2024年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 工業力学Ⅱ及び演習 | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 安部 明雄 | 履修期 | 後期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 木曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H41F |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 航空機・宇宙機の数学モデルの構築や制御系の設計に必要となる,質点・剛体の3次元運動の運動学および動力学の基礎理論を修得することを目標とする.講義の進度しだいで,宇宙機(人工衛星,ロケット),航空機の力学モデルの記述方法についても述べる. |
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授業形態及び 授業方法 |
・対面授業で実施します. ・毎回,演習を実施します. ・Google Classroomを利用する予定です. |
履修条件 | 力と運動の物理学,微分積分学・線形代数学などの知識は,前提とします. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4及びCP1・3・4に該当しています. |
授業計画
第1回 | 講義の概要説明 単振動と減衰振動及び演習1 | 【事前学習】シラバスを読み学習目標を理解する 【事後学習】講義ノートを復習し単振動と減衰振動について理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
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第2回 | 単振動と減衰振動及び演習2 | 【事前学習】減衰振動の運動の記述を調べる 【事後学習】講義ノートを復習し単振動と減衰振動について理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第3回 | 極座標及び演習1 | 【事前学習】極座標とデカルト座標の違いを調べる 【事後学習】講義ノートを復習し極座標について理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第4回 | 極座標及び演習2 | 【事前学習】極座標を用いた運動の記述を調べる 【事後学習】講義ノートを復習し極座標について理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第5回 | 質点の運動及び演習 | 【事前学習】質点の運動の記述を調べる 【事後学習】講義ノートを復習し質点の運動の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第6回 | 中間の解説と演習 | 【事前学習】単振動,減衰振動,極座標を用いた運動の記述を復習する 【事後学習】演習で扱った内容について運動の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第7回 | 相対運動及び演習1 | 【事前学習】運動座標について調べる 【事後学習】講義ノートを復習し相対運動の基本的な考え方の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第8回 | 相対運動及び演習2 | 【事前学習】運動座標を用いた運動の記述を調べる 【事後学習】講義ノートを復習し相対運動の記述・計算の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第9回 | 相対運動及び演習3 | 【事前学習】運動座標を用いた加速度表現とその意味を調べる 【事後学習】講義ノートを復習し相対運動の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第10回 | 質点系の力学及び演習1 | 【事前学習】質点系とは何か?調べる 【事後学習】講義ノートを復習し質点系の運動の基本的な考え方の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第11回 | 質点系の力学及び演習2 | 【事前学習】質点系の運動の記述を調べる 【事後学習】講義ノートを復習し質点系の運動の基本的な考え方の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第12回 | 剛体の力学及び演習1 並進・回転運動 | 【事前学習】剛体の運動の記述を調べる 【事後学習】講義ノートを復習し剛体の運動の記述の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第13回 | 剛体の力学及び演習2 並進・回転運動 | 【事前学習】剛体の運動の記述を調べる 【事後学習】講義ノートを復習し剛体の運動の記述の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第14回 | 剛体の力学及び演習3 並進・回転運動 | 【事前学習】剛体の運動の記述を調べる 【事後学習】講義ノートを復習し剛体の運動の記述の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第15回 | 平常試験と解説 | 【事前学習】相対運動,質点系の運動,剛体の運動について復習する 【事後学習】試験で扱った内容について運動の理解を深める | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
その他
教科書 |
特定の教科書に沿って講義を進めることは,しません.
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参考書 |
W. T. Thomson, Introduction to Space Dynamics, Dover Pubns, 1986
井口英雄,佐甲徳栄,相馬亘,中原明生 『理工系のための力学』 東京図書 2012年
茂原正道 『宇宙工学入門 ―衛星とロケットの誘導・制御 』 培風館 1994年
上記以外でも,古典力学について記述されている本であればかまわない.
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成績評価の方法 及び基準 |
中間試験と期末試験で100%とする. 中間試験と期末試験は,演習の時間を利用する予定.ただし, 実施日は,みなさんの都合に(テストが集中しないように)あわせて, 相談して決めます. |
質問への対応 | 質問は,Calssroomのコメントかメールでお願いします. |
研究室又は 連絡先 |
3号館322室 abe.akio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:30 ~ 14:00
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学生への メッセージ |
必ず前回の講義内容を復習してから,講義に臨んでください. 国家公務員試験の総合職の専門科目の難易度+αを目安に 授業を構成しています. |