建築デザインスタジオⅡ (C23F)

日本大学理工学部

2024年短期大学部シラバス - 建築・生活デザイン学科

設置情報

科目名	建築デザインスタジオⅡ
設置学科	建築・生活デザイン学科	学年	2年
担当者	川嶋・矢代　他	履修期	前期
単位	2	曜日時限	火曜3･4･5
校舎	船橋	時間割CD	C23F
クラス
ポリシー	ディプロマ・ポリシー【DP】カリキュラム・ポリシー【CP】
履修系統図	履修系統図の確認
その他	実務経験のある教員による授業科目

概要

学修到達目標	本講座では、「地域と建築」をテーマに、単機能・複合機能を有する公共建築を主題とした２つ課題に取り組む。不特定多数の人々の利用に供する建築物の計画・設計の演習作業を通じて、「建築」についての見方を広げ、幅広い観点からデザインについて考える力を養うとともに、公共的な場における建築の性格を考えつつ、地域環境にも配慮された、さまざまなコミュニケーションが生成され得る良質な場を有する快適な公共空間を実現する能力を培う。また、上記の課題に対し、建築構法や材料、法的制限などの諸条件についても理解を深めながら、アイデアを総合的な設計案としてまとめ、説得力あるプレゼンテーションに結びつけていく方法も身に付ける。科目ナンバリング:MFmD-209＊
授業形態及び授業方法	対面授業とする。十数人からなる班に分かれ、ローテーションで各班を担当する設計業務等の実務経験を有する講師による指導のもと、作品の制作をおこなう。作品提出後、個別の講評を行うとともに、合同の講評会を開催し、選ばれた作品に対して多角的な観点から批評を加える。また、講師陣によるスライドレクチャーなどを随時開催する。授業内演習についても授業内に講評を行う。
履修条件	選択「建築・生活デザインの基礎」を履修していること。また、「建築デザインスタジオＩ」を修得していることが望ましい。
ディプロマ・ポリシー（DP）及びカリキュラム・ポリシー（CP）との関連	本授業科目はDP4及びCP4に該当しています。

