2024年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | 建築構造及び材料Ⅱ | ||
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設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 福井・柴山 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D31B |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 1)鉄筋コンクリート構造(RC構造)とプレストレストコンクリート構造(PC構造)に用いる鋼材の材料特性を説明できる。 2)RC構造とPC構造に用いるコンクリートの材料特性を説明できる。 3)コンクリート構造の主体構造について説明できる。 4)RC構造の原理について説明できる。 5)PC構造の原理と施工方法について説明できる。 6)PC構造の特徴と利用方法について説明できる。 7)PC構造の長期荷重に対する設計方法が説明できる。 8)建築物の構造特性と構造材料の関係が説明できる。 9)1級建築士試験の学科Ⅳ(構造)の一般構造に関する問題の意味が理解できる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義用テキストを用いて,主として板書により解説する。必要に応じて映像や実物を用いて,視覚的な理解が図れるように努める。また,この科目とつながりがある科目対してはその関連性を説明し,境界線をある程度取り払った講義を行う。 |
履修条件 | 建築構造及び材料Ⅰを修得していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4及びCP1・3・4に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 「ガイダンス」 学修目標/講義の進め方と受講に際しての心構え/採点基準 「コンクリートと鉄筋の力学的、化学的性質と鉄筋コンクリート構造の概要」 シラバス内容を理解したうえで,授業に臨むこと | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 「セメント」 セメントの製法と化学成分/水和反応と粉末度、凝結/比重/強度/種類 | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 「骨材」 骨材の種類/粒度/含水状態/比重/実績率/細骨材/アルカリ骨材反応 | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 「フレッシュコンクリート」 ワーカビリティー/スランプ値/フロー値/材料分離/空気量/混和剤(材)とコンクリートへの作用:AE剤、減水剤/フライアッシュ、高炉スラグ/シリカヒューム | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 「調合」 調合強度/水セメント比/単位水量/骨材量/調合表の作成 | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 「コンクリートの力学的性質」 応力ひずみ関係/各種強度/ヤング係数強度の影響因子:材齢/水セメント比 | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 「コンクリートの耐久性」 耐久性、中性化/耐火性/乾燥収縮/クリープ | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 第1回~第7回までの講義に関する中間テストと解答 | 【事前学習】前回講義分までのテキストを読み,わからない用語などを調べる。 | 【事前学習】4時間 【事後学習】0時間 |
第9回 | 「鉄筋」 鉄筋の種類と表示法/鉄筋の応力とひずみの関係/明瞭な降伏点が存在しない鉄筋の応力とひずみの関係 | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 「鉄筋コンクリート(RC)構造と配筋の基本」 配筋の原則/曲げに対する配筋/せん断に対する配筋/RC構造の特徴と構造形式 | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 「RC構造の主体構造」 基礎/杭/柱と梁/床スラブ/壁/耐震計画 | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 「配筋」 鉄筋のあきとかぶり厚さ/基礎の配筋/柱と梁の配筋/スラブと壁の配筋/鉄筋の継手と定着 | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 「プレストレストコンクリート(PC)構造-1」 RC構造の問題点/PCの原理と施工法/PC鋼材/PCの特徴 | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | 「プレストレストコンクリート(PC)構造-2」 長期荷重時におけるPC梁の応力/プレストレストコンクリートの分類/プレストレスの減退 | 【事前学習】今回講義分のテキストを読み,わからない用語などを調べる。 【事後学習】今回講義分テキスト中の復習課題を行い,内容を理解する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 平常試験および解説 | 【事前学習】前回講義分までのテキストを読み,わからない用語などを調べる。 | 【事前学習】4時間 【事後学習】0時間 |
その他
教科書 |
浜原正行ほか 『構造材料』 2004年 第1版
15回分の講義用テキストをmoodleにupしているので各自Down Loadして授業に臨んでください。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験の成績によって評価する。 |
質問への対応 | 講義後および研究室で随時対応する |
研究室又は 連絡先 |
福井研究室 13号館 1366室 047-469-5527 fukui.tsuyoshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 17:00 ~ 18:30
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学生への メッセージ |
本科目は一級建築士試験の構造に関する内容の授業です。 |