2024年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 構造力学演習Ⅳ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 廣石・田嶋 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C52U |
クラス | 建築 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 塑性解析およびマトリックス構造解析法の基礎知識を整理し、演習問題を解くことによって、構造設計への応用力を身につけることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
【対面授業】 問題の主旨を与えながら学生自らが演習問題を解くことにより、構造解析法の理解促進を図る。また、解法後に、要点を解説して、学生自らが学修理解度を把握する。 |
履修条件 | 構造力学I~Ⅲ、応用力学Ⅰ~Ⅱを履修していることが望ましい。 また,並行して構造設計および鉄筋コンクリート構造Ⅱを履修していることが望ましい。 構造力学Ⅳと構造力学演習Ⅳを両方履修することを推奨する。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4・5・6及びCP1・3・4・5・6に該当しています。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス-塑性解析及びマトリックス構造解析法の概論: 建築構造の塑性解析とマトリックス構造解析法の位置付け・構造設計との関係について | 【事前学習】構造力学Ⅰ~Ⅲの復習を行うこと。 【事後学習】授業での案内に従って適宜、復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
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第2回 | 塑性解析(1)軸力部材の断面特性とトラスの弾塑性 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】授業での案内に従って適宜、復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第3回 | 塑性解析(2)曲げ部材の断面性能 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】授業での案内に従って適宜、復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第4回 | 塑性解析(3)骨組の弾塑性 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】授業での案内に従って適宜、復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第5回 | 塑性解析(4)骨組構造の塑性崩壊と上下界定理 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】授業での案内に従って適宜、復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第6回 | 塑性解析(5)塑性解析の応用:保有水平耐力 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】授業での案内に従って適宜、復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第7回 | 構造力学と構造設計 ラーメンの応力計算と許容応力度計算 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】授業での案内に従って適宜、復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第8回 | 総合演習 塑性解析および構造設計 | 【事前学習】前回までの演習課題を復習して理解しておくこと。 【事後学習】総合演習課題で、できなかった問題について解答できるようにすること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第9回 | マトリックス構造解析法(1)マトリックス演算,逆マトリックスの解法 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】演習課題について復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第10回 | マトリックス構造解析法(2)トラス要素の剛性マトリックスの作成,剛性方程式の作成,トラス構造(一次元)の解析 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】演習課題について復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第11回 | マトリックス構造解析法(3)トラス要素の剛性マトリックスの変換,トラス構造(二次元)の解析,反力と強制変位に対する荷重の計算 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】演習課題について復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第12回 | マトリックス構造解析法(4)ラーメン構造の弾性解析 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】演習課題について復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第13回 | マトリックス構造解析法(5)ラーメン構造の弾塑性解析 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】演習課題について復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第14回 | マトリックス構造解析法(6)ラーメン構造の非線形解析 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】演習課題について復習すること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
第15回 | 総合演習 マトリックス構造解析法 | 【事前学習】前回までの演習課題を復習して理解しておくこと。 【事後学習】総合演習課題で、できなかった問題について解答できるようにすること。 | 【事前学習】60分 【事後学習】60分 |
その他
教科書 |
構造力学研究会 『建築構造力学(下) [ISBN 978-4-8446-0780-9]』 理工図書 2011年 第初版
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参考書 |
日本建築学科 『鋼構造塑性設計指針 [ISBN 978-4-8189-0637-2]』 丸善 2017年 第3版
必要に応じて講義資料を配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
各演習で実施する演習課題および総合演習課題1、2の内容により評価する。 ※新型コロナウイルスの影響に伴い変更の可能性がある。変更の場合は授業時あるいはCST-VOICEにより伝達する。 |
質問への対応 | メールでの質問を受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
田嶋和樹 S905室 tajima.kazuki@nihon-u.ac.jp 廣石秀造 S907室 hiroishi.shuzo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 09:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |
構造系を目指す学生、一級建築士の合格および構造設計者を目指すには必須の教科です。 |