2024年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
| 科目名 | 基礎化学実験 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 米田・伊藤 他 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3･4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | L43A |
| クラス | 物質応用化学科 Aクラス，Bクラス | ||
概要
| 学修到達目標 | 目前の化学現象に対する観察力を十分に養う。また，物質の変化や性質を原子，分子，イオン（ひいては電子状態）のミクロな視点と，物質が集団として振舞う巨視的な理解の両面から現象を思考する力を身につけ，同時に，実際に取り扱った化学物質の安全な取り扱い方や環境保全に配慮する力を涵養できるようになる。 本授業科目は、物質応用化学科が履修対象である。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
対面授業にて実施する。講義では振り返り課題を課す。実験は操作を簡単に説明した後，1人にて行う。 クラス別に819（Aクラス），または829（Bクラス）の各実験室にて実施する。その後，実験レポートを作成してCST-VOICEを介して提出する。 レポート提出後にポイントを解説し，フィードバックを行う。 |
| 履修条件 | 基礎教育科目（基礎科学分野，化学系科目） 卒業条件（化学系科目）： 2単位以上の取得が必要 |
| ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連 | 本授業科目は、DP1・3・4・7及びCP1・3・4・7に該当しています。 |
授業計画
| 第1回 | 履修内容の説明と諸注意 | 事後学習：終了後，配布されたテキストを確認し，その内容について不得意分野および理解不足と感じる項目がある場合は，基礎内容を振返り理解を深める。 | 事後学習：2時間 |
|---|---|---|---|
| 第2回 | 安全教育 | 事前学習：実験で扱う化学物質の注意すべき点や危険性を予習しておく。 事後学習： 終了後，薬品に関する安全講習(消防法関連、毒劇物取扱法関連、高圧ガス取り扱い法関連など)について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第3回 | 金属陽イオンの定性分析に関する基本操作の解説および実習 | 事前学習：テキストの「基本操作」について予習しておく。 事後学習： 終了後，基本操作について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第4回 | 実験講義（Ⅰ族陽イオン定性分析） | 事前学習：テキストの「溶液の濃度」，「沈殿の生成」，「陽イオン定性分析の基本操作」，「Ⅰ族陽イオンの分離確認」について予習しておく。 事後学習：終了後，講義内容について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第5回 | Ⅰ族 陽イオン定性分析 | 事前学習：「Ⅰ族陽イオンの定性分析」について，レポートの目的および操作の２項目を作成し，内容を予習しておく。 事後学習： 終了後，Ⅰ族陽イオンの性質について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第6回 | 実験講義（Ⅱ族陽イオン定性分析） | 事前学習：テキストの「Ⅱ族陽イオンの分離確認」について予習しておく。 事後学習：終了後，講義内容について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第7回 | Ⅱ族 陽イオン定性分析 | 事前学習：「Ⅱ族陽イオンの定性分析」について，レポートの目的および操作の２項目を作成し，内容を予習しておく。 事後学習： 終了後，Ⅱ族陽イオンの性質について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第8回 | 実験講義（Ⅲ族 陽イオン定性分析） | 事前学習：テキストの「Ⅲ族陽イオンの分離確認」について予習しておく。 事後学習： 終了後，講義内容について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第9回 | Ⅲ族 陽イオン定性分析 | 事前学習：「Ⅲ族陽イオンの定性分析」について，レポートの目的および操作の２項目を作成し，内容を予習しておく。 事後学習： 終了後，Ⅲ族陽イオンの性質について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第10回 | 実験講義（Ⅳ族 陽イオン定性分析） | 事前学習：テキストの「Ⅳ族陽イオンの分離確認」について予習しておく。 事後学習： 終了後，講義内容について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第11回 | Ⅳ族 陽イオン定性分析 | 事前学習：「Ⅳ族陽イオンの定性分析」について，レポートの目的および操作の２項目を作成し，内容を予習しておく。 事後学習： 終了後，Ⅳ族陽イオンの性質について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第12回 | 実験講義（Ⅴ・Ⅵ族 陽イオン定性分析） | 事前学習：テキストの「Ⅴ・Ⅵ族陽イオンの分離確認」について予習しておく。 事後学習： 終了後，講義内容について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第13回 | Ⅴ・Ⅵ族 陽イオン定性分析 | 事前学習：「Ⅴ・Ⅵ族陽イオンの定性分析」について，レポートの目的および操作の２項目を作成し，内容を予習しておく。 事後学習： 終了後，Ⅴ・Ⅵ族陽イオンの性質について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第14回 | 未知試料分析（Ⅰ～Ⅳ族 陽イオンの定性分析） | 事前学習：これまで実験してきたⅠ族からⅣ族までの系統的分析方法を再確認しておく。 事後学習： 終了後，分析した内容および結果について，各自あるいは学生間で確認して理解を深める。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
| 第15回 | 総合演習（設問と解説） | 事前学習：これまでノートに記載してきたⅠ族からⅥ族までの系統分析方法における原理や分離方法などを再確認しておく。 事後学習： 終了後，演習で扱った内容について再確認し，実験全体の内容のうち理解不足の箇所を中心に復習する。 | 事前学習：1時間 事後学習：1時間 |
その他
| 教科書 |
化学同人編集部 編 『実験を安全に行うために [ISBN:9784759818338]』 化学同人 2017年 第8版
実験テキストおよび安全メガネは、無償配布する。
白衣は各自で準備して下さい。
また、安全教育の副読本として、「実験を安全に行うために」を準備して下さい。
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| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
・講義や課題および実習への取り組み姿勢を含めた平常点（60％） ・提出されたレポートや実験報告書（40％） により評価する。 なお，出席が10回に満たない場合 あるいは レポートおよび実験報告書の提出率が60％を満たない場合については，成績評価を行わない。 |
| 質問への対応 | 授業中および授業終了後に対応する。 メールでも対応する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
Aクラス：米田(812)・伊藤(811)・平野(821)・萩原・石毛 Bクラス：村上(821)・小泉(824)・大宅(814)・三五(822)・小林 連絡先：cst.chemjk※nihon-u.ac.jp (※には＠を入れてください．) |
| オフィスアワー |
木曜 船橋 12:10 ～ 13:10 実験担当者
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| 学生への メッセージ |
少しでもわからないことがあれば，遠慮なく質問してください。 |