2024年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
| 科目名 | 機械設計製図ⅡB | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 富永・岡部 他 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1･2 金曜3･4 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F51N F53O |
| クラス | A ，B | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
| その他 | 実務経験のある教員による授業科目 | ||
概要
| 学修到達目標 | 機械設計製図IIBでは，機械設計製図IIAで基本的な部分を設計した機械の詳細設計を学生自らが行う．設計書，組立図，部品図の作成を通して機械技術者としての基礎的能力を修得することを目的とする． 本授業科目はDP3・4及びCP3・4に該当しています。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
課題の設計に必要な設計法，工作法，製図法などについて講義を行い，それに基づいて設計書，組立図，部品図を作成する．設計業務，製造業務，製品調査などの現場経験のある先生方の講義等を通して，学生は設計で必要な視点を養う． 主に板書を中心とした「対面授業」形式で行うので，講義内容を要領よくノートにとることが必要である． |
| 履修条件 | 機械設計製図IIAの単位を取得していること． |
| ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連 | 本授業科目はDP3・4及びCP3・4に該当しています。 |
授業計画
| 第1回 | 授業計画，受講上の注意事項等の説明，ケーシング作図上の注意． 少人数グループごとで組立図の審査を受ける． | [事前学修]組立図の検図をすること． [事後学修]審査で指摘を受けた点について，組立図（または基本構想図）を修正する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
|---|---|---|---|
| 第2回 | ケーシング作図上の注意，部品図作図 | [事前学修]ケーシング部品図に必要な図や寸法の配置を検討すること． [事後学修]組立図（基本構想図）をもとに，ケーシング部品図の本体形状図を作成する | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第3回 | 加工法・寸法（種々の加工法，寸法の入れ方），部品図作図 | [事前学修]工作実習で学んだ工作機械と製図Iで学んだ寸法記入法について再度確認してくること． [事後学修]ケーシング部品図の形状図と寸法を作成する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第4回 | 表面性状（表面粗さ），部品図作図 | [事前学修]表面性状の箇所を読んでくること． [事後学修]軸や歯車などの部品図を作成する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第5回 | サイズ公差，はめあい，部品図作図 | [事前学修]サイズ公差，はめあいの箇所を読んでくること． [事後学修]軸や歯車などの部品図を作成する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第6回 | 軸受荷重・軸の曲げの再検討，部品図作図 | [事前学修]軸受荷重の再検討の箇所を読んでくること． [事後学修]授業で指摘された点について再検討し，図面と設計書を作成する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第7回 | またぎ歯厚，部品図作図 | [事前学修]歯車のまたぎ歯厚の箇所を読んでくること． [事後学修]授業で指摘された点について再検討し，図面と設計書を作成する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第8回 | 幾何公差，部品図作図 | [事前学修]幾何公差の箇所を読んでくること．(30分) [事後学修]授業で指摘された点について再検討し，図面と設計書を作成する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第9回 | 設計書の作成と組立図・部品図の作成および検図（１） 設計書の作成と，ケーシングや歯車や軸の作図を行う． | [事前学修]組立図や部品図の検図をすること． [事後学修]授業で指摘された点について再検討し，図面と設計書を作成する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第10回 | 設計書の作成と組立図・部品図の作成および検図（2） 設計書の作成と，ケーシングや歯車や軸の作図を行う． | [事前学修]組立図や部品図の検図をすること． [事後学修]授業で指摘された点について再検討し，図面と設計書を作成する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第11回 | 設計書の作成と組立図・部品図の作成および検図（3） 設計書の作成と，要素部品の見直しを行う． 早期特別提出を受け付ける． | [事前学修]組立図や部品図の検図をすること． [事後学修]授業で指摘された点について再検討し，図面と設計書を作成する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第12回 | 設計書、組立図・部品図の提出 設計書の作成と，要素部品の見直しを行い、設計書、組立図・部品図を提出する | [事前学修]組立図や部品図の検図をすること． [事後学修]授業で指摘された点について再検討し，図面と設計書を作成する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第13回 | 設計課題の審査 設計書，組立図，部品図について個別審査を受ける． | [事前学修]設計書，組立図，部品図を見直すこと. [事後学修]審査で指摘された点について再検討し，図面と設計書を修正する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第14回 | 設計課題の審査 審査で指摘を受けた箇所について，設計書，組立図，部品図の見直しと修正を行う． | [事前学修]設計書，組立図，部品図を見直すこと. [事後学修]審査で指摘された点について再検討し，図面と設計書を修正する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
| 第15回 | 設計課題の審査 修正した設計書，組立図，部品図について個別審査を受ける． | [事前学修]設計書，組立図，部品図を見直すこと. [事後学修]審査で指摘された点について再検討し，図面と設計書を修正する． | 事前学修に1時間，事後学修に1時間 |
その他
| 教科書 |
機械製図と機械設計編集委員会 『JISによる機械製図と機械設計』 オーム社 2020年 第1版
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| 参考書 |
倉西 正嗣 監修、景山 克三 著、菅野 宗和 著、黒瀬 元雄 著、勝田 基嗣 著 『大学課程 機械要素設計（第3版）』 オーム社 2020年 第3版
製品のカタログやJIS規格などから自身の設計に必要な情報を得ること．
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| 成績評価の方法 及び基準 |
設計書，組立図，部品図の審査による総合評価 |
| 質問への対応 | 授業教室で質問を受け付けます．また，メールによる質問も受け付けます． 質問は，cst.mech.design2＠nihon-u.ac.jpのメールアドレスへ送信ください． 上記「＠：アットマーク」は半角に修正ください． |
| 研究室又は 連絡先 |
富永：タワースコラ17階 S1714室 岡部：タワースコラ17階 S1703室 河府：タワースコラ16階 S1607室 飯島：タワースコラ17階 S1704室 堀内：タワースコラ17階 S1608室 |
| オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:30 ～ 13:00 駿河台校舎7号館7階771室(機械製図準備室)
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| 学生への メッセージ |
図面の描き方，読み方を中心として学んだ機械設計製図Iとは基本的に異なり，自らの考えに基づいて機械を設計することがねらいです． 各自で必要な資料は，各自で探しに行くなど積極的な学習態度が望まれます． |