2024年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
| 科目名 | 行政法規 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 竹田 智志 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C12R |
| クラス | |||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
| その他 | 実務経験のある教員による授業科目 | ||
概要
| 学修到達目標 | 私有財産の尊重は近代法の基本原則の一環である。そして、私有財産の最も基本的な財産が不動産である。一方 街づくり、国づくり、人間環境の基本として不動産がある。この不動産を有効適正に利用・管理するための法規制として不動産行政法規がある。ここでは不動産行政法規の法的特質、問題点、発展の方向を明らかにするとともに（総論）、主要法規（各論）の基礎概念を概説。都市法のスキームを理解し、概要を説明できるようになる。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
授業方法は、板書と講義（大量のresume）が中心だが、学生諸君の質問を通じて理解の促進を図りたい。不動産に関する規制、制度について概観することが重要だが、今後の都市形成の実態等の動向を把握し、個別的な法制度と現状とその課題をおさえることを通じて、都市が抱える法的課題を認識し、その課題に取り組むことのできる実践的能力を身につけることを目標とする。「対面授業」が基本だが、コロナ蔓延の際は「同時双方向型授業」に切り換える。 （実務教員による授業） 新聞記者の経験をもとに、制度生成の過程、重要判例、学説を含めて講義する。不動産に関する重要な法と法律学についての基礎知識や様々な法律の概要について授業を行う。 |
| 履修条件 | 特になし。 |
| ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連 | 本授業科目はDP1・３・５・６及びCP１・３・５・６に該当します。 |
授業計画
| 第1回 | 都市法という視点 １ guidanceわが国における土地利用計画制度（都市法のroots） | 【事前学修】シラバスの内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
|---|---|---|---|
| 第2回 | 都市法という視点 ２ 国土利用計画（土地基本法及び国土利用計画法の概要） | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第3回 | 都市法という視点 ３ 都市計画（都市計画法及び建築基準法の概要） | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第4回 | 都市とは何か 「日本の都市計画」、「諸外国の都市計画」 | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第5回 | 都市計画、建築基準法の意義と目的 「火事と喧嘩は江戸の華」、市区改正条例を読む | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第6回 | 都市計画法の内容１ わが国の近代都市計画 | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第7回 | 都市計画法の内容２ 色と線 法学reportの書き方、課題reportのtheme発表 | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第8回 | 都市計画法の内容３ （都市計画の決定と開発許可制度） 都市計画法に関わる判例分析 | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第9回 | 建築基準法の内容１（用語の定義及び制度規定） | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第10回 | 建築基準法の内容２ （構造強度と一般構造、単体規定） | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第11回 | 建築基準法の内容３ （防火・避難規定） | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第12回 | 建築基準法の内容４ （集団規定１）レポート実施 | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第13回 | 建築基準法の内容５ （集団規定２） レポートの解説 | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第14回 | 建築士法他関連法令解説 建築基準法に関する判例分析 | 【事前学修】講義内容について質問できるようにしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
| 第15回 | 全体のまとめと試験および解説 | 【事前学修】試験の準備をしておく。 【事後学修】講義の内容を説明できるようにする。 | 【事前学修・120分】 【事後学修・120分】 |
その他
| 教科書 |
resume、配布資料が中心。熟読して理解に役立ててほしい。textに準じるものとしては「建築関係法令集」（総合資格学院）がある。他科目で使用している場合は、それを利用。
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| 参考書 |
三省堂編 『デイリー六法 978-4-385-15982-9』 三省堂 2017年以降版年
三省堂編 『デイリー法学用語辞典』 三省堂
講義時に随時、参考文献を紹介する。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
課題reportの提出（中間試験の代わり）と定期試験によるが、授業への積極参加度も考慮する。reportは法学のreportなので、様式（定石）を踏襲して戴きたい。ただ書いて提出するのみではないので注意すること。書き方は、講義時に説明、資料も配布する。 |
| 質問への対応 | 授業前後に対応する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
窓口：都市計画研究室（泉山）タワー・スコラS805室 |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
resumeを熟読して欲しい。なお試験範囲が若干、広がるけれども、マンション管理士といった資格にも是非挑戦していただきたい。 |