2024年 大学院理工学研究科 シラバス - まちづくり工学専攻
設置情報
科目名 | 市街地整備特論 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | まちづくり工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 田中(賢)・落合 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 土曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E52A E63A |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 本特論では、市街地における先進的なまちづくりを様々なキーワードを手掛かりに概観することでまちづくりのボキャブラリーを増やすことを目指す。さらに設計競技(コンペ)の市街地整備を題材にし発表・討議を通して、市街地整備について関わる知識・技術の定着を図る。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 設計業務経験をもとに、市街地を取り巻く課題の抽出方法と基本計画の立案方法について、事例やコンペを踏まえて解説する。 多くの実務者をゲスト講師に迎えて討議を行う。 課された課題は授業内の討議でフィードバックする。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
与えられたテーマについて既往研究や専門書籍を丁寧に読むこと。なお、参考にした研究や文献についても発表してもらう。 |
授業計画
第1回 | 講義の進め方の解説と意見交換 (担当:田中) | 【事前学修】様々な市街地整備・事業の事例を事前に確認し、課題を抽出しておくこと。 【事後学習】講義を受け、様々な市街地整備・事業に関して再度整理を行い、まちづくり技術者に求められる役割を現時点で整理を行う。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
---|---|---|---|
第2回 | 市街地整備で必須要件であるSDGs視点の市街地整備を考える① (担当:田中) | 【事前学修】SDGsを考えたまちづくりの先進事例を整理しておくこと。 【事後学修】提示されたSDGsを推進しているまちの課題点を考えておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | SDGs視点の市街地整備を考える② 発表と討議 (担当:田中) | 【事前学修】SDGsを進める上での課題点を発表できるようにしておくこと。 【事後学修】この事例を一般解へ落とし込めるよう振り返りをしておくこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | 市街地整備の視点で課題を考える① 日本建築学会機関紙(建築雑誌・シンポジウム資料)から、幾つかテーマを抽出し討議する。 (担当:田中) | 【事前学修】学会機関紙を概観してくること。 【事後学修】選定したテーマについて整理してくること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | 市街地整備の視点で課題を考える② 日本建築学会機関紙(建築雑誌・シンポジウム資料)から、幾つかテーマを抽出し討議する。 (担当:田中) | 【事前学修】学会機関紙を概観してくること。 【事後学修】選定したテーマについて整理してくること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | 市街地整備を広く捉えるために名著を輪読する①。(担当:田中) | 【事前学修】選定した書籍を精読してくること。 【事後学修】選定したテーマについて整理してくること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | 市街地整備を広く捉えるために名著を輪読する②。(担当:田中) | 【事前学修】選定した書籍を精読してくること。 【事後学修】選定したテーマについて整理してくること。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | コンペ事例から学ぶ市街地活性化策(1) ・市街地を対象としたコンペを用いて、提案者・審査員のそれぞれの立場からディベート形式で学ぶ。 (担当:落合) | 【事前学修】候補となるコンペについて調べてくること。 【事後学修】ディベートの振り返りを行うこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | コンペ事例から学ぶ市街地活性化策(2) ・市街地を対象としたコンペを用いて、提案者・審査員のそれぞれの立場からディベート形式で学ぶ (担当:落合) | 【事前学修】提案内容をまとめてくること。 【事後学修】ディベートの振り返りを行うこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | 市街地の現状調査と把握 ・日本建築学会関東支部提案競技「美しくまちをつくる、むらをつくる」(1)(http://kanto.aij.or.jp/proposalcompetition)を題材として、対象地の現状を調査し把握する(担当:落合) | 【事前学修】提案内容をまとめてくること。 【事後学修】ディベートの振り返りを行うこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | 市街地の現状調査と把握 ・日本建築学会関東支部提案競技「美しくまちをつくる、むらをつくる」(2)(http://kanto.aij.or.jp/proposalcompetition)を題材として、対象地の現状を調査し把握する(担当:落合) | 【事前学修】提案内容をまとめてくること。 【事後学修】ディベートの振り返りを行うこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | 市街地活性化に向けた企画・構想(1)(担当:落合) | 【事前学修】具体的な提案内容をまとめてくること。 【事後学修】ディベートの振り返りを行うこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | 市街地活性化に向けた企画・構想(2)(担当:落合) | 【事前学修】具体的な提案内容を設計レベルにまとめてくること。 【事後学修】ディベートの振り返りを行うこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第14回 | 市街地活性化に向けた計画案の作成(担当:落合) | 【事前学修】具体的な提案内容をプレボレベルにまとめてくること。 【事後学修】ディベートの振り返りを行うこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第15回 | 市街地活性化に向けた計画案の発表(プレゼンテーション)(担当:落合・田中) | 【事前学修】具体的な提案内容をプレゼン資料としてまとめてくること。 【事後学修】ディベートの振り返りを行うこと。 | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
その他
教科書 |
特にない。随時資料を配布する。
|
---|---|
参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
特にない。随時紹介する。
|
成績評価の方法 及び基準 |
70%以上の出席が必須である。 70%以上出席した場合の成績は次の①~③により採点する。 ①討議への参加姿勢(意見発表の頻度や内容)(30%)、②各回の成果発表の内容・レポート(70%) |
質問への対応 | 授業前後に教室で受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
田中:tanaka.yasushi※nihon-u.ac.jp 落合:ochiai.masayuki※nihon-u.ac.jp ※を@にしてください. |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 まちづくり工学科・田中研究室
木曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 まちづくり工学科・落合研究室
|
学生への メッセージ |