2024年 大学院理工学研究科 シラバス - 建築学専攻
設置情報
科目名 | 建築構造特論Ⅰ | ||
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設置学科 | 建築学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 中島 肇 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C33B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 現行の建築構造設計法について,性能設計の側面から体系的にまとめて講義する。また,構造耐力の性能評価に必要である骨組構造の塑性解析を中心として,塑性解析の意義,基礎仮定,塑性解析の定義等,すでに体系化されている塑性解析理論をサーベイし,さらに構造設計法に組み込まれた塑性解析理論の特徴と位置付けを論じる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」とする。構造設計法の体系について性能設計の側面から講義する。その後,建築物の崩壊などについて,弾塑性力学の基礎理論に関する設計指針を用いた輪講形式で行い,適宜,演習課題を課す。また,構造設計と建築生産技術に直結した優れた建築事例を紹介しながら,議論ができる機会を設け,自らの考えを整理する。なお,少人数の場合には輪講形式と講義形式を併用した形態とする。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
構造力学Ⅲ,構造力学Ⅳ,鋼構造を習得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 講義の目的,目標および予定。構造設計の役割,構造設計法の体系。 | 【事前学習】シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと。 【事後学習】講義資料を復習してさらに理解を深め,本講義のポイントを発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 性能設計法(1) | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 性能設計法(2) | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 設計法と施工法(1) 吊構造 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 設計法と施工法(2) 吊構造 設計者による説明 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 塑性解析序章 鉛直荷重時の弾塑性挙動 | 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 塑性解析(1) 建築構造物の塑性設計の基本 | 【事前学習】教科書を読んで理解できない個所を説明者に質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教科書,講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 塑性解析(2) 上下界定理 | 【事前学習】教科書を読んで理解できない個所を説明者に質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教科書,講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 塑性解析(3) ラーメンの崩壊荷重 | 【事前学習】教科書を読んで理解できない個所を説明者に質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教科書,講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 塑性解析(4) 全塑性モーメント | 【事前学習】教科書を読んで理解できない個所を説明者に質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教科書,講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 塑性解析(5) 全塑性モーメント(軸力の影響) | 【事前学習】教科書を読んで理解できない個所を説明者に質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教科書,講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 塑性解析(6) 板の座屈 | 【事前学習】教科書を読んで理解できない個所を説明者に質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教科書,講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 塑性解析(7) 梁の強度・横補剛 | 【事前学習】教科書を読んで理解できない個所を説明者に質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教科書,講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | 塑性解析(8) 圧縮柱の曲げ耐力 | 【事前学習】教科書を読んで理解できない個所を説明者に質問できるようにまとめておくこと。 【事後学習】教科書,講義資料を復習してさらに理解を深め,発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 提出課題の解説と講評 | 【事前学習】前回までの講義資料などを復習して理解していくこと。 【事後学習】提出課題で理解が十分でなかったところについて,理解を深め、発表できるようにしておくこと。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
その他
教科書 |
社団法人日本建築学会 『建築物荷重指針・同解説(2015) [ ISBN 978-4-8189-0626-6]』 丸善 2015年 第5版
社団法人日本建築学会 『建築物荷重指針を活かす設計資料1 [ ISBN 978-4-8189-0632-7]』 丸善 2016年 第1版
社団法人日本建築学会 『鋼構造塑性設計指針 [ ISBN 978-4-8189-0637-2]』 丸善 2017年 第3版
社団法人日本建築学会 『鋼構造座屈設計指針 [ ISBN 978-4-8189-0646-4]』 丸善 2018年 第4版
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
講義に必要な資料を配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
輪講での説明内容および課題レポートの採点結果により成績を評価する。 |
質問への対応 | メールでの質問を受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
メールアドレス: nakajima.hajime@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
構造設計に必須の基礎力を身につけたいと考えている人に受講をすすめます。 |