2024年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 機械設計製図ⅠB | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 安藝・上田 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | F43C |
クラス | A | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 機械設計製図IBでは,機械設計製図IAで習得したJIS規格に基づく機械図面の作画方法に従い,実体から図面を作成することができることを到達目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
ドラフターが設置された製図室において,板書形式での授業後に図面の作図を行う.各授業時間内での限られた工数内に完成させることを体得する.必要に応じて,作図時間短縮などへの各自の反復練習をする必要がある.ものづくりの現場における製図の知識と経験をもつ先生方の講義を通して,学生はJIS規格に基づく機械図面の作図ルールを修得する. |
履修条件 | 機械設計製図IAを履修していること. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3・4及びCP3・4に該当しています. |
授業計画
第1回 | 講義:JISによる製図法の復習 製図:理解度確認のための簡単なコピー製図(設計製図IAの復習) | 【事前学修】機械設計製図ⅠAの内容の復習. 【事後学修】本日の作図内容を見直して十分に理解ができているかを確認する. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
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第2回 | 講義:さまざまな形状表示[補助的な投影図] 製図:補助投影,部分投影,局部投影を使った機械部品の製図 | 【事前学修】教科書2.2の内容を予習する. 【事後学修】授業内容を復習してノートにまとめる. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第3回 | 講義:材料記号 製図:最終課題部品図(1)(部品3~6,8) | 【事前学修】最終課題部品図(部品3~6,8)の構想を練る.教科書 第4章の内容を予習する. 【事後学修】授業内容を復習してノートにまとめる. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第4回 | 製図:最終課題部品図(2)(部品2) | 【事前学修】部品図(部品2)の構想を練る. 【事後学修】最終課題部品図(部品2~6,8)の検討をする. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第5回 | 講義:表面性状 製図:最終課題部品図(3)(部品2~6,8に表面性状を記入) | 【事前学修】教科書3.3の内容を予習する. 【事後学修】授業内容を復習してノートにまとめる. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第6回 | 製図:最終課題部品図(4)(部品1の形状) | 【事前学修】最終課題部品図(部品1)の構想を練る. 【事後学修】最終課題部品図(部品1)の検討をする. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第7回 | 製図:最終課題部品図(5)(部品1の寸法) | 【事前学修】最終課題部品図(部品1)の寸法の入れ方を考える. 【事後学修】最終課題部品図(部品1)について検図する. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第8回 | 講義:サイズ公差とはめあい 製図:最終課題部品図(6)(全ての部品に必要なサイズ公差を記入) | 【事前学修】教科書 3.1の内容を予習する. 【事後学修】授業内容を復習してノートにまとめる. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第9回 | 講義:幾何公差 製図:最終課題部品図(7)(全ての部品に必要な幾何公差を記入し,全部品図の検図) | 【事前学修】教科書 3.2の内容を予習する. 【事後学修】授業内容を復習してノートにまとめる. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第10回 | 製図:最終課題組立図(1)(形状) | 【事前学修】組立図の構想を練る. 【事後学修】組立図について検図する. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第11回 | 製図:最終課題組立図(2)(寸法) | 【事前学修】寸法の記入が必要な箇所を検討する. 【事後学修】組立図について検図する. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第12回 | 製図:最終課題検図,図面の提出,審査の説明 | 【事前学修】部品図,組立図において未完成の部分が無いかを事前に検討する. 【事後学修】組立図と部品図とを合わせて検図する. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第13回 | 特別講演:メーカーで活躍中のエンジニアによる講演により,機械設計製図に対する理解増進を図る. | 【事前学修】特別講演に関する内容について予習する. 【事後学修】講演内容に関するレポートを作成して提出する. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第14回 | 質問受け付け及び最終課題審査1 | 【事前学修】これまでの講義内容について総復習する. 【事後学修】審査で指摘された内容について復習する. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
第15回 | 質問受け付け及び最終課題審査2 | 【事前学修】これまでの講義内容について総復習する. 【事後学修】審査で指摘された内容について復習する. | 【事前学修】1時間 【事後学修】1時間 |
その他
教科書 |
機械製図と機械設計編集委員会 『JISによる機械製図と機械設計(第2版)』 オーム者 2023年 第2版
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参考書 |
必要に応じて講義の理解を進める資料,復習資料を配布する.
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成績評価の方法 及び基準 |
最終課題・審査 :60% 平常点・平常課題:30% 特別講演のレポート:10% 上記項目を100点満点に換算して60点以上を目標が達成されたものとし,合格とする. ただし,最終課題未完成または審査放棄の場合,成績評価対象から除外する. |
質問への対応 | 講義曜日に製図室または,製図準備室にて随時受け付ける.駿河台校舎では各教員のオフィスアワーにて受け付ける.また,メールでも受け付ける. |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎6号館4階・製図準備室 047-469-5279 (講義日8:30-16:40) 安藝雅彦 aki.masahiko@nihon-u.ac.jp 渡辺亨 watanabe.toru27@nihon-u.ac.jp 関根太郎 sekine.tarou@nihon-u.ac.jp 上田政人 ueda.masahito@nihon-u.ac.jp 秋元雅翔 akimoto.masato@nihon-u.ac.jp 三木悠也 miki.yuya@nihon-u.ac.jp 市原稔紀 ichihara.naruki@nihon-u.ac.jp 松本祐一郎 matsumoto.yuichiro20@nihon-u.ac.jp 高橋正明 takahashi.masaaki20@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 08:30 ~ 16:40 製図準備室
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学生への メッセージ |
各講義時間の内容が関連する実技科目ですので,原則として欠席は認めません.やむをえない欠席理由が発生した場合,製図準備室ないし上記担当者まで必ず”事前連絡”をして下さい. |