ベーシックデザイン演習 (D52B)

日本大学理工学部

2024年理工学部シラバス - 海洋建築工学科

設置情報

科目名	ベーシックデザイン演習
設置学科	海洋建築工学科	学年	1年
担当者	佐藤・長谷川	履修期	後期
単位	2	曜日時限	金曜2･3
校舎	船橋	時間割CD	D52B
クラス
履修系統図	履修系統図の確認
その他	実務経験のある教員による授業科目

概要

学修到達目標	本授業は，造形演習、基礎製図法、空間の表現法を学ぶ授業です。具体的には造形演習ではデザインや空間の創造という概念を学習することで、全体と部分の観察や空間を構成するさまざまなカタチと素材の認識及び空間のスケール感覚について学ぶことが出来きます。さらに、これらをわかりやすく表現する建築設計の基礎的能力を身につけることが出来ます。
授業形態及び授業方法	フリーハンドのスケッチや，実際の建築空間を計測しこれを模型として表現するなど、手を動かす作業を中心とした複数の演習課題を通じて，体験的に３次元の「空間」を把握・表現する訓練を行います。授業は15-20名の受講生を１名の1級建築士資格を持つ建築設計業務を日常的に直接携わっている教員が担当する少人数スタジオ形式を採用しているため、マンツーマンによるきめ細かい指導となっています。
履修条件	必修（一級建築士指定科目）デザイン系科目は段階制をとっているため、本科目に合格しないとデザイン演習Ⅰ以降のデザイン系科目を受講できない。また、本科目の単位取得は卒業研究着手条件である。
ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連	尚、本授業科目はDP1・4・5・6及びCP1・4・5・6に該当しています。

授業計画

第1回	シラバスの解説、担当師紹介、受講上の注意事項、課題の説明および教室保存作品の紹介、各自で購入すべき製図用具等の説明造形演習１レンダリングの基礎　手描きによる身近なテクスチャのスケッチ①、ミクロの決死隊1	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	【事前学習】シラバス熟読による演習内容の理解（2時間）【事後学習】出題課題に対するテーマ設定（2時間）
第2回	造形演習２レンダリングの基礎　手描きによる身近なテクスチャのスケッチ②、ミクロの決死隊2，作品発表	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第3回	基礎製図法１「図面表現」の演習：製図用具の使い方と線の引き方の演習①、鉛筆と製図ペンを用いた線の練習、図面（中心線、補助線等含む）の種類・意味・名称、描き方等の理解。	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第4回	基礎製図法２「図面表現」の演習：製図用具の使い方と線の引き方の演習②、鉛筆と製図ペンを用いた線の練習、図面（中心線、補助線等含む）の種類・意味・名称、描き方等の理解。	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第5回	基礎製図法３「図面表現」の演習：製図用具の使い方と線の引き方の演習③、鉛筆と製図ペンを用いた線の練習、図面（中心線、補助線等含む）の種類・意味・名称、描き方等の理解。	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第6回	基礎製図法４建築スケール（基準寸法）・図面縮尺・構造表現・開口部表現等の演習①、壁・柱・材料・開口部などの建築記号の理解。	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第7回	基礎製図法５建築スケール（基準寸法）・図面縮尺・構造表現・開口部表現等の演習②、壁・柱・材料・開口部などの建築記号の理解。	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第8回	造形演習３パーソナル空間の創作演習①　課題「点・線・面から立体へ」について、空間の観察，事例の収集	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第9回	造形演習４パーソナル空間の創作演習②　課題「点・線・面から立体へ」について、空間の構成、造形の演出を把握	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第10回	造形演習５パーソナル空間の創作演習③　課題「点・線・面から立体へ」について、立方体の中を快適な空間になるよう構成，作品発表	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第11回	空間表現法１「マイスペース」の創作軸測投象／等測投象による外観透視図の演習、プロポーションの概念①	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第12回	空間表現法２「マイスペース」の創作軸測投象／斜投象による外観透視図の演習、プロポーションの概念②	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第13回	空間表現法３「マイスペース」の創作消点法による外観透視図の演習	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第14回	空間表現法４「マイスペース」の創作図面表現①　平面計画の表現方法	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。
第15回	空間表現法５「マイスペース」の創作図面表現②　断面及び立面計画の表現方法	事前学習：教科書に目を通しておく。事後学習：講義中に指摘した内容について振り返りをする。	授業テーマに対する毎回の事前学習の時間を2時間、事後学習の時間を2時間とします。

その他

教科書	海洋建築デザイン教材研究会『空間デザインを学ぶ』 DTP出版 2024年第7版環境デザインマップ編集委員会『環境デザインマップ』（株）総合資格 2018年教科書は海洋建築工学科独自のものを使用します。授業開始前までに必ず購入しておくこと。
参考書	各課題ごとに説明資料や図面等を適宜、配付する。
成績評価の方法及び基準	①成績は半期を通じた全課題の総合評価とする ②未提出・未完成の課題がある場合には不合格とする ③各課題の評価は作品の内容・完成度と出席状況で行う
質問への対応	原則的に、授業時間の中で対応する。演習内容に関しては、自分が指導を受けている担当師に直接、問い合わせること。ただし、事務的な質問に対しては、TAが対応する。
研究室又は連絡先	授業時間内：船橋校舎5号館2階製図準備室（047-469-5467）授業時間外：船橋校舎13号館4階1353室（047-469-5419）佐藤信治 E-Mail：sato.shinji@nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	水曜船橋 12:15 ～ 13:15 13号館研究室
学生へのメッセージ	建築空間を設計するための準備段階として、小規模なカタチや空間を図面や模型等で表現・制作する授業である。最初は戸惑うかもしれないが、自らが体や手を動かして楽しんで取り組んでもらいたい。

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