2024年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 電磁気学Ⅱ及び演習 | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 高橋 芳浩 | 履修期 | 前期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 火曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J21D |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 定常電流が作りだす磁界,時間的に変化した電界・磁界が及ぼす効果(電磁誘導),自由空間や損失媒質中での電磁波の伝搬 などを理解することができる. ※本科目はGP対応科目である |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 板書を中心とした対面授業により講義および演習を実施する.演習により興味を促し,自ら取り組む力を養いつつ,物理現象に対する学問的な裏付けを理解する. |
履修条件 | 必修/「電磁気学Ⅰおよび演習」を修得していること |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3及びCP3に該当しています。 |
授業計画
第1回 | アンペアの法則 | 【事前学修】教科書8.1〜8.2を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,教科書およびノートを用いて,「電磁気学Ⅰ及び演習」の内容に関し復習し,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
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第2回 | ベクトルポテンシャル/ビオ・サバールの法則 | 【事前学修】教科書8.3〜8.4を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第3回 | 磁気双極子/磁化に等価な電流密度 | 【事前学修】教科書9.1〜9.2を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第4回 | 磁束密度/境界条件 | 【事前学修】教科書9.3〜9.4を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第5回 | 磁気的エネルギー/磁気的な力と回転力 | 【事前学修】教科書9.6〜9.7を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第6回 | 磁気回路 | 【事前学修】教科書10.1〜10.11を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第7回 | 電磁誘導/電流に働く力 | 【事前学修】教科書12.1〜12.5を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第8回 | ホール効果/渦電流/変位電流/電磁界の基礎方程式 | 【事前学修】教科書12.9〜13.1を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第9回 | 自由空間における電磁波/平面波 | 【事前学修】教科書13.2〜13.5を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第10回 | 損失媒質中での電磁波/伝搬定数 | 【事前学修】教科書13.7を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第11回 | 特性インピーダンス/侵入の深さ | 【事前学修】教科書13.6, 13.8〜13.9を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第12回 | 電磁波によるエネルギー伝搬/群速度/電磁界の境界条件/偏波 | 【事前学修】教科書13.10, 13.12, 14.1〜14.2を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第13回 | 導体による平面波の反射 | 【事前学修】教科書14.3〜14.4を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第14回 | 誘電体境界における平面波の反射・屈折 | 【事前学修】教科書14.5〜14.6を読み,理解できない箇所を明確にしておくこと.また,前回実施した講義の復習を行い,授業開始時に実施する小テストに備える. 【事後学修】講義を実施した範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習し,演習の内容を提出レポートとしてまとめること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
第15回 | 総合演習 | 【事前学修】これまでの講義実施範囲について,ノートおよび教科書を用いて復習すること. 【事後学修】総合演習について復習し,定期試験に備えること. | 【事前学修】2.5時間 【事後学修】2.5時間 |
その他
教科書 |
伊藤彰義 『図でわかる電磁気学』 講談社サイエンティフィック 1996年 第1版
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参考書 |
伊藤彰義,中川活二 『理工系のための解く! 電磁気学』 講談社サイエンティフィック 2010年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験(70%)および課題提出などの平常点(30%)により評価. |
質問への対応 | 随時,研究室にて対応 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎425室(高橋研究室)/takahashi.yoshihiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:00 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
丸暗記すると難しいが,自分で考えれば決して難しい内容ではない.基礎となる学問なので,良く理解できるよう応援する. |