2024年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | 応用統計 | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 松野・村上 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K53C |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 基礎的な統計学を学修し,卒業研究などにおいて,実験データの統計分析ができるようになる. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 講義および演習を通して学修する.演習では各自のPCを用いることがある. |
履修条件 | 平均値や分散など高校で学習した統計を復習すること.一般教育課目の数理統計学1を受講していることが望ましい,また,PCを用いた演習を実施するため,各自でPCを準備すること. |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています. |
授業計画
第1回 | データの記述(1)と演習:定性的データと定量的データについて学修し,それらの違いと分析方法が説明できるようになる. | 【事前学修】テキストや文献等で,定性的データと定量的データについて調査を行う. 【事後学修】テキストや文献等で,授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
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第2回 | データの記述(2)と演習:平均,分散,標準偏差について学修し,それらの統計的意味が説明できるようになる. | 【事前学修】テキストや文献等で,平均,分散,標準偏差について調査を行う. 【事後学修】テキストや文献等で,授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | 2次元データの解析と演習:2次元データの解析法について学修し,活用できるようになる. | 【事前学修】テキストや文献等で,相関と回帰について調査を行う. 【事後学修】テキストや文献等で,授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | 多次元データの解析と演習:多次元データの解析法について学修し,活用できるようになる. | 【事前学修】テキストや文献等で,相関と回帰について調査を行う. 【事後学修】テキストや文献等で,授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | 確率変数の期待値と分散と演習:確率変数の期待値と分散について学修し,期待値を用いた分析が可能になる. | 【事前学修】テキストや文献等で,確率変数の期待値と分散について調査を行う. 【事後学修】テキストや文献等で,授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | 確率変数と確率分布の解析と演習:2項分布,ポワソン分布,正規分布について学修し,分布モデルを用いた分析が可能になる. | 【事前学修】テキストや文献等で,2項分布,ポワソン分布,正規分布について調査を行う. 【事後学修】テキストや文献等で,授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | 中間試験と解説:記述統計全般の理解度確認を実施し,記述統計を活用した問題解析ができるようになる. | 【事前学習】テキストや文献等で,記述統計の学修内容全般について復習を行う. 【事後学習】テキストや文献等で,理解度確認内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | 測定値(平均値)に関する仮説検定1:1標本のt検定 関数電卓とPCを持参すること. | 【事前学習】授業内容のキーワードについて,テキストや文献等で調査を行う. 【事後学習】テキストや文献等で授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | 測定値(平均値)に関する仮説検定2:2標本のt検定,対応のあるt検定 関数電卓とPCを持参すること. | 【事前学習】授業内容のキーワードについて,テキストや文献等で調査を行う. 【事後学習】テキストや文献等で授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | 測定値(平均値)に関する仮説検定3:ノンパラメトリック法による仮説検定(ウィルコクソンの符号付き順位検定,ウィルコクソンの順位和検定) 関数電卓とPCを持参すること. | 【事前学習】授業内容のキーワードについて,テキストや文献等で調査を行う. 【事後学習】テキストや文献等で授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | 効果検証に関する仮説検定1:分散分析 関数電卓とPCを持参すること. | 【事前学習】授業内容のキーワードについて,テキストや文献等で調査を行う. 【事後学習】テキストや文献等で授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | 効果検証に関する仮説検定2:ノンパラメトリック法による仮説検定 関数電卓とPCを持参すること. | 【事前学習】授業内容のキーワードについて,テキストや文献等で調査を行う. 【事後学習】テキストや文献等で授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | アンケート結果に関する仮説検定1:二項検定 関数電卓とPCを持参すること. | 【事前学習】授業内容のキーワードについて,テキストや文献等で調査を行う. 【事後学習】テキストや文献等で授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第14回 | アンケート結果に関する仮説検定2:カイ二乗検定 関数電卓とPCを持参すること. | 【事前学習】授業内容のキーワードについて,テキストや文献等で調査を行う. 【事後学習】テキストや文献等で授業内容についての復習を行う. | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第15回 | 理解度確認試験と解説:記述統計を範囲に含む推測統計全般の理解度確認を行い,目的に応じた統計的問題分析ができるようになる. | 【事前学習】テキストや文献等で,推測統計の学修内容全般について復習を行う. 【事後学習】テキストや文献等で,理解度確認内容についての復習を行う. | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
その他
教科書 |
特になし.
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参考書 |
必要に応じて授業内で紹介する.
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成績評価の方法 及び基準 |
試験(80%)および演習(20%)により評価する. |
質問への対応 | 随時,メール等で受け付ける. |
研究室又は 連絡先 |
松野 裕(船橋校舎2号館243室,matsuno.yutaka@nihon-u.ac.jp) 村上知里(船橋校舎2号館214A室,murakami.chisato@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ~ 12:40 松野 裕
月曜 船橋 12:10 ~ 12:40 村上知里
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学生への メッセージ |
統計学は社会で特に求められている学問の1つです.学生の間にその基礎を習得しましょう. |