2024年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 生命有機化学 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 井口 律子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E31S |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 生体構成成分であるタンパク質・糖質・脂質・核酸につき、その構造と機能を理解することを学習目標とする。 科目ナンバリング:MFmAc-318 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
対面授業で行う。 教科書を使用するので、必ず購入すること。 毎回の講義には、教科書を事前に読んでおくこと。 |
履修条件 | 一年次に履修した生命科学概論の内容を復習し理解しておくこと。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本科目は、DP2及びCP2に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 授業計画の説明 ヒトと地殻の構成元素・生命をつくる分子・生物を構成する有機化合物 | シラバスを読んでおくこと。(0.2h) | 授業で出される課題について、A4 レポート用紙にまとめて、次回の講義で提出する。(2h) |
---|---|---|---|
第2回 | タンパク質1 概要 タンパク質の構造と機能 | 教科書を精読しておくこと。(1h) | レポート作成(2h) |
第3回 | タンパク質2 アミノ酸の構造 酸ー塩基性 分子の対称性 光学異性体 | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第4回 | タンパク質3 ペプチド結合 タンパク質の1・2・3・4次構造 | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第5回 | タンパク質 代謝 酵素の作用機構 | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第6回 | 糖質1 概要 単糖類の立体配置 鎖状および環状構造 旋光性 | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第7回 | 第1-6回のまとめとして、平常試験(1)とその解説 | 第1-6回の復習(5h) | 試験の復習(2h) |
第8回 | 糖質2 単糖類・2糖類・多糖類 (グルコース・マルトース・スクロース・ デンプン・グリコーゲン・セルロース) | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第9回 | 脂質1 概要 構造と分類 | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第10回 | 脂質2 脂肪酸とそのエステル リン脂質 糖脂質 | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第11回 | 脂質3 細胞膜の構造と物質輸送 | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第12回 | 核酸1 概要 核酸・染色体・クロモソーム・ゲノム・ 遺伝子・ジーン・DNA・RNAの違いを説明 できる。 | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第13回 | 核酸2 核酸の構造 セントラルドグマ・ 化学的安定性 | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第14回 | 核酸3 遺伝子発現の調節機構 化学メッセンジャー | 教科書精読(1h) | レポート作成(2h) |
第15回 | 第8-14回のまとめとして、平常試験(2)とその解説 | 第8-14回の復習8(5h) | 試験の復習(2h) |
その他
教科書 |
マクマリー 菅原二三男 『原書8版 マクマリー 生物有機化学 生化学編 [978-4-621-30240-8]』 丸善出版株式会社 2018年 第8版
巌翠堂で扱っているので、必ず購入すること。
|
---|---|
参考書 |
秋久俊博・長田洋子 『生体分子化学 [978-4-320-04382-4]』 共立出版株式会社 2008年 第2版
Despo papachristodoulou 他 著 / 邑上誠 他 訳 『エリオット 生化学・分子生物学 第5版 [978-4-8079-0860-8]』 東京化学同人 2016年 第5版
|
成績評価の方法 及び基準 |
レポート(4点×13通)と、平常試験(24点×2回)により、成績の評価をする。 |
質問への対応 | 授業時間内 およびメールにて質問を受ける。 |
研究室又は 連絡先 |
メールアドレス: inokuchi.ritsuko20@nihon-u.ac.jp メールは以下の形式で記入する。 (1) 件名:生命有機化学 (2) 本文1行目:学生番号・氏名 (3) 内容 (レポート・質問など) |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
生命科学の基礎となる生体構成成分の構造と機能を理解し、さらなる専門分野に進むように希望します。 |