2024年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築情報処理Ⅲ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 秦 一平 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C25M |
クラス | 建築,企画 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 建築情報処理Ⅰで学習したレベルから,高度な情報処理能力を学習する.VBAを用いてプログラ ミングの基礎を学習し,プログラミングに必要なアルゴリズムの構築と実験データの処理など の例題として,実際にプログラミングを作成し,高度な情報処理技術の習得することを目的と する. |
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授業形態及び 授業方法 |
コンピュータ演習室にて「対面授業」で実施する.振動工学および対地震構造に学習した内容をPCによる演習作業に重点を置いて講義を進める. 講義資料としては授業内容を網羅した資料を配布し,自宅での自習作業にも配慮する.授業で 作成するプログラムは難しい分野を扱いますが,計算プログラム及び入出力部は主に授業内で 配布した資料から作成してもらいます.それ以外の部分ついて,オリジナルでアレンジしても らうことを基本としているので,プログラミングが不得意であっても授業についていけます. |
履修条件 | 基本的なコンピュータの操作方法を習得していること.条件ではないが,振動工学,対地震構 造,建築情報処理Ⅰを履修していることが望ましい. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4・5・6及びCP1・3・4・5・6に該当しています。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス・Excelの基本演習 | 【事前学習】エクセルによるグラフ作成方法を復習しておく(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
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第2回 | プログラムの基本1 | 【事前学習】アルゴリズムとは何かを予習しておく(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第3回 | プログラムの基本2 | 【事前学習】計算手順をフローチャートにしてみる(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第4回 | プログラムの基本3 | 【事前学習】条件分岐について予習しておく(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第5回 | プログラムの基本4 | 【事前学習】計算手順をフローチャートにし,繰返しによる作業効率化を計画する(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第6回 | プログラムの基本5 | 【事前学習】OPEN文を調べる(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第7回 | 中間課題提出 | 【事前学習】第1回から第6回の内容を復習する(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第8回 | 時刻歴応答解析プログラムの作成1 | 【事前学習】時刻歴応答解析とは何かを調べる(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第9回 | 時刻歴応答解析プログラムの作成2 | 【事前学習】OPEN文を調べる(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第10回 | 時刻歴応答解析プログラムの作成3 | 【事前学習】三角関数のグラフを作成できるようにする(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第11回 | 時刻歴応答解析プログラムの作成4 | 【事前学習】プログラムで計算された結果を検証する(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第12回 | 時刻歴応答解析プログラムの作成5 | 【事前学習】エクセルでの図形作成方法を理解する(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第13回 | 時刻歴応答解析プログラムの作成6 | 【事前学習】アニメーションの方法をフローチャート化する(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第14回 | 時刻歴応答解析プログラムの作成7 | 【事前学習】作成したプログラムの改良案を考える(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第15回 | 最終課題提出 | 【事前学習】プログラムをできる限り完成させる(60分) 【事後学習】授業内でできなかったところを復習する(60分) | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
小舘 由典 『できる Excel マクロ&VBA 2013』 インプレスジャパン 2013年 日花 弘子 『仕事に役立つExcel統計解析 第3版』 ソフトバンク クリエイティブ 2012年 第3版 プログラミングに必要な言語は授業内で説明しますが,今後にいろいろ発展させたい場合には おすすめです.
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成績評価の方法 及び基準 |
成績評価については,出席状況や演習課題・中間課題・最終課題の提出状況・課題の採点結果から総合的に評価する. |
質問への対応 | 質問がある場合は,授業後およびオフィスアワーの時間に対応します. |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワースコラ9階903室(秦) hata.ippei@nihon-u.ac.jp 03-3259-0695 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 13:00 ~ 15:00
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学生への メッセージ |
VBAプログラミングになれることを目的としているため,計算プログラム部分は資料で配布 します.作成するプログラムの内容は,環境・構造系分野で,特に振動・音の研究するうえで 基本となるものです.ある程度の中身を知ること,そして扱える範囲を理解してもらうことを 基本としています. |