2024年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 製図・デザイン基礎Ⅱ | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 伊東・谷口 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B41B |
クラス | |||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは,社会基盤施設建設に関する製図技術について基礎的な知識を習得することです。社会基盤施設を構成する土木・交通の構造物の調査、計画、設計、製作、施工および維持管理に必要な図面を作成する基礎的な製図法をコンピュータのCADを利用して行います。CADの基本操作を習得したあと、鋼構造(プレートガーダー橋梁)に関する製図方法を修得します。 本科目は交通システム工学科の学習・教育到達目標A~I(学生生活のしおりp.1参照)のうちC「専門基礎学力」およびI「デザイン・総合力」の達成について重要な科目であるとともに、またE「生涯自己学習能力」の達成にも関連する科目です。 具体的な学習目標: *主体的に関与する科目 C(専門基礎学力):CAD製図図面の内容および作成方法を理解すること,またその図面を元に各自が作成する模型の載荷試験を行うことでより構造的な理解を深め,交通基盤の計画等に活かす能力を養う. I(デザイン・総合力): CAD製図図面の内容を理解し,またその図面を元に各自で模型を作成することと載荷試験を行うことでより構造的な理解を深め,交通基盤の設計に関する基礎知識を理解することを目標する. *付属的に関与する科目 E(生涯自己学習能力):各回の事前・事後学習の実施する能力およびCAD課題を自ら考え学習し期限までに提出する能力を養う. |
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授業形態及び 授業方法 |
コンピュータを利用してCADの操作を習得しながら授業を進めます。授業は対面授業で実施します。 またプレートガーダー橋梁の図面をCADで模写を進めてその成果を毎回ネットワークを介して提出します。CAD製図は毎回1時間ほど自宅で作業する必要があります。 原則として使用するコンピュータ(ノートパソコン)は各自用意することとなります。数に限りがありますが事前申請者にはノートパソコン貸出の用意もありますので授業内で調整します。 提出された課題等のフィードバックは後日、授業時間内に行います。 |
履修条件 | 専門教育科目:必修,両コース共通 前期のインセンティブで行うコンピュータの基本操作とインターネットの利用に関する基礎的な知識が必要です。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・2・3・4・5・6・7・8及びCP1・2・3・4・5・6・7・8に該当しています。 |
授業計画
第1回 | コンピュータの基本操作(1) 初期設定、CADなど必要ソフトのインストール、ファイルの操作、日本語入力、インターネットへの接続、ブラウザ、課題提出方法およびネットによる出席情報の提出方法。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
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第2回 | 実際の設計業務における図面(CAD)の役割(1) 実際の設計業務での図面(CAD)の役割について解説する。 | 【事前学習】授業内容に関連する内容について事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第3回 | 実際の設計業務における図面(CAD)の役割(2) 設計図面(CAD)から製作・架設・完成までの事例について解説する。 | 事前学習】授業内容に関連する内容について事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第4回 | CADによる鋼構造模写(1) CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第5回 | CADによる鋼構造模写(2) CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第6回 | CADによる鋼構造模写(3) CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第7回 | CADによる鋼構造模写(4) CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第8回 | CADによる鋼構造模写(5) CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第9回 | CADによる鋼構造模写(6) CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第10回 | CADによる鋼構造模写(7) CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第11回 | CADによる鋼構造模写(8) CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第12回 | CADによる鋼構造模写(9)および橋梁模型製作について CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第13回 | CADによる鋼構造模写(10)および橋梁模型製作について CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第14回 | 模型載荷コンテスト 各自が製作したプレートガーダー模型について、形状の評価および載荷試験を実施する。 CAD作業の成果はCST-VOICEで提出する。 | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第15回 | 完成したCADの図面および模型に関するまとめ | 【事前学習】予習範囲を指示するので事前に閲覧しておくこと 【事後学習】講義内容の整理を行い,課題を進める | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
その他
教科書 |
全ての情報はCST-VOICEで発信します
適宜、関連資料のプリントを配付します。
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参考書 |
清水・田中 『Jwcad for Windows徹底解説 操作編』 エクスナレッジ 2001年 第1版
土木学会編 『土木製図基準』 土木学会 1998年
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成績評価の方法 及び基準 |
成績評価はプレートガーダー模写(CAD)を60%、模型と載荷試験結果を約40%で総合評価する。 GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行います。学習目標を達成するために、全ての授業回で出席することを原則とし、出席が80%に満たない場合は採点対象としない。 |
質問への対応 | 授業中に随時質問を受け付けます。また、研究室あるいはメールlでも対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
伊東:交通環境研究室(7号館3階738室)ito.hideyuki@nihon-u.ac.jp・047-469-6476 谷口:鉄道構造研究室(7号館1階7111室)taniguchi.nozomu@nihon-u.ac.jp・047-469-5240 山中:地盤工学研究室(7号館1階717室)yamanaka.kouichi@nihon-u.ac.jp・047-469-5217 菊池:交通システム研究室(7号館3階739C室)kikuchi.hiroki@nihon-u.ac.jp・047-469-5355 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00 谷口・山中・菊池
水曜 船橋 12:30 ~ 13:00 伊東
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学生への メッセージ |
コンピュータの基本スキルとCADの操作を早めに自分のものにしましょう。卒業までに様々なシーンでコンピュータスキルが要求されます。 課題(レポート提出も含む)については、提出期限を必ず守ることが重要。守れない場合は原則として受け取りません。 課題未提出者については、最終評価をしないので、課題は必ず提出すること。課題遅延提出については厳しく減点します。 他人のCAD図面データをコピーして提出した者,もしくは他人に自分のコピーを渡した者は、採点対象としません。 なお、各課題の解説・説明時には常に良く耳を傾け、真摯に講義メモを取ることを心がけてください。 |