2024年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 卒業研究・設計 | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 冨田・井口 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C66M |
クラス | 建築 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
本研究室は,地域や都市・建築空間の音環境を対象に,そのあり方や予測・測定・評価手法,設計・制御手法に関する研究を行っている。快適な音環境は不快な音を取り除くだけでは達成できない。そのため,本研究室では音環境を音の物理と人の心理の両面から検討することによって,快適で安全な音環境とは何かを追求し,それを実現するための手法の確立を目指す。また最近では,地域・都市・建築空間などの実空間だけでなく,インターネットやテレビゲームなどの仮想空間も研究対象としている。音に関連する広範な領域を対象に,そこに新たな音環境の価値を創造することを目指す。 研究テーマ例: 1.コンサートホールの音響設計 2.室内音場のコンピュータシミュレーション手法 3.音の到来方向測定マイクの開発 4.屋外のパフォーマンス空間 5.スタジオの音響設計 6.ゲーム・インターネットなど仮想空間の音場創生 |
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学修到達目標 | 卒業研究の取り組みを通じて,建築環境の物理要素と人の心理・生理面の関係を理解し,それを建築設計に生かす方法を身につけること,および仮説を立てそれを検証するという科学的プロセスを体得することが学習目的である。また,データの統計解析による客観的判断手法なども身につけることができるであろう。 |
授業形態及び 授業方法 |
研究テーマにより個人もしくはグループでの取り組みとなる。夏季休暇前までは週2回程度の勉強会を実施する。その間に各自テーマを確定するとともに研究計画案をまとめ報告会で発表する。報告会での指摘を受け,修正した計画案を夏期休暇前に提出する。10月初旬に第1回,12月末に第2回中間研究発表会を実施し審査の対象とする。2月初旬に最終研究発表会を公開で開催し、卒業研究の最終審査を行う。 |
履修条件 | ・取得単位が、卒業研究着手条件を満たしていること。 ・環境工学1、2の単位を取得していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4・5・6・7・8及びCP1・3・4・5・6・7・8に該当しています。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
研究成果だけでなく研究プロセスも重視して評価する。 ・第1回,第2回中間発表(各10%) ・研究のプロセス,自主性など(40%) ・卒業論文の内容,最終審査(40%) |
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質問への対応 | 研究室にて適宜受付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
羽入・星研究室(船橋校舎9号館923D室)hanyu.toshiki[at]nihon-u.ac.jpまたはhoshi.kazuma[at]nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:15 ~ 13:15 羽入:船橋校舎9号館923D室
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 星:船橋校舎9号館923D室
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学生への メッセージ |
研究は教科書に書かれていない未知への挑戦である。その挑戦には苦しさもあるが,それを上回る発見の驚き,感動,そして面白さがある。自らの興味や疑問が研究テーマの元であり,知りたいという欲求が研究の推進力となる。卒業研究を通じて自らの可能性の広がりに気づくであろう。 |