【事前学習】教科書(P.52~P.64)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第7回 | <コンクリート(2)>硬化コンクリート(単位容積質量,圧縮強度) | 【事前学習】教科書(P.64~P.74)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第8回 | <コンクリート(3)>硬化コンクリート(その他の強度,弾性および塑性,体積変化とひび割れ,水密性) | 【事前学習】教科書(P.74~P.87)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第9回 | <コンクリート(4)>硬化コンクリート(耐久性,その他の性質,非破壊試験) | 【事前学習】教科書(P.87~P.94)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第10回 | <コンクリート(5)>各種コンクリート | 【事前学習】教科書(P.95~P.138)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第11回 | <コンクリートの演習・解説>教科書の章末演習問題(2,3,4章)の解説 | 【事前学習】教科書をよく読み、わからない点を整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第12回 | <構造および鉄筋コンクリート構造> 鋼の力学的性質,鉄筋コンクリートの特徴 | 【事前学習】教科書(P.140~P.158)をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、CST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容を自分なりに整理し、重要な点を確認しておくこと。演習課題があるときは、それも行うこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第13回 | 瀝青(アスファルト)の定義と用途,化学的特徴 | 【事前学習】石油アスファルトの製造方法、基本的性質、使用方法について参考図書及び図書館にて予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布するまとめ・レポートの作成とともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第14回 | アスファルトの物理的・力学的性質 | 【事前学習】アスファルトの物理的性質、力学的特徴ついて参考図書及び図書館にて予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布するまとめ・レポートの作成とともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第15回 | <理解度確認試験およびその解説>理解度確認試験を実施し,本科目に関連する学習・教育到達目標及び具体的な能力が身についていることを確認する。理解度確認試験の解説を行う。学生は各自,理解できていなかった項目を復習し,理解を深めることとする。 | 【事前学習】教科書をよく読み、わからない点を整理しておくこと。また、これまでにCST-VOICEにアップした資料をよく読み理解しておくこと。(240分) | 【事前学習】(240分) |
その他
教科書 |
戸川一夫 『建設材料』 森北出版 2012年 第2版
特になし。
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参考書 |
小谷昇,井田敏行,小平恵一 『図解 土木講座 コンクリートの知識』 技報堂 2003年 第五版
内山久雄,牧剛史,加藤佳孝,山口明伸 『ゼロから学ぶ土木の基本 コンクリート』 オーム社 2012年 第1版
特になし。
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成績評価の方法 及び基準 |
・総合評価は原則として理解度確認試験80%および授業時の演習レポート20%の配点とし,GPA制度の基準にしたがって合否および優劣を総合評価する。 ・出席が80%未満の場合は,原則として成績評価の採点対象としない。 |
質問への対応 | オフィースアワー時に対応。 下川はメールにて対応。 |
研究室又は 連絡先 |
下川(shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp) 谷口(taniguchi.nozomu@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00 谷口
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学生への メッセージ |
本授業に望むにあたっては教科書,ノート,電卓,筆記用具(定規を含む)を常に持参し,授業中は常に静粛にし私語を慎むこと。 |