2024年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | ゼミナール | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 田中(賢)・阿部 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E66M |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | ・当ゼミナールでは,海岸地域から農村地域・中山間地域・中心市街地・都市部そして東北被災地に至るまで,環境・防災まちづくりを中心とした哲学・方法論などを学修する。その具体として,現地視察会をはじめ,調査力・データ分析力・提案力などを養うための演習を行うとともに,その演習成果を発表会形式で披露することによって,プレゼンテーション能力の向上をもねらいとする。 ・以上の学修を通じて「書ける」「話せる」「考えられる」の三拍子そろった技量を習得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
【対面授業】 ・提示された複数のゼミナールテーマの中から,受講生が1つのテーマを選択し,そのテーマに関連した調査・解析等を展開する。また,その成果は論文形式でまとめ,その内容を発表会形式でビジュアルに披露することを基本方針とする。 基本的には、岡田研究室、田島研究室と合同で行う。 ・まちづくりの実務経験を有する教員による、実例を用いた解説を取り入れ、計画者・設計者の視点に立った授業を行う。 |
履修条件 | まちづくりワークショップ,地域再生,景観まちづくりに興味あることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・6・8及びCP1・3・6・8に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 〇ゼミ活動の概要説明と留意事項、年間スケジュールの紹介 | 【事前学修】シラバスに目を通すことでゼミナール全体の流れを把握するとともに,昨年度の前期課題である事例見学資料の内容を把握しておくこと。 【事後学修】第1回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
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第2回 | 〇景観・環境・防災まちづくりの意義と先進事例を学ぶ | 【事前学修】景観まちづくり事例を2事例程度調べ,その特徴を把握する。 【事後学修】第2回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第3回 | 〇景観・環境・防災まちづくりに関する名著の輪読① | 【事前学修】輪読の対象とする書籍を選定し,その内容をおおよそ把握しておく。 【事後学修】第3回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第4回 | 〇景観・環境・防災まちづくりに関する名著の輪読② | 【事前学修】輪読の対象とする書籍を引き続き読み込んで,興味・関心ある記述内容を抽出する。 【事後学修】第4回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第5回 | 〇景観・環境・防災まちづくりに関する名著の輪読③ | 【事前学修】輪読の対象とする書籍を引き続き読み込んで,興味・関心ある記述内容を抽出する。 【事後学修】第5回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第6回 | 〇現地見学会(Web開催含む)のフィールドについて学ぶ(まちの見方・調べ方・評価の仕方) | 【事前学修】フィールドサーベイの基本的事項を調べておく。 【事後学修】第6回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第7回 | 〇イラストレーターを用いた現地見学会の資料制作① | 【事前学修】まち歩きガイドブックの作成ポイントを調べておく。 【事後学修】第7回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第8回 | 〇イラストレーターを用いた現地見学会の資料制作② | 【事前学修】第7回ゼミをふまえ,さらに,まち歩きガイドブックの作成ポイントを調べておく。 【事後学修】第8回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第9回 | 〇イラストレーターを用いた現地見学会の資料制作③ | 【事前学修】第8回ゼミをふまえ,さらに,まち歩きガイドブックの作成ポイントを調べておく。 【事後学修】第9回ゼミの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第10回 | 〇現地見学会①(東京ウォーターフロント) | 【事前学修】現地見学会の主要ポイントの特徴を把握しておく。 【事後学修】現地見学会で学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第11回 | 〇現地見学会②(横浜ウォーターフロント) | 【事前学修】現地見学会の主要ポイントの特徴を把握しておく。 【事後学修】現地見学会で学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第12回 | 〇PPTを用いた現地見学の報告会(自分目線でみた景観評価とプレゼンテーションの実践) | 【事前学修】現地見学会の主要ポイントの特徴をPPTで表現する。 【事後学修】報告会で学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第13回 | 〇農村景観まちづくりづくりワークショップ① (ゼミ合宿での現地景観まちづくりの実践内容の検討~地元地域に喜ばれる取り組み検討) | 【事前学修】現地の主要ポイントの特徴を把握しておく。 【事後学修】第13回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第14回 | 〇農村景観まちづくりづくりワークショップ② (ゼミ合宿での現地景観まちづくりの実践内容の検討~地元地域に喜ばれる取り組み検討) | 【事前学修】第13回ゼミの結果を踏まえ,現地の取り組み事項を検討する。 