2024年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 専門化学実験Ⅳ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 青山・早川 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 水曜3・4・5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L33N |
クラス | A・B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 実験により,有機化学及び生命科学に関する理解を深めるとともに,基礎的な実験手法を学ぶことができる。有機化学分野では,有機反応の原理を理解して生成物の構造が立体を区別してイメージできるようになる。生命科学分野では,生体物質を扱う際に必要な原理を理解し,基本操作がイメージできるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面型にて実施する。 共通での安全講義のほか、Aクラス・Bクラス共に、ⅣaおよびⅣbの各6テーマ実験を 行う。 実験指導を行う教員に企業や官公庁などで研究開発および分析業務経験者を配置し,実務経験に即した実践的な実験指導と実験レポートの添削と評価を行う。レポートを返却し,再提出を求める場合がある。 |
履修条件 | 有機化学系・生命科学系の講義内容を十分に理解していること。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・4・6・7及びCP1・3・4・6・7に該当している。 |
授業計画
第1回 | 実験を行うに当たっての諸注意及び実験を行う上での安全についての講義 | 【予習】テキストの第1章を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】注意事項に目を通し,安全に実験を行うために必要なこと・手技・法令・ノートの書き方などについてまとめる。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
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第2回 | Ⅳa実験(有機化学)の実験講義 | 【予習】テキストの第4章を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第3回 | L-乳酸エチルからのベンゾイル乳酸エチルの合成 | 【予習】テキストの第4章4.3を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第4回 | カラムクロマトグラフィーによるトシル乳酸エチルの精製 | 【予習】テキストの第4章4.4を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第5回 | トシル乳酸エチルからベンゾイル乳酸エチルの合成 | 【予習】テキストの第4章4.4を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第6回 | 再結晶法による有機化合物の精製 | 【予習】テキストの第4章4.5を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第7回 | ベンゾイル乳酸エチルの旋光度測定 | 【予習】テキストの第4章4.6を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第8回 | NMRスペクトル解析による有機化合物の構造決定 | 【予習】テキストの第4章を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第9回 | Ⅳb(生命科学)の実験講義 | 【予習】テキストの第5章5.5および5.6を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った内容をまとめ,復習を行う。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第10回 | チトクロムcの精製 | 【予習】テキストの第5章5.5の該当箇所を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第11回 | チトクロムcの精製 イオン交換クロマトグラフィー・硫安分画 | 【予習】テキストの第5章5.5の該当箇所を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第12回 | チトクロムcの精製・解析 疎水性相互作用クロマトグラフィー・吸収スペクトル測定 | 【予習】テキストの第5章5.5の該当箇所を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第13回 | ブタ肝臓のカタラーゼの全活性及び比活性測定 | 【予習】テキストの第5章5.6の該当箇所を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第14回 | 酵素反応速度解析及び阻害剤添加による酵素活性阻害様式解析 | 【予習】テキストの第5章5.6の該当箇所を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
第15回 | 酵素の至適pH及び温度測定,化学触媒との比較,標準偏差の計算 | 【予習】テキストの第5章5.6の該当箇所を予習し,分からないことをまとめておく。 【復習】当日に行った実験内容及びデータをまとめ,復習を行う。レポートを作成し,提出する。 | 【予習】90分 【復習】90分 |
その他
教科書 |
岩村 秀・角五 正弘監修・大月 穣・青山 忠・浮谷 基彦・遠山 岳史・松田 弘幸 『理工学のための化学実験 -基礎化学からバイオ・機能材料まで【9784320044500】』 共立出版 2016年 第2版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
学生に対する評価 (ⅰ) 実験への準備状況及び実験に取り組む姿勢,積極性(50%)。 (ⅱ) 提出された実験レポート(50%)。 ※実験分野ごとに指定するレポートが1つでも未提出であった場合は,成績評価を行わない。 |
質問への対応 | 実験時間中に随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
Ⅳa: cst.mac.exp4a@nihon-u.ac.jp 早川 駿河台校舎2号館地階207B室 有機合成化学研究室 Ⅳb: cst.mac.exp4b@nihon-u.ac.jp 松下 駿河台校舎2号館地階212室 物質生命化学研究室 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 15:00 ~ 17:00 早川
月曜 駿河台 15:00 ~ 17:00 松下
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学生への メッセージ |