2024年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
| 科目名 | 物理化学Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 | 
| 担当者 | 清水 繁 | 履修期 | 前期 | 
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 木曜2 | 
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L41M L42N | 
| クラス | A 、 B | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
| その他 | 実務経験のある教員による授業科目 | ||
概要
| 学修到達目標 | 気体の諸性質を理想気体と実在気体の違いから学ぶ.また化学反応を量論的に理解するため反応速度について学び,そして化学反応における速度式を導入する方法を考察する.さらに化学反応の平衡状態を理解して,化学変化の方向性について解析する.気体の性質についての種々の法則について説明することができる.化学反応速度についての基本的な事項についての説明ができる.化学反応速度についての説明ができる. | 
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 | プロジェクターを用い講義を行う.各回の講義資料はCST-VOICEに授業の資料をアップロードするので,各自ダウンロードして予習する | 
| 履修条件 | 物理化学Iを履修済みであることが望ましい. | 
| ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当している | 
授業計画
| 第1回 | 気体の性質(1) 気体の諸法則 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】理想気体についての復習 | 2時間 2時間 | 
|---|---|---|---|
| 第2回 | 気体の性質(2) 理想気体のモデル | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】理想気体についての復習 | 2時間 2時間 | 
| 第3回 | 気体の性質(3) マクスウェル-ボルツマンの速度分布則,気体拡散の法則 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】気体分子運動論,マクスウェル-ボルツマンの速度分布則についての復習 | 2時間 2時間 | 
| 第4回 | 気体の性質(4) 実在気体,ファンデルワールスの状態式 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】平均速度,実在気体についての復習 | 2時間 2時間 | 
| 第5回 | 気体の性質(5) 臨界状態,対応状態の法則 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】実在気体の性質,状態方程式の復習 | 2時間 2時間 | 
| 第6回 | 化学平衡(1) 化学平衡の法則と平衡定数 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】化学平衡,化学熱力学の復習 | 2時間 2時間 | 
| 第7回 | 化学平衡(2) 均一気相系,均一液相系 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】平衡定数,反応進行度の復習 | 2時間 2時間 | 
| 第8回 | 化学平衡(3) 不均一系 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】不均一系の化学平衡の復習 | 2時間 2時間 | 
| 第9回 | 化学平衡(4) 平衡の移動,温度による平衡定数の変化 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】平衡定数の温度依存性,濃度依存性,電離の復習 | 2時間 2時間 | 
| 第10回 | 化学反応速度(1) 化学反応の速度と定義 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】反応速度,反応速度式の復習 | 2時間 2時間 | 
| 第11回 | 化学反応速度(2) 1次反応と2次反応 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】1次反応,2次反応,反応速度定数の復習 | 2時間 2時間 | 
| 第12回 | 化学反応速度(3) 素反応と複合反応 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】素反応,複合反応の反応速度 | 2時間 2時間 | 
| 第13回 | 化学反応速度(4) 反応の温度依存性とアレニウスプロット | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】アレニウス式,アレニウスプロット,活性化エネルギーの復習 | 2時間 2時間 | 
| 第14回 | 化学反応速度(5) 衝突理論,遷移状態理論 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】反応速度の理論の復習 | 2時間 2時間 | 
| 第15回 | 演習とその解説 | 【事前学習】事前配布の講義資料について,講義内容の予習を行う 【事後学習】演習問題に関する復習 | 2時間 2時間 | 
その他
| 教科書 | 真下清 ら 『物理化学入門』 東京教学社 2011年 第2版 | 
|---|---|
| 参考書 | 特に指定しない.物理化学の教科書は,多数出版されているので必要ならば自分にあった書籍を参考に. | 
| 成績評価の方法 及び基準 | 定期試験(80%)および演習(20%) | 
| 質問への対応 | 授業中及び授業後教室内で受ける。 | 
| 研究室又は 連絡先 | 2号館225室. e-mail: shimizu.shigeru@nihon-u.ac.jp | 
| オフィスアワー | 木曜 駿河台 13:20 ~ 14:50 2号館225室 | 
| 学生への メッセージ | オフィスアワーの時間にかかわらず,質問等は研究室で受ける. | 