【事後学修】第14回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第15回 | 〇農村景観まちづくりづくりワークショップ③ (ゼミ合宿での現地景観まちづくりの実践内容の検討~地元地域に喜ばれる取り組み検討) | 【事前学修】第14回ゼミの結果を踏まえ,現地の取り組み事項を検討する。 【事後学修】第15回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第16回 | 〇海岸まちづくりづくりワークショップ① (海岸地域の特色を生かした地域活性化方策の検討) | 【事前学修】現地の主要ポイントの特徴を把握しておく。 【事後学修】第16回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第17回 | 〇海岸まちづくりづくりワークショップ② (海岸地域の特色を生かした地域活性化方策の検討) | 【事前学修】第16回ゼミをふまえ,さらに現地主要ポイントの特徴を把握しておく。 【事後学修】第17回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第18回 | 〇論文作成技法(ゼミ論文の作成方法)を学ぶ | 【事前学修】昨年度のゼミ論文成果品に目を通しておく。 【事後学修】第18回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第19回 | 〇論文作成のための文献レビューとオリジナリティを学ぶ | 【事前学修】テーマに即した文献レビューを試行しておく。 【事後学修】第19回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第20回 | 〇論文テーマの検討① | 【事前学修】自分の興味ある研究テーマを検討する。 【事後学修】第20回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第21回 | 〇論文テーマの検討②&調査方法の検討① | 【事前学修】引き続き自分の興味ある研究テーマを検討するとともに,テーマに即した調査方法も検討を行う。 【事後学修】第21回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第22回 | 〇調査方法の検討② | 【事前学修】引き続きテーマに即した調査方法の検討を行う。 【事後学修】第22回ゼミで学んだことの要点を整理するとともに,不明点は自身で調べること。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第23回 | 〇調査の実施 | 【事前学修】調査データの整理方法を学修しておく。 【事後学修】調査データを整理する。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第24回 | 〇調査データの分析① | 【事前学修】調査データの分析方法を学修しておく。 【事後学修】調査データを集計する。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第25回 | 〇調査データの分析②および図表作成① | 【事前学修】調査データの集計結果をどのような図表でまとめるかを検討する。 【事後学修】引き続き調査データの集計結果を図表でまとめる。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第26回 | 〇図表作成②および考察 | 【事前学修】図表をもとに調査データを考察する。 【事後学修】引き続き調査データを考察する。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第27回 | 〇論文作成① | 【事前学修】論文作成技法を学修しておく。あわせて,研究目的と研究概要の骨子をまとめておく。 【事後学修】結果及び考察を執筆する。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第28回 | 〇論文作成② | 【事前学修】まとめを執筆する。 【事後学修】論文全体を推敲する。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第29回 | 〇PPTを用いたプレゼンテクニックを学ぶ | 【事前学修】昨年度のPPT成果品に目を通しておく。 【事後学修】PPTを作成するとともに,時間内に発表がおさまるようにリハーサルを重ねる。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
第30回 | 〇ゼミ論発表会および講評会 | 【事前学修】発表リハーサルを行うとともに,質疑対策を行う。 【事後学修】自身の発表を振り返り,満足点と課題点・改善点をまとめる。 | 【事前学修】30分 【事後学修】30分 |
その他
教科書 |
特にありません。必要に応じて資料を配布します。
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参考書 |
ゼミナールの際に必要に応じて適宜紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
・ゼミナール行事の出席状況,ゼミナールへの参加姿勢によって「生涯自己学修能力」と「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」の基礎が習得できたかを,計画の立案において他の講義で習得した方法をどのように応用したかによって「専門応用学力」を習得できているかを,ゼミ論文内容によって「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」が習得できているかを評価する。 ・出席率が70%未満の場合は採点しない。 |
質問への対応 | 研究室またはEメールにて対応する。(ただし,匿名は受付ない) |
研究室又は 連絡先 |
タワー・スコラ12階S1208室:栗本研究室 kurimoto.kenichi23●nihon-u.ac.jp (●を@に変更すること) |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 火曜 駿河台 12:30 ~ 13:10 タワー・スコラ12階S1208室:栗本
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学生への メッセージ |
ゼミナールは,大学院生や卒研生などとグループで作業を進めたり,また,実際のまちづくり活動に参画して地元住民・行政機関の方々と連携することもあることから,礼儀作法とともに,連帯意識,協調性,コミュニケーション力を重んじます(つまり,グループワークに積極的に参加できる必要があります)。 |