2024年 大学院理工学研究科 シラバス - まちづくり工学専攻
設置情報
科目名 | 環境まちづくり特論 | ||
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設置学科 | まちづくり工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 西山 孝樹 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E45A |
クラス |
概要
学修到達目標 | まちづくりを通じた環境面の持続可能な社会を構築するという観点から基礎的な知識を習得する.最新の環境動向だけではなく,土地土地の文化や風土など,いわゆるヴァナキュラーという視点からも,社会基盤施設や都市の歴史的環境の視点に立った見方や知識を習得することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
対面で授業を実施する.講義に加え,文献の輪読および討議を中心に授業を展開する. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
授業内容に沿って予習復習をすること.なお,授業の事前に課題図書等を指定する場合やレポートの提出を求める場合がある.また,授業内容を変更する場合には事前に履修者へ周知する. |
授業計画
第1回 | 授業の内容・進め方および本授業で取り上げる環境の捉え方を概説 | 【事前学修】景観に関する基礎的知識を確認しておくこと 【事後学修】授業内容の復習 | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
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第2回 | わが国の自然環境状況と目指すべき環境保全に関する施策 | 【事前学修】『環境白書』などの書籍もしくはWeb等を用いて最新の環境施策について調べておくこと 【事後学修】本講義の内容を踏まえて復習しておくこと | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第3回 | 人々が持つ教養がまちの環境に与える影響 | 【事前学修】書籍もしくはWeb等を用いて教養の意味や語源について調べておくこと 【事後学修】本講義の内容を踏まえて復習しておくこと | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第4回 | アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見) とまちづくり | 【事前学修】書籍もしくはWeb等を用いてアンコンシャス・バイアスについて調べておくこと 【事後学修】本講義の内容を踏まえて復習しておくこと | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第5回 | 周辺環境に配慮した構造物の設計とデザイン | 【事前学修】自らが思い浮かぶ魅力ある周辺環境に配慮した構造物について,書籍もしくはWeb等を用いて調べておくこと 【事後学修】本講義の内容を踏まえて復習しておくこと | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第6回 | わが国の古代から中世おける社会基盤整備の歴史① | 【事前学修】図書館に足を運び,土木史および都市史の文献に目を通す 【事後学修】授業内で解説した内容を振り返り,自身のノートへまとめる | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第7回 | わが国の近世から現代おける社会基盤整備の歴史② | 【事前学修】図書館に足を運び,土木史および都市史の文献に目を通す 【事後学修】授業内で解説した内容を振り返り,自身のノートへまとめる | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第8回 | 中世の荘園制度下の地域社会における環境と灌漑水利システム | 【事前学修】図書館に足を運び,土木史および都市史の文献に目を通す 【事後学修】授業内で解説した内容を振り返り,自身のノートへまとめる | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第9回 | 近世の幕藩体制下における村落の環境と灌漑水利システム | 【事前学修】図書館に足を運び,土木史および都市史の文献に目を通す 【事後学修】授業内で解説した内容を振り返り,自身のノートへまとめる | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第10回 | 土に対する忌避意識と歴史的背景 | 【事前学修】図書館に足を運び,土木史および都市史の文献に目を通す 【事後学修】授業内で解説した内容を振り返り,自身のノートへまとめる | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第11回 | 文献の輪読① | 【事前学修】授業で指定する文献を読み,担当部分をまとめ発表用資料を作成する 【事後学修】受講者が発表した内容を復習する | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第12回 | 文献の輪読② | 【事前学修】授業で指定する文献を読み,担当部分をまとめ発表用資料を作成する 【事後学修】受講者が発表した内容を復習する | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第13回 | 文献の輪読③ | 【事前学修】授業で指定する文献を読み,担当部分をまとめ発表用資料を作成する 【事後学修】受講者が発表した内容を復習する | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第14回 | 文献の輪読④ | 【事前学修】授業で指定する文献を読み,担当部分をまとめ発表用資料を作成する 【事後学修】受講者が発表した内容を復習する | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
第15回 | 授業の振り返りと全体のまとめ | 【事前学修】これまでの講義内容を復習しておくこと 【事後学修】レポートや輪読の講評を聞き,振り返りを各自が行うこと | 【事前学修】3時間 【事後学修】1時間 |
その他
教科書 |
教科書は特に指定しないが、講義中に適宜参考となる文献等を紹介する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
北村英哉 『あなたにもある無意識の偏見 アンコンシャスバイアス:アンコンシャス・バイアスからの脱出』 河出書房新社 2021年
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成績評価の方法 及び基準 |
70%以上の出席で成績評価の対象とする.また,輪読およびその発表は必須とし,授業・討論への参加姿勢,発表(70%),レポート(30%)で評価を行う. |
質問への対応 | 授業終了後あるいは下記で示したオフィスアワーの時間に対応する. |
研究室又は 連絡先 |
E-mail: nishiyama.takaki※nihon-u.ac.jp ※を@にしてください. |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 タワー・スコラ12階S1202研究室
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学生への メッセージ |