2024年 大学院理工学研究科 シラバス - 土木工学専攻
設置情報
科目名 |
海岸流体力学特論
(海岸流体力学の基礎 Fundamentals of Coastal Hydrodynamics)
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設置学科 | 土木工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 前野・後藤 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A42C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 流体力学の基礎としてのスカラー・ベクトル.テンソルを基礎を知り,意味を理解することができる.また,海岸流体力学の基礎である「微小振幅波理論」を誘導することができる.そして,非線形性を有する有限振幅波理論の意味を説明することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
主として,スライドを用いて授業を行います.また資料を配布いたします. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
特にありません.ただし、学部の海岸環境工学、海岸施設の設計と管理、水理学I、同II、応用水理学I、同II及びその他水理学関連学科目の単位を修得していることが望ましいです. |
授業計画
第1回 | 講義の目標と実施方針、海岸工学における海岸水理学・海岸流体力学の意義を説明する. | 事前学習:海岸流体力学に関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
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第2回 | 流体力学の基礎(ベクトル解析:その1) 単位ベクトルと基本ベクトル/ベクトルの和と差 | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第3回 | 流体力学の基礎(ベクトル解析:その2) ベクトルの積(内積・外積)/モーメント/スカラー三重積とベクトル三重積 | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第4回 | 流体力学の基礎(ベクトル解析:その3) ベクトルの微分/スカラー積の微分/ベクトル積の微分/勾配・発散・回転 | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第5回 | 流体力学の基礎(ベクトル解析:その4) 線積分/面積分/ストークスの定理 | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第6回 | 流体力学の基礎(ベクトル解析:その5) ガウス・グリーンの定理 | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第7回 | 流体力学の基礎(ベクトル解析:その6) テンソルの紹介 | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第8回 | 流体力学の基礎(ベクトル解析:その7) ベクトル解析まとめ(代表的な公式の誘導) | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第9回 | 微小振幅波理論を誘導する(その1) 波よってできる流れ/海岸地形など | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第10回 | 微小振幅波を誘導する(その2) 波の理論概説/理論の基礎式など | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第11回 | 微小振幅波理論を誘導する(その3) 境界条件の設定/速度ポテンシャルの誘導など | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第12回 | 微小振幅波理論を誘導する(その4) 水粒子の軌道/群速度/波の持つエネルギーなど | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第13回 | 微小振幅波理論の応用について紹介する. 浅水変形/屈折/回折など | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第14回 | 有限振幅波理論の紹介をする. クノイド波理論/ストークス波理論/孤立波理論 | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
第15回 | 今までの内容の理解度を諮問し,まとめの授業を行う. | 事前学習:講義のキーワードに関する情報をWEBや書籍からチェックする. 事後学習:講義の内容を配布資料を中心に振り返る. | 事前学習:2時間程度することが望ましい. 事後学習:2時間程度することが望ましい. |
その他
教科書 |
なし.必要な教材は講義時にプリントを配布します.
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
特になし
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成績評価の方法 及び基準 |
授業への取り組みと課題レポートを状況みて総合的に評価する. |
質問への対応 | 質問は全受講生が共有することが望ましいので、授業時間内を原則とする.ただし、E-mailにて事前にアポイントメントを取れば個別に質問に応じる |
研究室又は 連絡先 |
1号館講師室(前野) E-mail:maeno.yoshihiko@nihon-u.ac.jp 駿河台校舎タワースコラ12階S1210室(後藤) E-mail:gotou.hiroshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 メール連絡に基づいてZOOMにより対面にて質問に応じる
金曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 駿河台校舎タワースコラS1210室(後藤)
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学生への メッセージ |
特に専攻分野を限定しませんが、河川工学、海岸工学、地盤工学を専攻する学生を主な対象として講義します.オフィスアワー以外の場合,質問はメールにて連絡をください. |