2024年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
教養基礎ゼミナール
pythonによるAI入門-GPTを自作しよう-
|
||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 佐甲 徳栄 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S15A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | プログラミング言語pythonの基礎を学び、自らコーディングをすることによって、簡単なデジタル情報処理ができるようになる。また近年の大規模言語モデルの鍵となるトランスフォーマーアーキテクチャの構成要素を理解し、ニューラルネットワークとビッグデータの取り扱いの基礎を身に着ける。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
対面授業。 授業中にプログラミングも並行して行い、理解した内容をレポート等にまとめる。 |
履修条件 | 自分はAIに負けないと思う方。各自ノートPCを持参して受講します。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・3・5・6・7及びCP1・3・5・6・7に該当しています。 |
授業計画
第1回 | プログラミング言語とpython。近年のAIの飛躍的な進歩と情報社会におけるインパクトについての概説。 | 【事前学修】(30分) プログラミングとpythonについて簡単に調べる。 【事後学修】(30分) 各自授業後にpythonのインストールを行う。また授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
---|---|---|---|
第2回 | pythonの基礎1:terminal上での入出力。簡単な算術計算。 | 【事前学修】 print関数とinput関数について簡単に調べる。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第3回 | pythonの基礎2:テキストファイルの入出力。簡単な文字列の処理。 | 【事前学修】 open関数、read/readline/readlinesおよびwrite/writelinesメソドについて簡単に調べる。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第4回 | pythonの基礎3:繰り返し・条件処理1(for文、if文) | 【事前学修】 for文、if文について簡単に調べる。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第5回 | pythonの基礎4:繰り返し・条件処理2(while文)とsplitメソド | 【事前学修】 while文とsplitメソドについて簡単に調べる。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第6回 | pythonの基礎5:グラフの表示1(matplotlibによるxyデータの表示) | 【事前学修】 matplotlibライブラリについて簡単に調べ、各自事前にインストールしておく。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第7回 | pythonの基礎6:グラフの表示2(数値データの可視化と簡単なアニメーションの作成。可視化によるデータの分析設計) | 【事前学修】 これまでに学んだpythonの文法を復習しておく。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第8回 | pythonの基礎7:関数の定義、乱数の発生。乱数を用いたシミュレーションによるデータの観察 | 【事前学修】 pythonにおける関数の定義とrandom関数について簡単に調べる。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第9回 | ニューラルネットワークの基礎1:ニューラルネットワークの基本構造。行列の演算と偏微分の確認 | 【事前学修】 ニューラルネットワークについて簡単に調べる。行列の掛け算と偏微分の復習。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第10回 | ニューラルネットワークの基礎2:pythonオブジェクトの定義とback propagation。back propagationを用いたデータフィッティングアルゴリズム | 【事前学修】 pythonにおけるオブジェクトの定義について簡単に調べる。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第11回 | ニューラルネットワークの基礎3:back propagation2(誤差関数とクロスエントロピー) | 【事前学修】 クロスエントロピーについて簡単に調べる。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第12回 | ニューラルネットワークの基礎4:pytorchの利用(torch tensorの基礎) | 【事前学修】 pytorchについて簡単に調べる。授業に指示したがって各自pytorchのインストールを行う。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第13回 | ニューラルネットワークの基礎5:言語モデルの基礎とembedding。データセットの準備。学習データと検証データ | 【事前学修】 embeddingについて簡単に調べる。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第14回 | ニューラルネットワークの基礎6:デッドニューロンとbatch normalization | 【事前学修】 batch normalizationについて簡単に調べる。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
第15回 | ニューラルネットワークの基礎7:attention blockの作成。言語モデルによるデータの生成 | 【事前学修】 attention機構について簡単に調べる。 【事後学修】 授業内容に関連した疑問点、興味を持った点について自分で調べて、まとめる。また課題問題を解く。 | 事前学修・事後学修それぞれ30分 |
その他
教科書 |
教科書は特にありません。必要に応じてプリントを配布します。
|
---|---|
参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
レポート等により総合的に評価する。 |
質問への対応 | 随時.(オフィスアワー以外でも,可能な限り受け付けます.) |
研究室又は 連絡先 |
研究室 船橋校舎1号館4階141B室 連絡先 内線5260 sako.tokuei@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ~ 13:10
|
学生への メッセージ |
十分な準備のもとに出席してください.わからないことは随時質問しましょう. 受講希望者多数の場合は,受講制限を行う場合があります. |