2024年 大学院理工学研究科 シラバス - 土木工学専攻
設置情報
科目名 | 海岸・港湾工学特論 | ||
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設置学科 | 土木工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 栗山 善昭 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A32A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 港湾は,日本における輸出流貨物量の99.7%を取り扱っており,物流の重要な拠点となっている.ただし,日本にはいわゆる天然の良港が少なく,日本における港湾建設では,多くの技術的課題を解決する必要があった.本講義において,上記の技術的解決の基となった海岸・港湾工学の基礎を学習することにより,沿岸域における物理現象のメカニズムや港湾構造物の設計手法などを説明できるようになる. |
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授業形態及び 授業方法 |
第1回~第7回の授業はスライドを使用して対面で実施する.第8回~第15回の授業は,現地の海岸・港湾を訪れての集中現地学習とし,夏期に実施する. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
流体力学や水理学の基礎を理解していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | ガイダンス(授業のねらいや進め方について)を行うとともに,港湾施設の設計のための重要な情報である沖波波浪諸元を風情報から推定する方法(波浪推算法)を解説する。 | 事後学習:配付資料などを使用して,講義内容を復習する(120分) | 事後学習:120分 |
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第2回 | 推定された沖のは波浪諸元が港湾が建設される沿岸域にどのように変形していくかを解説する. | 事前学習:事前配布資料や参考書に目を通したり,シラバスにあるキーワードをネットで検索することにより,講義内容を予習する。 事後学習:配付資料などを使用して,講義内容を復習する。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第3回 | 沿岸域で発達し海浜変形の主要因となる海浜流,および,沿岸域における砂移動(漂砂)のメカニズムを解説する. | 事前学習:事前配布資料や参考書に目を通したり,シラバスにあるキーワードをネットで検索することにより,講義内容を予習する。 事後学習:配付資料などを使用して,講義内容を復習する。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第4回 | 海岸侵食のメカニズムや要因,対策方法を解説する. | 事前学習:事前配布資料や参考書に目を通したり,シラバスにあるキーワードをネットで検索することにより,講義内容を予習する。 事後学習:配付資料などを使用して,講義内容を復習する。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第5回 | 防波堤の設計方法を解説する. | 事前学習:事前配布資料や参考書に目を通したり,シラバスにあるキーワードをネットで検索することにより,講義内容を予習する。 事後学習:配付資料などを使用して,講義内容を復習する。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第6回 | 津波や高潮の発生メカニズムや物理的特徴を解説する. | 事前学習:事前配布資料や参考書に目を通したり,シラバスにあるキーワードをネットで検索することにより,講義内容を予習する。 事後学習:配付資料などを使用して,講義内容を復習する。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第7回 | 沿岸域における環境に関する最近のトピックスを紹介するとともに,内湾域の港湾・空港建設で問題となる軟弱地盤対策を解説する.さらに,近年,重要性が増している港湾施設の維持管理について解説する. | 事前学習:事前配布資料や参考書に目を通したり,シラバスにあるキーワードをネットで検索することにより,講義内容を予習する。 事後学習:配付資料などを使用して,講義内容を復習する。 | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第8回 | 現地の海岸・港湾を訪れて,第1回~第7回までに学んだことが実際の海岸保全や港湾の建設,維持管理にどのように活用されているかを学習する. | 事前学習:第1回~第7回の講義内容を確認する. 事後学習:訪れた現場において第1回~第7回の講義内容がどのように活用されていたかを復習する. | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第9回 | 現地の海岸・港湾を訪れて,第1回~第7回までに学んだことが実際の海岸保全や港湾の建設,維持管理にどのように活用されているかを学習する. | 事前学習:第1回~第7回の講義内容を確認する. 事後学習:訪れた現場において第1回~第7回の講義内容がどのように活用されていたかを復習する. | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第10回 | 現地の海岸・港湾を訪れて,第1回~第7回までに学んだことが実際の海岸保全や港湾の建設,維持管理にどのように活用されているかを学習する. | 事前学習:第1回~第7回の講義内容を確認する. 事後学習:訪れた現場において第1回~第7回の講義内容がどのように活用されていたかを復習する. | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第11回 | 現地の海岸・港湾を訪れて,第1回~第7回までに学んだことが実際の海岸保全や港湾の建設,維持管理にどのように活用されているかを学習する. | 事前学習:第1回~第7回の講義内容を確認する. 事後学習:訪れた現場において第1回~第7回の講義内容がどのように活用されていたかを復習する. | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第12回 | 現地の海岸・港湾を訪れて,第1回~第7回までに学んだことが実際の海岸保全や港湾の建設,維持管理にどのように活用されているかを学習する. | 事前学習:第1回~第7回の講義内容を確認する. 事後学習:訪れた現場において第1回~第7回の講義内容がどのように活用されていたかを復習する. | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第13回 | 現地の海岸・港湾を訪れて,第1回~第7回までに学んだことが実際の海岸保全や港湾の建設,維持管理にどのように活用されているかを学習する. | 事前学習:第1回~第7回の講義内容を確認する. 事後学習:訪れた現場において第1回~第7回の講義内容がどのように活用されていたかを復習する. | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第14回 | 現地の海岸・港湾を訪れて,第1回~第7回までに学んだことが実際の海岸保全や港湾の建設,維持管理にどのように活用されているかを学習する. | 事前学習:第1回~第7回の講義内容を確認する. 事後学習:訪れた現場において第1回~第7回の講義内容がどのように活用されていたかを復習する. | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
第15回 | 現地の海岸・港湾を訪れて,第1回~第7回までに学んだことが実際の海岸保全や港湾の建設,維持管理にどのように活用されているかを学習する. | 事前学習:第1回~第7回の講義内容を確認する. 事後学習:訪れた現場において第1回~第7回の講義内容がどのように活用されていたかを復習する. | 事前学習:120分 事後学習:120分 |
その他
教科書 |
適宜,資料を配付する.
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
(一社)港湾技術コンサルタンツ協会 『改訂新版 港湾工学』 朝倉書店 2021年
合田良實 『海岸・港湾 二訂版』 彰国社 1998年
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成績評価の方法 及び基準 |
提出された課題等の平常点等により総合的に評価する. |
質問への対応 | できるだけ授業中に質問することを推奨する.ただし,授業修了後の質問も受け付ける. |
研究室又は 連絡先 |
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オフィスアワー | |
学生への メッセージ |