2024年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | 力学基礎 | ||
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設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 居駒・北嶋・近藤 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D33A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 専門の力学を学修するための基礎となる力学を修得するとともに、専門の力学を理解するための力を身につけることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
[対面授業] 講義は、板書を中心にして行うが、必要に応じてパワーポイントを併用する。 講義は、力学の基礎を習得する部分と、これを工学に応用したときの知識を養う部分からなる。 |
履修条件 | 三角関数、微分・積分、線形代数、物理を理解していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4・5及びCP1・3・4・5に該当しています。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 授業内容の説明 復習:三角関数、微分・積分、代数 | [事前学習]三角関数、微分・積分について理解をしておく [事後学習]例題を解いて理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
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第2回 | 力の釣り合いと合力 ベクトル量とスカラー量の概念、力と密度、ベクトルの和、差、力の合成・分解、力の釣り合い | [事前学習]ベクトルとスカラーについて調べておく [事後学習]例題を解いて理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第3回 | 剛体の重心、力のモーメントの加減と偶力 重心とは何か、複合図形の重心、力のモーメントの釣り合い | [事前学習]重心とモーメントについて調べておく [事後学習]例題を解いて理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第4回 | フックの法則、作用・反作用 バネと力の関係(F=kx)、バネの直列つなぎと並列つなぎ、単振動、作用・反作用の概念 | [事前学習]バネ振り子と単振動について調べておく [事後学習]例題を解いて理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第5回 | 摩擦 垂直抗力、摩擦力、摩擦係数、摩擦角 | [事前学習]摩擦とか何かを調べておく [事後学習]例題を解いて理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第6回 | 応力と圧力、浮力 応力の概念、力と応力の違い、浮力の概念 | [事前学習]力、浮力、アルキメデスの原理について調べておく [事後学習]例題を解いて理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第7回 | 運動 ニュートンの第2法則、変位・速度・加速度の概念、変位、速度、加速度の合成・分解、相対速度・相対加速度、等加速度運動、自由落下、放物運動、慣性力、慣性モーメント | [事前学習]運動の3法則について調べておく [事後学習]例題を解いて理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第8回 | 円運動 等速円運動、遠心力、コリオリ力 | [事前学習]円運動について調べておく [事後学習]例題を解いて理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第9回 | 仕事と力学的エネルギー・運動エネルギー 仕事の概念、エネルギー保存則、運動量と力積 | [事前学習]エネルギー保存則について調べておく [事後学習]例題を解いて理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第10回 | 小テスト | [事前学習]第1回~第9回までを復習しておく [事後学習]解けなかった問題を復習する | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第11回 | 建築物の力学の基礎-1 建築物の構造形式:剛構造、柔構造、耐震構造、免振構造、制震構造 | [事前学習]建築物の構造形式について調べておく [事後学習]建築物の構造形式について理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第12回 | 建築物の力学の基礎-2 建築物の構造形式:建築物の実験、建築物の安全性評価 | [事前学習]建築物の安全性について調べておく [事後学習]建築物の構造形式について理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第13回 | 海洋構造物の力学の基礎―1 構造形式:海洋構造物の種類・分類、固定式海洋構造物と浮体式海洋構造物、現在まで造られた固定式海洋構造物と浮体式、海洋構造物、海洋構造物に作用する浮力 | [事前学習]海洋建築物について調べておく [事後学習]海洋建築物の構造形式について理解を深める | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第14回 | 海洋構造物の力学の基礎―2 浮体の安定性とその考え方の基礎 | [事前学習]静水圧について調べておく [事後学習]浮力や安定の考え方を理解する | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
第15回 | まとめと総括 | [事前学習]第1回~第14回までを復習しておく [事後学習]理解不足の項目を再度復習する | [事前学習] 2時間 [事後学習] 2時間 |
その他
教科書 |
講義テキストを配布する。
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参考書 |
初等力学 甲木伸一著 裳華房、 大学新入生のためのやさしい力学 中野友祐著 森北出版
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成績評価の方法 及び基準 |
試験(70%)、課題等(30%)の総合評価 |
質問への対応 | 随時対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
近藤 1342室 kondo.norio@nihon-u.ac.jp 北嶋 1361室 kitajima.keiji@nihon-u.ac.jp 居駒 1341室 ikoma.tomoki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:20 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
専門の力学を学ぶための基礎を修得する科目です。 しっかりと学修ください。 |