2024年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 線形代数学Ⅱ | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 多田 秀樹 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | F51D |
クラス | 2 |
概要
学修到達目標 | 行列式の定義と性質,線形空間,線形写像の考え方を理解することができる. また,これらを応用し,固有値や固有ベクトルなどを計算することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」で行う |
履修条件 | 線形代数学Iを履修していることが望ましい. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3及びCP1・3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 行列式の定義:線形代数学Iで学習した2次,3次の行列式の計算を踏まえて,一般的な正方行列の行列式を定義する.また,簡単な例を通してその性質を理解する. | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 行列式の性質1:一般的な行列式の性質を通して,その計算方法を学ぶ.また,転置行列の行列式の基本性質について学ぶ.(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 行列式の性質2:一般的な行列式の性質を通して,その計算方法を学ぶ.また,行列式の因数分解について学ぶ.(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 行列式の展開と逆行列:行列式の展開と逆行列の関係について学ぶ.(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 行列式の応用:余因子行列と逆行列,クラメルの公式,斉次方程式について学ぶ.(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) ) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 行列式の図形的意味:平行四辺形の面積や平行六面体の体積の計算を通して,行列式の図形的意味について学ぶ.(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 線形変換:線形変換の定義と基本性質について学ぶ.(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 線形変換の合成:合成変換と逆変換の性質を例を通して学ぶ.(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 代表的な線形変換:回転を表す線形変換と直交変換の性質について学ぶ. | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 固有値と固有ベクトル1:固有値と固有ベクトルの基礎を学ぶ(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 固有値と固有ベクトル2:具体的な線形変換を通して,固有値と固有ベクトルの基本性質を学ぶ. | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 行列の対角化:行列の対角化の条件と対角化について学ぶ.(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 行列の対角化の応用1:行列の対角化を用いて,行列の累乗の計算方法を学ぶ.(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | 対称行列の対角化:対称行列の直交行列による対角化について学ぶ.(基本的な例題による解説及び問題により理解させる) | 【事前学習】教科書の対象箇所を読み,理解できない個所をまとめておくこと 【事後学習】授業内容の復習および演習 | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 平常試験及び、その解説を行う. | 【事前学習】本時の授業までの内容を復習しておくこと. 【事後学習】これまでの講義内容を再確認する. | 【準備学習】2時間 【事後学習】2時間 |
その他
教科書 |
高藤節夫 他 5名 『新線形代数 改訂版 [ISBN:9784477033419]』 大日本図書
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験【100%】により評価する. |
質問への対応 | 講義中およびメールにて受け付けます. |
研究室又は 連絡先 |
tada.hideki20@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 船橋 09:00 ~ 14:50 12号館講師室
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学生への メッセージ |
熱意をもって取り組んでください. |