授業計画

第1回	第１課題：小規模公共施設の設計（１）　出題・課題説明	【事前学習】課題について、関連する設計資料等を一読し、建築計画上の要点について事前に把握しておく。【事後学習】課題内容に基づき設計第1案をまとめる。	授業時間内に指示する。
第2回	第１課題：小規模公共施設の設計（２）　平面計画01/小規模公共施設図面コピー	【事前学習】課題について、関連する設計資料等を一読し、平面計画の要点について事前に把握しておく。【事後学習】担当教員に指摘された事柄については、次週までに設計案の内容を改善・展開し、新たな案として作成し直す。	授業時間内に指示する。
第3回	第１課題：小規模公共施設の設計（３）平面計画02+立・断面計画	【事前学習】課題について、関連する設計資料等を一読し、平面計画と立面・断面計画の要点について事前に把握しておく。【事後学習】担当教員に指摘された事柄については、次週までに設計案の内容を改善・展開し、新たな案として作成し直す。	授業時間内に指示する。
第4回	第１課題：小規模公共施設の設計（４）　中間提出（配置図件兼１階平面図・各階平面図・断面図・模型）	【事前学習】課題で要求されている条件を満たす設計案を作成し、規定の成果品としてまとめる。【事後学習】講評会で指摘された事柄については、最終提出に生かせるように整理しておく。	授業時間内に指示する。
第5回	第１課題：小規模公共施設の設計（５）　配置計画+外構計画	【事前学習】課題について、関連する設計資料等を一読し、配置計画と外構計画の要点について事前に把握しておく。【事後学習】担当教員に指摘された事柄については、次週までに設計案の内容を改善・展開し、新たな案として作成し直す。	授業時間内に指示する。
第6回	第１課題：小規模公共施設の設計（６）　まとめのエスキース	【事前学習】課題について、関連する設計資料等を一読し、建築計画上の要点について再検討する。【事後学習】担当教員に指摘された事柄については、次週までに設計案の内容を改善・展開し、新たな案として作成し直す。	授業時間内に指示する。
第7回	第１課題：小規模公共施設の設計　提出（配置図件兼１階平面図・各階平面図・断面図・立面図・内観透視図等・模型）　第２課題：複合公共施設の設計（１）　出題・課題説明	【事前学習】課題で要求されている条件を満たす設計案を作成し、規定の成果品としてまとめるともに発表の準備をする。【事後学習】講評会で指摘された事柄については、今後に生かせるように整理しておく。また、第２課題の課題内容に基づき設計第1案をまとめる。	授業時間内に指示する。
第8回	第１課題：小規模公共施設の設計　講評会およびまとめの解説第２課題：複合公共施設の設計（２）　平面計画01	【事前学習】課題について、関連する設計資料等を一読し、平面計画上の要点について事前に把握しておく。【事後学習】担当教員に指摘された事柄については、次週までに設計案の内容を改善・展開し、新たな案として作成し直す。	授業時間内に指示する。
第9回	第２課題：複合公共施設の設計（３）　平面計画0２/中規模公共施設図面コピー（ラーメン構造・コアの考え方）	【事前学習】課題について、関連する設計資料等を一読し、平面計画上の要点について事前に把握しておく。【事後学習】担当教員に指摘された事柄については、次週までに設計案の内容を改善・展開し、新たな案として作成し直す。	授業時間内に指示する。
第10回	第２課題：複合公共施設の設計（４）　平面計画0３+立・断面計画	【事前学習】課題について、関連する設計資料等を一読し、平面計画ならびに立面・断面計画の要点について事前に把握しておく。【事後学習】担当教員に指摘された事柄については、次週までに設計案の内容を改善・展開し、新たな案として作成し直す。	授業時間内に指示する。
第11回	第２課題：複合公共施設の設計（４）　中間提出（配置図件兼１階平面図・各階平面図・断面図・模型）	【事前学習】課題で要求されている条件を満たす設計案を作成し、規定の成果品としてまとめる。【事後学習】講評で指摘された事柄については、本提出で生かせるように、整理・修正しておく。	授業時間内に指示する。
第12回	第２課題：複合公共施設の設計（５）　配置計画+外構計画	【事前学習】課題について、関連する設計資料等を一読し、配置計画と外構計画の要点について事前に把握しておく。【事後学習】担当教員に指摘された事柄については、次週までに設計案の内容を改善・展開し、新たな案として作成し直す。	授業時間内に指示する。
第13回	第２課題：複合公共施設の設計（６）　まとめのエスキース	【事前学習】課題について、関連する設計資料等を一読し、建築計画上の要点について再検討する。【事後学習】担当教員に指摘された事柄については、次週までに設計案の内容を改善・展開し、新たな案として作成し直す。	授業時間内に指示する。
第14回	第２課題：複合公共施設の設計　提出（配置図件兼１階平面図・各階平面図・断面図・立面図・内観透視図等・模型）	【事前学習】課題で要求されている条件を満たす設計案を作成し、規定の成果品としてまとめる。【事後学習】担当教員から講評された事柄については、今後に生かせるように整理しておく。	授業時間内に指示する。
第15回	第２課題：複合公共施設の設計　講評会およびまとめの解説	【事前学習】成果物について、発表出来るように準備する。【事後学習】講評会で指摘された事柄については、今後に生かせるように整理しておく。	授業時間内に指示する。

その他

教科書	日本建築学会編『コンパクト建築設計資料集成』丸善株式会社 2024年第4版建築設計資料集成は様々な建築を設計を始める前に必ず調べる本です。辞書のように一生使えるものですから活用して下さい。
参考書	必要に応じて各種資料を配布する。
成績評価の方法及び基準	各課題の作品評価（90％）と授業内演習（10％）を考慮して総合的に評価する。出席が総授業時間数の5分の3に満たない場合は学業成績の査定を行わないので注意する事。
質問への対応	授業日に526A共通会議室(船橋校舎５号館３階)にて受け付ける。事務的事項については事務担当者が窓口となる。
研究室又は連絡先	授業時間内の対応船橋校舎５号館２階526A共通会議室　TEL 047-469-5476 事務担当川嶋　勝船橋校舎9号館923H室 kawashima.masaru@nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	火曜船橋 12:15 ～ 13:15 ５号館２階526A共通会議室
学生へのメッセージ	設計・デザインの楽しさに触れていってほしいと思います。そのためにも、各課題の趣旨をよく理解し、受け身ではなく自発的に取り組むようにしてください。【令和5年度成績分布状況】履修者数74名 S:10人(14.71%),A:21人(30.88%),B:20人(29.41%),C:15人(22.06%),D:2人(2.94%),E:6人

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