2024年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | 数値解析学及び演習B | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 平石 秀史 | 履修期 | 後期 |
単位 | 3 | 曜日時限 | 木曜1・2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N41Q |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 補間法、数値微分・積分、常微分方程式、の大まかに分けて3つの数値解析の様々な手法およびアルゴリズムを習得し、数値解析学の一般的な基礎理論を学ぶ。さらに、C言語に非常に似てかつ比較的使い易いWSH/JScript言語を用いて、学んだアルゴリズムを実装できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業を行う。また、CST VOICEを通じた資料の提供を行う。 |
履修条件 | 選択必修 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・6及びCP1・6に該当しています。 |
授業計画
第1回 | はじめに - 今後の予定、成績評価方法について | 【事前学修】シラバスの確認(2時間) 【事後学修】今後行われる授業についての流れについて(3時間) | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
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第2回 | WSH/JScript言語の復習(1) | 【事前学修】JScriptの文法・型・文字列・関数について復習 【事後学修】今回の学んだ内容に関するプログラミング実習 | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第3回 | WSH/JScript言語の復習(2) | 【事前学修】制御構文の書き方について復習しておく 【事後学修】制御構文を用いて簡単なプログラミング実装 | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第4回 | 多項式の計算と補間の概念について | 【事前学修】配列のプログラミンについて 【事後学修】多項式の計算のプログラミングについて | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第5回 | 補間法(1)-- ラグランジュ補間法 | 【事前学修】補間法の一般概念の理解 【事後学修】ラグランジュ補間法およびそのプログラムの理解 | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第6回 | 補間法(2)-- エルミート補間法 | 【事前学修】ラグランジュ補間法プログラムの整形 【事後学修】エルミート補間法の導出の流れ・プログラムおよびラグランジュ補間法との違いについて | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第7回 | 最小2乗法 | 【事前学修】最小2乗法の由来についての理解 【事後学修】最小2乗法の概念理解およびそのプログラミング | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第8回 | 数値積分(1)-- 区分求積法と台形公式 | 【事前学修】リーマン積分の定義について 【事後学修】区分求積法および台形公式の理解およびそのプログラミング | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第9回 | 数値積分(2)-- シンプソンの公式 | 【事前学修】前回の区分求積法・台形公式のプログラム整形 【事後学修】シンプソンの公式および区分求積法・台形公式との差異について・数値積分の総まとめ | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第10回 | 数値積分(3)-- ニュートン・コーツの公式 | 【事前学修】シンプソンの公式について復習しておく 【事後学修】ニュートン・コーツ積分による積分計算を実装する | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第11回 | 数値積分(4)-- 数値積分に関する演習 | 【事前学修】これまで学んだ数値積分の手法を復習しておく 【事後学修】これまで学んだ手法でいろいろな関数の積分を計算してみる | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第12回 | 数値積分(5)-- 多重積分 | 【事前学修】多重積分の定義について復習しておく 【事後学修】多重積分の計算を実装する | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第13回 | 常微分方程式(1)-- オイラー法 | 【事前学修】常微分方程式の初期値問題についての概念理解 【事後学修】オイラー法の原理について・プログラミング | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第14回 | 常微分方程式(2)-- ルンゲ・クッタ法 | 【事前学修】オイラー法とテーラー展開との関連について 【事後学修】ルンゲ・クッタ法の更新式およびそのプログラミング | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
第15回 | これまでのまとめ・学期末レポート | 【事前学修】これまでの復習 【事後学修】学期末レポートに取り組む | 【事前学修】2時間 【事後学修】3時間 |
その他
教科書 |
河村哲也 『数値計算入門 [新訂版] (Computer Science Library)』 サイエンス社 2018年
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
課題提出により評価する。課題の解説は講義中に行う |
質問への対応 | |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:10 ~ 13:00
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学生への メッセージ |