2024年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
| 科目名 | 交通事業論 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 吉岡・阿部（等）・水野 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3･4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | B33E |
| クラス | |||
| 履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 | ||
| その他 | 実務経験のある教員による授業科目 | ||
概要
| 学修到達目標 | 本科目では，交通事業の経営・運営などに関する理論とその実際について学び，交通事業のあり方や実務について専門的見地から議論できるようになることを学習目標とする． 鉄道会社，交通コンサルタント，航空会社での勤務経験をもとに，交通事業の実際や課題などについて授業を行う． 本科目は，学科の学習・教育到達目標A～I（「学生生活のしおり」p.1参照）のうち，D「専門応用力」およびH「計画的遂行能力」の達成に重要な科目です．またG「チームワーク力・実践能力」の達成にも関与する科目です． |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
原則として対面授業とする．． なお，授業は３～４限連続で行う．具体的な授業日は科目ガイダンスにて提示する． |
| 履修条件 | 専門教育科目 マネジメントコース 必修 エンジニアリングコース 選択 交通計画系群科目「交通システム計画」「交通経済学」「社会基盤計画」「プランナーのための会計学」を受講することが望ましい． |
| ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連 | 本授業科目はDP1・3・4・5・6・7・8及びCP1・3・4・5・6・7・8に該当しています． |
授業計画
| 第1回 | ＜授業の順序，授業日は変更になる場合がある＞ ガイダンス（吉岡） 学習目標，授業計画，授業スケジュールなど 交通事業とは 交通事業の特性，交通事業の種類，交通事業の経営，交通事業関連法規など | 【事前学習】上記に関する情報をWeb検索してキーワード等を整理し，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと 【事後学習】授業内容のノートを整理し，学生間でお互いに補完しながらノートを充実しておくこと | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
|---|---|---|---|
| 第2回 | 交通事業の実際「鉄道」（阿部） １．鉄道関係のイントロ、満員電車解消 | 【事前学習】不要 【事後学習】配布資料を熟読し演習課題をまとめ、また教科書を読み進める | 【事後学習】240分 |
| 第3回 | 交通事業の実際「鉄道」（阿部） ２．北海道の鉄道、鉄道最前線 | 【事前学習】不要 【事後学習】配布資料を熟読し演習課題をまとめ、また教科書を読み進める | 【事後学習】240分 |
| 第4回 | 交通事業の実際「鉄道」（阿部） ３．前回演習課題の解説、有人自動運転、沖縄の交通イノベーション | 【事前学習】不要 【事後学習】配布資料を熟読し演習課題をまとめ、また教科書を読み進める | 【事後学習】240分 |
| 第5回 | 交通事業の実際「鉄道」（阿部） ４．中速新幹線、テヘランの交通問題 | 【事前学習】不要 【事後学習】配布資料を熟読し演習課題をまとめ、また教科書を読み進める | 【事後学習】240分 |
| 第6回 | 交通事業の実際「鉄道」（阿部） ５．前回演習課題の解説、鉄道テロ対策、東京臨海部の交通 | 【事前学習】不要 【事後学習】配布資料を熟読し演習課題をまとめ、また教科書を読み進める | 【事後学習】240分 |
| 第7回 | 交通事業の実際「鉄道」（阿部） ６．鉄道イノベーション、沿線革命 | 【事前学習】不要 【事後学習】配布資料を熟読し演習課題をまとめ、また教科書を読み進める | 【事後学習】240分 |
| 第8回 | 交通事業の実際「航空」（水野） １．航空産業の概論 | 【事前学習】上記に関する情報をWeb検索してキーワード等を整理し，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと 【事後学習】授業内容のノートを整理し，学生間でお互いに補完しながらノートを充実しておくこと | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第9回 | 交通事業の実際「航空」（水野） ２．航空産業の最新動向（安全・オペレーションなど） | 【事前学習】上記に関する情報をWeb検索してキーワード等を整理し，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと 【事後学習】授業内容のノートを整理し，学生間でお互いに補完しながらノートを充実しておくこと | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第10回 | 交通事業の実際「航空」（水野） ３．航空産業の最新動向（DX、環境対応、新規事業） | 【事前学習】上記に関する情報をWeb検索してキーワード等を整理し，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと 【事後学習】授業内容のノートを整理し，学生間でお互いに補完しながらノートを充実しておくこと | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第11回 | 交通事業の実際「航空」（水野） ４．航空産業の最新動向（航空と観光） | 【事前学習】上記に関する情報をWeb検索してキーワード等を整理し，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと 【事後学習】授業内容のノートを整理し，学生間でお互いに補完しながらノートを充実しておくこと | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第12回 | 交通事業の実際「航空」（水野） ５．航空産業の最新動向（貨物事業） | 【事前学習】上記に関する情報をWeb検索してキーワード等を整理し，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと 【事後学習】授業内容のノートを整理し，学生間でお互いに補完しながらノートを充実しておくこと | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第13回 | 交通事業の実際「航空」（水野） ６．航空産業の最新動向（貨物事業） | 【事前学習】上記に関する情報をWeb検索してキーワード等を整理し，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと 【事後学習】授業内容のノートを整理し，学生間でお互いに補完しながらノートを充実しておくこと | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第14回 | 理解度確認試験（水野・阿部・吉岡） ・授業内容の理解度を確認するためにの試験を行う（該当箇所は，水野・吉岡のみ） | 【事前学習】これまでの講義内容等を整理し，理解できない箇所を質問できるようまとめておく 【事後学習】授業内容のノートを整理し，学生間でお互いに補完しながらノートを充実しておくこと | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
| 第15回 | 総括（水野・阿部・吉岡） ・これまでのまとめ、レポート課題、理解度確認試験について解説します。 ・阿部講師担当分：前回演習課題の解説、鉄道関係のまとめ、池袋ＬＲＴ、ロボットスーツ | 【事前学習】これまでの講義内容等を整理し，理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと 【事後学習】授業内容のノートを整理し，学生間でお互いに補完しながらノートを充実しておくこと | 【事前学習】120分 【事後学習】120分 |
その他
| 教科書 |
阿部 等 『満員電車がなくなる日 改訂版』 戎光祥出版
定価1,296円を1,100円にて販売
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| 参考書 |
土井正幸 ， 坂下 昇 『交通経済学（応用地域経済学シリーズ）』 東洋経済新報社
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| 成績評価の方法 及び基準 |
総合評価は，レポート課題（阿部45％），理解度確認試験（水野45％，吉岡10％）の配点とする． GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行う． 学習目標を達成するために、全ての授業回で出席することを原則とし、出席が80％に満たない場合は採点対象としない。 |
| 質問への対応 | 授業後などに対応 |
| 研究室又は 連絡先 |
CST-VOICE |
| オフィスアワー |
火曜 船橋 12:15 ～ 13:00 吉岡
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| 学生への メッセージ |
エンジニアコース学生（３，４年生）の選択受講を推奨する 阿部講師より：以下２つの動画を見てコメント投稿を読んでみて下さい。 https://youtu.be/C_aONMsgtoU https://youtu.be/vTnZf-DFl94 鉄道に関する具体的な事業アイデアを多数示し、世の中一般の見方と異なるお話をします。鉄道はビジネスチャンスの宝庫、産業として膨大な伸びしろありと合点したら、交通技術者として社会で実現し新しい時代を開いて下さい。 |