2024年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅱ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 宮里 直也 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C51N |
クラス | 2組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 建築の空間構成にとって「構造」の果たす役割は重要である。構造の根幹は「力学」であり、力の釣合いと力の流れの理解は構造力学の第一歩である。力とは何か、建物は何故建っているのか、を考えながら、最も単純な構造形式である静定トラスの応力と変形、梁とラーメンの変形を中心として構造の基本を学び、それらを理解することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
基礎的な原理や理論の習得を主目的として、板書、OHP、スライド等を使用しながら進める。授業は、前回の内容の復習から始め、徐々に新しい内容に導くよう配慮し、また適宜例題を示しながら理解の促進を図る。なお構造力学Ⅰで既に学んだ梁・ラーメンの応力について適宜復習を行いまた随時、ミニテストを実施する。 |
履修条件 | 初等構造力学、構造力学Ⅰを修得していることが望ましい。 また、連続して開講される「構造力学演習Ⅱ」もあわせて受講することを強く進める。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5・6及びCP1・3・5・6に該当しています。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス - 構造力学Ⅱの目標と意義 | 事前学習:構造力学Ⅰに関する復習を行うこと 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
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第2回 | 構造力学1の復習-静定構造の応力 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第3回 | トラスとは何か | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第4回 | トラスの応力(1)-節点の釣合い/示力図による解法 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第5回 | トラスの応力(2)-数式解法/切断法 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第6回 | トラスの変形(1)-幾何学的考察 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第7回 | トラスの変形(2)-仮想仕事の原理/仮想仕事による変位の求め方 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第8回 | 安定と不安定 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第9回 | 棒材の変形-仮想仕事 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第10回 | 片持梁の変形 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第11回 | 単純梁の変形 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第12回 | ラーメンの変形(1) | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第13回 | ラーメンの変形(2) | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第14回 | 不静定構造入門 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第15回 | 平常試験及びその解説 | 事前学習:前回授業での案内に従って予習を行う 事後学習:授業での案内に従って適宜、復習すること | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
その他
教科書 |
『建築構造力学(上)[978-4844607342]』 理工図書
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参考書 |
『くわしすぎる構造力学演習Ⅱ [978-4395320271]』 彰国社
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成績評価の方法 及び基準 |
各授業回ごとのミニテストや課題プリントの取り組み状況、授業内で実施予定の確認テストの成績、及び平常試験により総合的に評価する。 |
質問への対応 | 講義終了後および演習時間内に行う。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 S908室 03-3259-0710 宮里直也 miyasato.naoya@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:00 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
構造力学Iに続き、構造力学の基礎として必須な科目である。将来、一級建築士を目指す学生には、受講、習得を強く推奨する。 |