2024年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | 回路理論Ⅰ | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 山口 健 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K52A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 回路理論は情報工学の基礎であり,応用情報工学を志す学生にとって必須の学問である.直流回路を中心に,受動回路を代数学を使って自由に解析することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業を基本とするが,LMSも活用する。 |
履修条件 | 数学,特に線形代数の理解度に不安のある学生は,自習により十分に理解しておくことが望ましい. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 回路理論とは何か | 【事前学修】高校物理の電気回路を復習する. 【事後学修】LTSpice,Qucsのインストールと回路シミュレーションを試す. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
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第2回 | 電圧,電流,抵抗.オームの法則.抵抗の直並列接続 | 【事前学修】教科書1ページから5ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | 分流と分圧 | 【事前学修】教科書5ページから6ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | 電源の等価変換 | 【事前学修】教科書6ページから11ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | 電力の計算 | 【事前学修】教科書17ページから19ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | キルヒホッフの法則.代数方程式による閉電流解析1 | 【事前学修】教科書13ページから15ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | 代数方程式による閉電流解析2(クラメルの公式) | 【事前学修】教科書16ページから17ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | 復習と実力確認 試験終了後試験の解説を行う. | 【事前学修】これまでの内容をよく復習する. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | 重ね合わせの理,鳳・テブナンの定理 | 【事前学修】教科書71ページから77ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | 特別な形をした回路の全抵抗.対称形回路,無限回路,Y-⊿変換(座標変換) | 【事前学修】教科書82ページから89ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | 代数方程式による節電圧解析 | 【事前学修】教科書71ページから77ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | 直流回路解析の応用 | 【事前学修】教科書13ページから15ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | 交流回路への導入1 | 【事前学修】教科書21ページから22ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第14回 | 交流回路への導入2 | 【事前学修】教科書23ページから25ページをよく読む. 【事後学修】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第15回 | 平常試験及びその解説 試験終了後試験の解説を行う. | 【事前学修】学習した内容を復習し試験に備える. 【事後学修】後期に備えて試験でできなかった個所を復習する. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
その他
教科書 |
作田幸憲,今池健,永田知子 『エレクトロニクスのための回路理論』 コロナ社 2017年 第2版
「回路理論II」でも継続して使用する.
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参考書 |
川上正光 『基礎電気回路例題演習』 コロナ社
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験:75% 実力確認:20% 課題:5% |
質問への対応 | 授業中に理解できないところがあった場合,質問内容を整理し授業終了後に質問すること. |
研究室又は 連絡先 |
山口健(船橋校舎2号館224室, yamaguchi.takeshi89@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:00 ~ 13:00 山口
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学生への メッセージ |
後期の「回路理論Ⅱ」を登録しておくこと. 課題の成績評価の割合は低いが,課題を行っていないと試験の出来もよくない傾向があるため,しかっりと取り組むこと. LMSとして,Moodleを利用します.復習用の動画などコンテンツがありますので,活用してください. シミュレーションソフトウェアとして,LTSpice と Qucs を利用する.回路理論だけでなく,論理回路や2年生の情報工学実験Ⅱでも活用できるため,積極的に使っていくこと. |