2024年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | プログラミング基礎 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 金 炯秀 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E21L |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | C言語を通してコンピュータープログラミングに対する基本概念とプログラミング技術を習得できる。具体的な学修到達目標は以下の内容である。 ・C⾔語の概要とプログラミングの概念を表現することができる。 ・標準⼊出⼒関数と変数、(データ)型の概念、そして制御文(条件⽂、繰返し⽂)の概念を理解し、これを利⽤したプログラムを作成することができる。 ・配列と関数の概念を理解し、これを利⽤したプログラムを作成することができる。 ・ポインタ、構造体を理解し、これを利⽤したプログラムを作成することができる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 本授業は、以下に示す要領で、反転授業(Flipped Classroom)方式を採用する。 ①事前学習として、必ず、講義動画を視聴すること。理解できない部分は質問できるようにまとめておくこと。 ②コンピュータ演習室での本授業では、事前学習で取り上げた内容の振り返りや質問受け付けを含む演習中心に行う。 ③教科書や授業資料、教案を参考に、事後学習に取り組む。 ほぼ毎回課題を課する。提出された課題については、次回授業実施日には返却し、解説を行う。 |
履修条件 | 特になし。 情報科学分野のみにかかわらず、全分野の学問ツールとして、プログラミングは欠かせない。 全分野の学生が、プログラミングの基本をおさえるために、履修するのが望ましい。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 |
授業計画
第1回 | オリエンテーション ・C⾔語の概要とプログラミングの概念 ・Cプログラミング演習環境構築 ・Cプログラムの作成及び実行 | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】1時間 【事後学習】2時間 |
---|---|---|---|
第2回 | 出力関数(printf)について ・出力関数の概念 ・計算結果の画面表示 ・エスケープ文字の形式 | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 変数と入力関数(scanf)について ・変数の概念 ・データ型の概念 ・キーボードからの(数値、文字)入力 | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 演算と(データ)型 ・演算子 ・演算子の優先順位 ・(データ)型と演算 ・printfの変換指定(桁数指定) | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | プログラムの流れの分岐(if文) ・条件文(if文)について ・カウンターと合計について ・フローチャートについて ・switch文 | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | プログラムの流れの繰返し(1) ・繰返しの概念について ・for文、 ・2重for文 数学関数について | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | プログラムの流れの繰返し(2) ・while文 ・do-while文 ・素数の判定 他制御⽂(break⽂、continue⽂)について | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 中間試験と問題解説 ※授業の進行状況と皆さんの理解度の状況によっては、実施日程が変更となることもあります。 | 【事前学習】中間試験に向け、これまでの授業内容を復習すること。 【事後学習】中間試験で取り上げた問題と類似した内容を、教科書や授業資料などを用いて復習する。 | 【事前学習】3時間 【事後学習】1時間 |
第9回 | 配列(1) ・配列(1次元)の概念とその用法の修得 ・配列を利用した並べ替え | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 配列(2) ・配列(2次元)の概念とその用法の修得 関数 ・関数の概念とその用法の修得 ・関数の定義と呼出し | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 文字と文字列の取り扱い ・文字と文字列を扱う方法 ・文字と文字列の表示と入力について | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | ポインタ ・ポインタの概念とその用法の修得 ・ポインタと配列 | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 構造体 ・構造体の概念とその用法の修得 ・構造体の利用 ・構造体メンバと演算子 | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | ファイル処理 ・ファイルからの入出力方法を修得 | 【事前学習】Canvas LMSにアップされる授業資料(PDF)や講義動画で学習し、理解できない箇所は、本授業で質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教案を参考にして授業内容を振り返りながら復習(教科書の該当ページも参考)と課題に取り組む。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 総合小テストと問題解説 | 【事前学習】総合小テストに向け、これまでの授業内容を復習すること。 【事後学習】総合小テストで取り上げた問題と類似した内容を、教科書や授業資料などを用いて復習する。 | 【事前学習】3時間 【事後学習】2時間 |
その他
教科書 |
柴田 望洋 『新・明解C言語 入門編 第2版』 SBクリエイティブ 2021年
Canvas LMSに講義動画と授業資料(PDF)も掲載するので、予習・復習時にご活用下さい。
|
---|---|
参考書 |
『独習C (ハーバート・シルト)』 株式会社翔泳社 2010年 年 第第4版版
他に沢山あるかと思います。図書館で、自分に合った参考書を見つけましょう。
|
成績評価の方法 及び基準 |
授業への取組状況・課題レポートなど平常点40~60%、中間試験と総合小テスト40~60% 出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は、履修放棄として取り扱い、学業成績を評価E(判定不可)とする。 ※事前学習用講義動画視聴と本授業への出席をもって、出席として認める。 |
質問への対応 | 対面授業の前後の時間のほか、原則としてオフィスアワーの時間帯(下記参照)で対応する。事前にメールで連絡して頂くことが望ましい。対応方法:メール、電話、Zoom等。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎9号館 916A 号室 e-mail: kim.hyoung-soo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 10:40 ~ 12:10 個別質問対応時間
|
学生への メッセージ |
プログラミングは、自分で作って慣れることが大切。できるだけ多くのプログラムを作って、 動作確認して下さい。 【令和5年度成績分布状況】履修者数53名 S:12人(27.9%),A:10人(23.3%),B:10人(23.3%),C:9人(20.9%),D:2人(4.6%),E:10人 |