2024年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築基礎構造 | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 酒句 敎明 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C45M |
クラス | 1組および2組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | この授業は,地盤を構成する土の基本的性質と土の力学を扱う「地盤工学」および建築物の基礎構造の設計・施工の技術的問題を扱う「基礎工学」を対象とする.土の物理的・水理学的性質および土の力学的性質の知識を習得し,これらの知識を建築物の基礎構造に応用し,直接基礎の支持力と沈下および杭基礎の設計について理解することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 板書を中心とした講義形式で行う.なお,必要に応じて配付資料,パワーポイントおよびビデオを用いて説明を行う. |
履修条件 | 応用力学,建築材料を修得していることが望ましい. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5・6及びCP1・3・5・6に該当しています. |
授業計画
第1回 | 建築基礎構造の学習の目標と意義 | 【事前学習】シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと 【事後学習】授業での案内に従って適宜,講義内容を把握すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
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第2回 | 土の種類と物理量① 地質年代/土の呼び名/三相図 教科書pp.3~8,配布資料 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第3回 | 土の種類と物理量② 土の工学的分類/粒径加積曲線/コンシステンシー/相対密度 教科書pp.3~8,配布資料 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第4回 | 地下水と地中応力 有効応力と間隙水圧/土の透水性 教科書pp.8~19 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第5回 | 土の圧密 圧密沈下/正規圧密・過圧密・未圧密状態 教科書pp.20~27 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第6回 | モール・クーロンの破壊規準 土のせん断強さ/土のせん断試験法/土の破壊条件 教科書pp.28~29 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第7回 | 中間試験および解説 | 【事前授業】前回までの授業の復習 【事後学習】試験の中できなかった箇所の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第8回 | 地盤の液状化 側方流動/建物被害 教科書pp.31~37 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第9回 | 地盤調査 標準貫入試験/室内土質試験/原位置試験 教科書pp.41~58 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第10回 | 擁壁に作用する土圧 土圧の種類/ランキンの土圧論/静止土圧/クーロンの土圧論 教科書pp.251~262 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第11回 | 直接基礎 直接基礎の種類/支持力式/沈下の計算 教科書pp.69~95 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第12回 | 杭基礎① 杭基礎の種類と工法/鉛直支持力の設計例 教科書pp.99~177 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第13回 | 杭基礎② 水平抵抗の設計例/沈下の算定例 教科書pp.99~177 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第14回 | 地盤改良 地盤改良の原理/地盤改良工法の分類 教科書pp.215~247 | 【事前授業】前回授業での案内に従って予習を行うこと 【事後学習】授業での案内に従って復習し,演習レポート等を通じて十分に学習すること | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
第15回 | 理解度確認試験および解説 | 【事前授業】前回までの授業の復習 【事後学習】試験の中できなかった箇所の復習 | 【事前学習】(120分) 【事後学習】(120分) |
その他
教科書 |
書名:技術セミナーテキスト「構造設計シリーズ/建築礎構造編」
編集者名など:技術セミナーテキスト「構造設計シリーズ/建築基礎構造編」テキスト編集委員会
発行所名:(一財)日本建築センター
取扱所:日本建築センター ホームページ
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参考書 |
特になし
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験70%,中間試験20%,課題提出10%とする. |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎,9号館,923A室 sako.noriaki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
構造系に携わる既卒の先輩は,学生時分に「建築基礎構造」を学んでおけばよかった,と口を揃えていいます. |