2024年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)情報科教育法Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 笹川 清喜 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y56B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 1.高等学校共通教科「情報」の教育目標,内容,指導方法について,小,中,高等学校を 通じた情報教育の体系的・系統的カリキュラムの中に位置づけて説明することができる。 2.共通教科「情報」の授業イメージや基本的な授業展開を認識し,実際に授業を実施する 上で必要になる授業設計と教材開発,実施・評価・改善の考え方や方法を習得することが できる。 3.教育課程全体の中で,共通教科「情報」を必修で実施することの意義・役割を説明するこ とができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 パワーポイントと書画装置を併用した講義および個人もしくは、グル-プによる実習を行う |
履修条件 | 将来教員を目指す者 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | . |
授業計画
第1回 | 学習指導要領解説① 共通教科「情報」を必修で実施することの意義と「情報科教員」に必要な資質を考える。 | 【事前学習】高校で使用した教科書を読んでおくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 学習指導要領解説② 「情報科」の設置の経緯、情報教育の中で共通教科情報科の位置付けについて学ぶ。 | 【事前学習】対象の範囲に関する高等学校学習指導要領解説「情報編」の内容を確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。 解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 学習指導要領解説③ 小中学校の情報教育、中学「技術・家庭」の内容と共通教科「情報」との関連を学ぶ。 | 【事前学習】小中学校の学習指導要領解説「情報編」の内容を確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 学習指導要領解説④ IT環境の変化を検討し、共通教科「情報」の目的について学ぶ | 【事前学習】対象の範囲に関する高等学校学習指導要領解説「情報編」の内容を確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 学習指導要領解説⑤ 共通教科「情報」の内容と特徴について学ぶ。 | 【事前学習】対象の範囲に関する高等学校学習指導要領解説「情報編」の内容を確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。 解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 記憶の理論に基づく情報科の特性に応じた教材と教育方法について学ぶ。 | 【事前学習】長期記憶について調べておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 共通教科「情報」における実習と座学のバランスを考慮した教材の理解と情報機器を効果的に活用する実習指導について学ぶ。 | 【事前学習】「拡張子とは何か」を教える方法を考えておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 学習内容の分析方法の理解と共通教科「情報」の教材研究における活用について学ぶ | 【事前学習】ISM教材構造化法について調べておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し、与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 共通教科「情報」の特性に応じた情報機器を効果的な活用する授業で提示する教材のあり方について学ぶ。 | 【事前学習】パワーポイントの操作方法を確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | アンプラグドコンピュータサイエンスを例とした教材を効果的に活用する「情報の科学的な理解」のための指導と「問題を明確化」する方法について学ぶ。 | 【事前学習】アンプラグドコンピュータサイエンスについて調べておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 共通教科「情報」で扱う「問題解決」に関する内容の特徴を理解させるための教材の理解と情報機器を効果的に活用する指導について学ぶ。 | 【事前学習】エクセルの操作方法(散布図、並び替え、抽出等)を確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を復習し与えられた課題に取り組むこと。解説は次回の授業で行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 情報社会の課題の把握と共通教科「情報」で扱う情報モラル・セキュリティを理解させるための教材及び情報機器を効果的に活用する指導について学ぶ。 | 【事前学習】高校で使用した教科書を読んでおくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 指導目標の設定、指導方法の決定から評価に至る構成と学習評価の考え方について学ぶ。 | 【事前学習】ルーブリック評価について確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | 共通教科「情報」の教育課程をより良く編成するための留意点と年間指導計画について学ぶ。 | 【事前学習】対象の範囲に関する高等学校学習指導要領解説「情報編」の内容を確認しておくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 平常試験及びその解説 これまでの授業の理解度・到達度・達成度を確認する(実習形式で行う) | 【事前学習】14回までの内容を復習しておくこと。 【事後学習】学習した内容を説明できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
その他
教科書 |
『高等学校学習指導要領(H30年告示)解説 情報編』 文部科学省 開隆堂出版 2019年
このほか、自作プリントのファイルを配信、または、配布する。
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参考書 |
『高等学校学習指導要領(H30年告示)』 文部科学省 東山書房 2018年
文部科学省のホームページからpdfファイルをダウンロードできます
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内演習課題・発表討論の参加等(60%)、レポート(40%)の達成度に基づいて総合的に評価する。次の週に、演習課題・レポートに対して全体的に解説し、必要に応じてレポートの再提出を求める |
質問への対応 | メールにて対応する。アドレスは講義中に示す |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
将来、情報科教員を目指す学生を対象にしている科目であることを認識し、授業に臨んでください。受講者のニーズや状況等に応じてシラバスは変更することがあります。 |