2024年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
日本語Ⅰ(留)
N2レベルの漢字語彙の習得と助詞の意味的理解
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 柳 武司 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S56A |
クラス | 全学科共通の留学生 |
概要
学修到達目標 | 日本語能力試験のN3からN2程度のレベルとなる用例を用いて、日本語の文法的な知識と漢字使用能力を習得出来るようにします。日本語Ⅰでは、特に「に」と「で」の区別などを理解できるようにします。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「授業形態:オンデマンド型授業」CST VOICEを利用して、オンデマンド形式で行います。 助詞についての説明を動画で提示したのち、小テストを実施します。また、毎回漢字試験を行い、いずれの試験も翌週以降に動画で解答と解説を行います。必要に応じて、英語との対照説明も加え、言語学的な知識も習得します。 |
履修条件 | 留学生用の選択科目 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1・2・3・4・5・6・7・8及びCP1・2・3・4・5・6・7・8に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 漢字試験(1)、導入。使用する日本語文書のレベル説明と既修得日本語能力について | 授業前:シラバスの内容を確認の上、関連する事柄を調べて授業に臨むこと。 授業後:常用漢字一覧を参照し、100字中読めない漢字の数量を確認すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
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第2回 | 漢字試験(2)、日本語の助詞についての概観。一般に使用される助詞の数量と用法について概観する。 | 授業前:常用漢字一覧で2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること。 授業後:日本語の語順について、自国語との違いについて整理すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第3回 | 漢字試験(3)、日本語の助詞「に」と「で」について。「に」の用法の用法について説明します。 | 授業前:常用漢字一覧で授業2回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること。 授業後:日本語の助詞の機能を整理すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第4回 | 漢字試験(4)、日本語の助詞「に」と「で」について。特に「で」の用法について説明します。 | 授業前:常用漢字一覧で授業3回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること。 授業後:場所と時間を表す表現について母国語との現形式の違いを明確化すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第5回 | 漢字試験(5)、日本語の助詞「に」と「で」について。特に「に」と「で」の違いについて学びます。 | 授業前:常用漢字一覧で授業4回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること。 授業後:名詞の格について母国語との表現形式の違いを明確化すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第6回 | 漢字試験(6)、日本語の助詞「に」と「で」について。授業3・4・5回目に学んだ「に」と「で」についてのまとめになります。 | 授業前:常用漢字一覧で授業5回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること。 授業後:日本語の点や丸の使い方に明確な規則があるのか、考察すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第7回 | 漢字試験(7)、日本語の助詞「が」と「を」について。「が」と「を」の複数の用法について学びます。 | 授業前:常用漢字一覧で授業6回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること 授業後:日本語の従属節について、母国語との表現形式の違いを明確化すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第8回 | 漢字試験(8)、日本語の助詞「から」と「より」について。起点を表す2つの助詞の用法について学びます。 | 授業前:常用漢字一覧で授業7回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること 授業後:日本語に明確な完了形式があるのか、考察すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第9回 | 漢字試験(9)、日本語助詞 総合学習(1)。8回目までの授業で学んだ助詞をまとめ、使用した助詞すべてを使用した試験を実施します。 | 授業前:常用漢字一覧で授業8回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること 授業後:日本語の受動につて母国語との表現形式の違いを明確化すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第10回 | 漢字試験(10)、日本語助詞 総合学習(2)。9回目の授業で実施した試験の解答・解説を行い、引き続きこれまで使用した助詞すべてを使用した試験を実施します。 | 授業前:常用漢字一覧で授業9回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること 授業後:総合学習で理解しにくい助詞の回の動画を確認すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第11回 | 漢字試験(11)、日本語助詞 総合学習(3)。10回目の授業で実施した試験の解答・解説を行い、引き続きこれまで使用した助詞すべてを使用した試験を実施します。 | 授業前:常用漢字一覧で授業10回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること 授業後:総合学習で理解しにくい助詞の回の動画を確認すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第12回 | 漢字試験(12)、授業内小テストのための説明と練習問題(1)。14回目の小テストの準備としてこれまで学んだ助詞を整理し、総合的な試験を実施します。 | 授業前:常用漢字一覧で授業11回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること 授業後:過去問で不正解の助詞の回の動画と練習問題を確認すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第13回 | 漢字試験(13)、授業内小テストのための練習問題(2)。12回目の続きで、小テストの準備としてこれまで学んだ助詞を整理し、総合的な試験を実施します。 | 授業前:常用漢字一覧で授業12回目の授業前に確認した後の2ページ分の範囲にある常用漢字の習得をすること 授業後:過去問で不正解の助詞の回の動画と練習問題を確認すること。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
第14回 | 試験の内容を説明し、授業内小テストを実施します。 | 授業前:13回の授業で学んだ文法を整理し、小テスト対策を行うこと。 | 授業前:1時間 |
第15回 | 授業で行った日本語文法のまとめ。14回目の授業時に実施した小テストの解答・解説を行い、この授業の総括を行います。 | 授業前:文法項目のうち最も理解しにくかったものを1つ選ぶこと。 授業後:授業の15回分の内容確認して、不明な点を文書として整理しておくこと。 | 授業前:0.5時間 授業後:0.5時間 |
その他
教科書 |
特定の教科書は使わず、Classroomなどを用いてPDFなど必要な資料を配布します。
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参考書 |
日本語の国語辞典があるとよいでしょう。電子辞書でも構いません。また、それ以外に必要となる参考書があれば、適時提示します。
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成績評価の方法 及び基準 |
漢字確認試験3点×13回(39点)及び助詞試験3点×12回(36点)、更に授業14回目の小テスト25点を合計して最大100点満点の点数を算出します。 なお、正当な理由がなく、半期間に5回以上授業を欠席した場合には、成績評価しません。出席回数に関しては、漢字あるいは助詞試験及び小テストの実施にて評価します。 |
質問への対応 | まずは、メールにて連絡を下さい。質問内容と社会状況によっては、オフィスアワーで調整します。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎:初修外国語研究室(5号館 541室) E-mail:yanagi.takeshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 14:40 事前に授業・メール等で連絡すること。
木曜 船橋 12:10 ~ 14:40 事前に授業・メール等で連絡すること。
金曜 船橋 13:10 ~ 14:40 事前に授業・メール等で連絡すること。
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学生への メッセージ |
不明な点があったら、メールを利用して積極的に質問をして下さい。 |