2024年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科
設置情報
科目名 | 建築気候 | ||
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設置学科 | 建築・生活デザイン学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 羽入・星 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C24L |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 建築を計画し、設計する際に、最も重要なことは、建築室内外の環境の物理的現象を正確に捉えることである。本講義では,建築伝熱(熱伝導,熱貫流)、湿気・結露,換気について,勉学する.これによって,学生は建築伝熱、湿気・結露,換気の概略を説明することが出来る。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面型授業」教科書と授業動画によって講義を進める。知識を確実にするため演習を実施する。 |
履修条件 | 必修科目 受講する上で必要とされる予備知識 ・物理、化学におけるSI基本単位 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 科目ナンバリング:MFmE-218 |
授業計画
第1回 | ガイダンス(建築環境工学とは,建築環境工学の範囲,建築環境工学と建築計画,建築と自然環境について概説する) | (予習)教科書の学習する範囲の内容を読んでおく (復習)学習内容のノートの整理 | 予習:45分 復習:45分 |
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第2回 | 建築と自然環境(建築と自然環境について学ぶ) | (予習)教科書の学習する範囲の内容を読んでおく (復習)学習内容のノートの整理 | 予習:45分 復習:45分 |
第3回 | 建築伝熱(熱伝導と熱伝達(熱伝導による熱移動,対流による熱移動,輻射による熱移動)に関して勉学する. | (予習)教科書の学習する範囲の内容を読んでおく (復習)演習の計算を再度行う | 予習:45分 復習:45分 |
第4回 | 建築伝熱(熱貫流について,熱貫流率と熱貫流抵抗についても勉学する,さらに,多様な部材を取り扱うために,多層の熱の移動の取り扱い方を勉学する) | (予習)教科書の学習する範囲の内容を読んでおく (復習)演習の計算を再度行う | 予習:45分 復習:45分 |
第5回 | 建築伝熱(熱伝導と熱伝達の基本,熱貫流について復習する.さらに,中空層の状態について理解する意とともに,熱の移動の取り扱い方を勉学する) | (予習)教科書の学習する範囲の内容を読んでおく (復習)演習の計算を再度行う | 予習:45分 復習:45分 |
第6回 | 建築伝熱(熱の移動における,熱伝導,熱伝達,熱貫流をよく理解する)中間テスト | (予習)第5回までの内容を理解して演習問題を解いておく (復習)建築伝熱の内容(特にできなかった箇所)を確認 | 予習:3時間 復習:1時間 |
第7回 | 換気と通風(換気の目的,必要換気量について勉学する) | (予習)教科書の学習する範囲の内容を読んでおく (復習)換気について再度理解する | 予習:45分 復習:45分 |
第8回 | 換気と通風(換気の方式から,風力換気について,その計算についても勉学する.重力換気も理解する) | (予習)教科書の学習する範囲の内容を読んでおく (復習)換気の方式,計算方法について再度理解する | 予習:45分 復習:45分 |
第9回 | 換気と通風(機械換気について勉学するとともに,必要換気量,かつ風力換気による換気量に関する演習を行う) | (予習)教科書の学習する範囲の内容を読んでおく (復習)換気量の計算方法について再度理解する | 予習:45分 復習:3時間 |
第10回 | 換気・通風(建築における換気・通風の方式や役割をよく理解する)中間テスト | (予習)第7回から第9回までの内容を理解して演習問題を解いておく (復習)換気と通風の内容(特にできなかった箇所)を確認 | 予習:3時間 復習:1時間 |
第11回 | 湿気・結露(湿り空気について概説する.結露に関連する露点温度を空気線図を用いて求める) | (予習)教科書の学習する範囲の内容を読んでおく (復習)空気線図の書き方を理解する | 予習:45分 復習:45分 |
第12回 | 湿気・結露(結露とその防止について勉学する.露点温度は湿り空気線図から求め,室内外温度を計算で求めることによって,結露するかどうか判定する) | (予習)教科書の学習する範囲の内容を読んでおく( (復習)結露について再度理解する | 予習:45分 復習:45分 |
第13回 | 熱取得・熱損失・熱負荷(熱取得・熱損失・熱負荷について学ぶ。総合熱貫流率、熱損失係数についても理解する) | (予習)予習する範囲の内容を読んでおく (復習)演習について再度理解する | 予習:45分 復習:45分 |
第14回 | 理解度確認テスト テスト終了後に内容について解説する | (予習)これまでの授業内容を総復習しておく (復習)理解が薄かったと感じた事項を確認 | 予習:3時間 復習:1時間 |
第15回 | 建築環境工学のまとめ(この授業を通じて学んできたことを総復習する。建築分野における環境工学の役割と重要性、可能性について解説する。) | (予習)これまでの授業内容を総復習するしておく (復習)これまでの授業内容で理解の浅いと思われる事項を確認する | 予習:2時間 復習:1時間 |
その他
教科書 |
田中俊六ほか 『最新 建築環境工学』 井上書院 2014年 第改訂4版
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参考書 |
『一、二級建築士試験問題集』
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成績評価の方法 及び基準 |
平常点(演習課題:30%)+中間テストおよび理解度確認テスト(70%) |
質問への対応 | メールにて受け付ける |
研究室又は 連絡先 |
羽入 9号館2階923D室 hanyu.toshiki@nihon-u.ac.jp 星 9号館2階923D室 hoshi.kazuma@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 18:10 ~ 19:30
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学生への メッセージ |
授業は電卓を使用します。予習・復習を忘れずに。 【令和5年度成績分布状況】履修者数108名 S:14人(12.96%),A:25人(23.15%),B:22人(20.37%),C:24人(22.22%),D:23人(21.3%),E:0人 |