2024年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 建築構法Ⅱ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 一瀬 賢一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E34N |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 建築物がどのような原理に基づき、どのような技術・材料・構成を用い、どのような手順・技能でつくられているかについての基礎知識を修得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」とする。 授業時・授業後に行う複数回のレポートの解説は次授業時に行う。 |
履修条件 | 建築構法Ⅰを修得していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 本講義の目的の説明、建築構法の概要:建築物とは何か、建設工事の特徴について説明する | 【事前学修】事前に配布する資料を精読する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
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第2回 | 建築物の構造設計の基本:建築物の安全性、構造計画、建築基準法について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | 地下構法:杭工事・山留工事の特徴と留意点、地下水制御、地下構築工法について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | 木質構造:軸組工法、各部詳細(仕口・端部の納まり、金物など)について説明する | 【事前学修】事事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | 鉄筋コンクリート構造(1):RC造の概要、鉄筋工事について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | 鉄筋コンクリート構造(2):型枠工事について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | 鉄筋コンクリート構造(3):コンクリート工事について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | 鋼構造(1):鋼材の特徴、S造の特徴、鉄骨製作に関わる技術について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | 鋼構造(2):鉄骨工事の手順とそれに関わる技術について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | 複合構造:S造の複合構造(CFT構造、柱RC梁S構造)、耐火被覆について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | 鉄骨鉄筋コンクリート構造:SRC造の特徴、施工技術について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | PC構造:PC構造の特徴について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | 耐震工法:耐震・制震・免震構造について説明する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第14回 | 建築構法全般について総括する | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。理解度確認のレポートを作成・提出する。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第15回 | 授業のまとめと最終レポートの説明 | 【事前学修】事前に配布・提示する資料に基づき予習する。 【事後学修】今回の授業で理解したことをまとめる。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
その他
教科書 |
一般社団法人 日本建設業連合会 『施工がわかる イラスト建築生産入門[ISBN978-4-395-32100-1] 』 彰国社 2017年 第1版
イラストにより建築施工について分かりやすく表現されています。
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参考書 |
適宜紹介する。資料配布
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成績評価の方法 及び基準 |
授業時・授業後における複数回のレポート(50%)と最終レポート(50%)の結果を併せて総合的に評価する。 |
質問への対応 | 授業日の前後の時間帯またはメールにて質問を受け付ける。 回答は内容によって個別または授業の中で行う。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワー・スコラ9階(902号室) 一瀬賢一(ichise.kenichi20@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 10:00 ~ 16:30
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学生への メッセージ |
建築は、時代と立地の自然、社会背景、技術力、経済、文化など様々な要因に影響されます。各種建築構法の特徴を理解したうえで、なぜそのような構法が採用されたのか、なぜそのような施工法が採用されたのか考えてみると更に理解度が高まります。 |