2024年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 有機化学Ⅱ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 萩原 俊紀 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E32G |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ・ハロゲン化アルキル,芳香族化合物,アルコール,フェノール,エーテルについて,その特徴,合成方法および反応を理解し説明できる。 ・鏡像異性体の概念とその表記方法を理解し説明できる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 事前に各自予習してきた内容について,解説と演習を中心に授業を進める。第7回目および第15回目に平常試験を行うとともに,各回の最後に理解度を確認するための小テストを行う。 平常試験では試験終了後に解説を行い,小テストは次の授業日に解説を行う。 |
履修条件 | 「化学 III」ならびに「有機化学 I」の内容を理解していること。 |
ディプロマ・ポリシー(DP)及びカリキュラム・ポリシー(CP)との関連 | 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方と評価方法の解説,有機化学の復習 | 【事前学習】シラバスをよく読んでおくこと。また,「化学 III」および「有機化学 I」の内容を復習しておくこと。 【事後学習】重要な点,理解できなかった点を復習しておくこと。また,化合物の命名法を十分に理解しておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 立体化学(1): 対掌性,光学活性,旋光度,RS表示法 | 【事前学習】教科書(上)の5章5・1から5・5節について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 立体化学(2): ジアステレオマー,メソ化合物 | 【事前学習】教科書(上)の5章5・6から5・12節について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | ハロゲン化アルキル(1): ハロゲン化アルキルの合成,Grignard試薬の合成,有機化学における酸化と還元 | 【事前学習】教科書(上)の10章について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | ハロゲン化アルキル(2): 求核置換反応(SN2反応) | 【事前学習】教科書(上)の11章11・1から11・3節について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | ハロゲン化アルキル(3): 求核置換反応(SN1反応),脱離反応 | 【事前学習】教科書(上)の11章11・4,11・5,11・7,11・8,11・10,11・12の各節について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 平常試験およびその解説(第2回から第6回) | 【事前学習】第2回から第6回の内容を復習し,理解を十分にしておくこと。 【事後学習】平常試験の結果が不十分であった箇所について再度復習しておくこと。 | 【事前学習】3時間 【事後学習】1時間 |
第8回 | 芳香族化合物(1): 芳香族性,求電子置換反応 | 【事前学習】教科書(中)の15章15・1から15・6節,16章16・1節について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 芳香族化合物(2): 置換基効果 | 【事前学習】教科書(中)の16章16・2から16・4節について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 芳香族化合物(3): 酸化と還元,多置換ベンゼンの合成 | 【事前学習】教科書(中)の16章16・4から16・5節,16・8から16・10節について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | アルコールとフェノール(1): アルコールの性質と合成 | 【事前学習】教科書(中)の17章17・1から17・5節について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | アルコールとフェノール(2): アルコールの反応およびフェノール | 【事前学習】教科書(中)の17章17・6から17・10節について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | エーテルとエポキシド | 【事前学習】教科書(中)の18章18・1から18・3節,18・5から18・6節について予習し,わからない箇所をまとめておくこと。 【事後学習】理解が不十分な箇所を復習しておくこと。教科書の該当箇所の練習問題を解いておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | 総合演習: これまでに得た有機化学の知識を用いた有機化合物の合成についての演習 | 【事前学習】これまでの授業内容を復習し,理解を十分にしておくこと。 【事後学習】演習での理解が不十分であった箇所について再度復習しておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 平常試験およびその解説(第8回から第14回) | 【事前学習】第8回から第14回の内容を復習し,理解を十分にしておくこと。 【事後学習】平常試験の結果が不十分であった箇所について再度復習しておくこと。 | 【事前学習】3時間 【事後学習】1時間 |
その他
教科書 |
John McMurry 著、伊東・児玉・荻野・深澤・通 訳 『マクマリー 有機化学(上)』 東京化学同人 2017年 第9版
John McMurry 著、伊東・児玉・荻野・深澤・通 訳 『マクマリー 有機化学(中)』 東京化学同人 2017年 第9版
上巻は「有機化学 I」で使用した教科書です。また中巻は「有機化学 III」でも教科書として使用します。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
2回の平常試験の結果 60%,確認テストを含めた授業参加状況 40% で評価する。 また出席回数が授業時間数の3/5に満たない場合は評価しない。 |
質問への対応 | 対面授業の前後の時間の他は,原則としてメールで対応する。オフィスアワーの時間帯以外は返信が後日になることもあるので注意すること。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館837号室 hagiwara.toshiki@nihon-u.ac.jp(@は半角で入力のこと) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:10 個別質問対応時間
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学生への メッセージ |
【令和5年度成績分布状況】 履修者12名 S:1名(9%),A:4名(36%),B:2名(18%),C:4名(36%),D:0名(0%) なお、この科目は、理工学部物質応用化学科編入時に、「有機化学 I」に認定される。 |