2024年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 電子回路Ⅰ | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 今池 健 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J42F |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ダイオードおよびバイポーラトランジスタに対する動作特性と動作条件を学んで,各素子の等価回路を説明できるようになる.さらに,各種半導体素子を用いた基礎電子回路特性の解析と設計ができるようになる.(未来博士工房対象科目) |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 講義を主体とし、理解を助けるため例題による勉強および演習を行う.教科書を主とするが 適宜内容を補充しながら講義を進める.随時演習,宿題を課して理解を深める. |
履修条件 | 必修.回路理論Ⅰ・Ⅱを修得しているか再履修中であること. キルヒホッフの法則,電源の等価変換,テブナンの定理,重ね合わせの定理を理解していること. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP3及びCP3に該当している. |
授業計画
第1回 | 電子回路Ⅰの目的と基礎 信号源の電力、出力電力、重ね合わせの理(電圧、電流)の応用、電子回路の種類、基礎学力演習 | 【事前学習】初回授業の課題に備え、回路理論を復習し、電子回路のノートを作成する 【事後学習】授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | ダイオード回路の基礎1 静特性、基礎学力の再演習を行う | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | ダイオード回路の基礎2 ダイオード静特性の理想化、整流器(半波、全波)、平滑回路 | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】 授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | ダイオード回路の基礎3 ダイオード回路の小信号解析(負荷直線と動作点)と動抵抗、交流負荷直線 | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる。 【事後学習】授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | エミッタ接地RC増幅器1 接合形npnトランジスタ、電流増幅率(β)、エミッタ接地静特性 | 【事前学習】 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】 授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | エミッタ接地RC増幅器2 エミッタ接地RC増幅器の動作点解析、A級動作、結合コンデンサ、バイパスコンデンサ | 【事前学習】 不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】 授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | エミッタ接地RC増幅器3 コンデンサ(結合、バイパス)の導通条件、交流負荷直線 | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | エミッタ接地RC増幅器4 バイアス設計時の安定条件、無歪対象出力 | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | ベース接地RC増幅器1 βとα、信号(入力、出力)の閉ループ | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】信授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | ベース接地RC増幅器2 動作点解析、動作特性 | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | コレクタ接地と電力増幅 エミッタホロワ | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | hパラメータとRC増幅器1 エミッタ接地RC増幅器の特性 | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | hパラメータとRC増幅器2 ベース接地RC増幅器の特性 | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】授業内容を反復して、不得意部分の減少に努める | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | hパラメータとRC増幅器 コレクタ接地RC増幅器の特性 電子回路Ⅰの総合講義 ダイオードならびにトランジスタ回路の要点をまとめる | 【事前学習】不得意部分と不明部分を的確に説明できるようにまとめる 【事後学習】総合演習に向けた対策をする | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 平常試験およびその解説 | 【事前学習】これまでの内容について復習し、試験に対する対策をする | 【事前学習】4時間 |
その他
教科書 |
シリング、ビラブ 『トランジスタとICのための電子回路Ⅰ』 朝倉出版
シリング、ビラブ 『トランジスタとICのための電子回路Ⅱ』 朝倉出版
高橋寛(監修)/飯高成男・田口英雄(共著) 『絵ときでわかるトランジスタ回路』 オーム社 2000年
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
レポート15%,総合演習20%,定期試験65% |
質問への対応 | 随時,直接またはメール等で対応 |
研究室又は 連絡先 |
4号館413室 imaike.takeshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:15 ~ 13:15 4号館1階413室
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学生への メッセージ |