2024年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電気回路Ⅱ及び演習 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 淺見 拓哉 | 履修期 | 後期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 月曜1・2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I11Q |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気回路Ⅱ及び演習は電気回路Ⅰ及び演習で修得したことを基礎として、さらに複雑な電気回路の基本的な解析方法と計算方法を学び、自ら活用できることを目標としている。二端子対回路、三相交流回路、対称座標法、ひずみ波、及び分布定数回路について,解析方法を理解し,利用することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 対面授業を行う。講義は二端子対回路、三相交流回路、対称座標法、ひずみ波、分布定数回路の順に行う。授業時間180分の内、講義を90分行い、その後、講義内容に応じた演習とその解説を90分行う。 |
履修条件 | 「電気回路の基礎」及び「電気回路Ⅰ及び演習」を履修していることが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP4・5及びCP4・5に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 電気回路Ⅰ及び演習の復習 (1)キルヒホッフ第一法則と節点方程式 (2)キルヒホッフ第二法則と閉路方程式 | 【事前学習】電気回路Ⅰで学んだ範囲を見直す。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題を解答し次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
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第2回 | 二端子対回路とその考え方 (1)インピーダンスパラメータとアドミタンスパラメータ (2)相反の定理 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第3回 | 二端子対回路の取り扱い (1)四端子定数とその求め方 (2)回路の縦続接続 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第4回 | 二端子対回路の影像パラメータ (1)影像インピーダンスと伝達定数 (2)四端子定数との関係 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第5回 | 三相交流回路の解析方法 (1)三相交流の電圧と電流及び対称と非対称 (2)三相交流における電圧と電流のベクトル表示方法 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第6回 | 三相交流回路の考え方と計算の仕方 (1)電源と負荷のΔ-Y変換方法 (2)三相交流回路の電圧と電流の計算法 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第7回 | 三相交流回路の電力 (1)ブロンデルの定理と二電力計法 (2)回路の平衡と不平衡 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第8回 | 対称座標法の考え方 (1)電圧と電流及びインピーダンスの成分表示 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第9回 | 対称座標法の計算法 (1)発電機の基本式 (2)発電機の故障計算法 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第10回 | ひずみ波交流とフーリエ級数 (1)フーリエ級数への展開 (2)ひずみ波交流電圧に対する電流 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第11回 | 分布定数回路の回路方程式 (1)基礎方程式の導出 (2)無損失線路 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第12回 | 無限長分布定数線路の考え方と計算法 (1)電圧と電流の伝搬 (2)特性インピーダンスと伝搬定数 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第13回 | 有限長分布定数線路の考え方と計算法 (1)境界条件の設定と線路上の電圧と電流分布 (2)無損失線路と共振現象 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第14回 | 無損失分布定数線路の考え方と計算法 (1)位置角 (2)電圧電流の反射とインピーダンス整合 | 【事前学習】教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。 【事後学習】教科書とノートを用いて講義内容及び演習内容の復習を行い,講義中に示された「自宅学習」課題を行う。また,宿題に解答し,次の講義時に提出する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
第15回 | 平常試験及び解説 | 【事前学習】教科書とノートを用いて試験範囲の内容を十分に理解し,活用できるようにする。 【事後学習】試験及び解説内容を見直し,不十分な点を補う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】3時間 |
その他
教科書 |
三浦 光 著 『ポイントで学ぶ電気回路 -交流活用編-』 コロナ社 2015年 第1版
三浦 光 編著 『ポイントで学ぶ電気回路 -例題・演習編-』 コロナ社 2016年 第1版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験の結果:75%、 演習内容と課題提出:25% |
質問への対応 | 授業中,授業後,またはメールにて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 タワー・スコラ16階 S1609室 asami.takuya@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
土曜 駿河台 10:00 ~ 12:00 駿河台校舎 タワー・スコラ16階 S1609室
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学生への メッセージ |
講義の1/3以上欠席した場合は成績評価の対象外となります。電気工学を学ぶ上で、基礎となる重要な科目の一つです。電気回路の考え方が習得できます。 |