2024年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 制御工学特論 | ||
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 水野 毅 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F25A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 現代制御理論を理解し,実際の機械システムの制御系設計ができるようになる. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 基本的には,講義内容を板書し,説明する.適宜資料を配付する. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
古典制御理論を理解していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 序論 シラバス及びモデル化について説明する. | 【事前学習】シラバスに目をとおしておく(120分) 【事後学習】モデル化について調べる(120分) | 4 |
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第2回 | システムの数学的表現と構造(1) 状態⽅程式の概念と具体的なシステムの状態⽅程式を求める. | 【事前学習】状態方程式について調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第3回 | システムの数学的表現と構造(2) 状態⽅程式と伝達関数の関係について説明する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】伝達関数について調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第4回 | システムの数学的表現と構造(3) システムの相似変換について説明する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】相似変換について調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第5回 | システムの数学的表現と構造(4) 状態⽅程式の解について説明する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】状態方程式の解について調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第6回 | システムの数学的表現と構造(5) 安定性について説明する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】安定性について調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第7回 | システムの数学的表現と構造(6) 可制御性について説明する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】可制御性について調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第8回 | システムの数学的表現と構造(7) 可観測性について説明する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】可観測性について調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第9回 | フィードバック制御の基礎(1) 標準形について説明する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】標準形について調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第10回 | フィードバック制御の基礎(2) 極配置について説明する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】極配置について調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第11回 | 最適レギュレータ(1) 最適レギュレータに ついて説明する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】最適レギュレータについて調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第12回 | 最適レギュレータ(2) 最適レギュレータの 応⽤例について学習する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】ジャイロ効果について調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第13回 | オブザーバ(1) 同⼀次元オブ ザーバについて説明する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】同⼀次元オブザーバーについて調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,次回提出する(120分). | 4 |
第14回 | オブザーバ(2) オブザーバの 応⽤例について学修する. 前回のレポート課題について解答例を示す. | 【事前学習】回転体の不つり合いについて調べておく(120分) 【事後学習】レポート課題を解き,提出する(120分). | 4 |
第15回 | 平常試験及びその解説 第14回までの内容について平常試験を行う.自筆のノート及び配付資料は持込可とする.試験終了後,解答例を示す. | 【事前学習】第14回までの内容について復習しておく(120分) | 2 |
その他
教科書 |
教科書は使用しないが,自習するには,参考書のどちらかを持っていることが望ましい.
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
伊藤正美,木村英紀,細江繁幸 『線形制御系の設計理論 [9784339083316]』 コロナ社 1989年
吉川恒夫,井村順⼀ 『現代制御論 [9784339032123]』 コロナ社 2014年
いずれも良い本であるが,自習だけで理解するのはかなり難しい.授業での説明を参考にすると理解しやすい.
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験80%,レポート20%. 講義への出席時数が総時数の3分の2に満たない場合は単位を与えない. |
質問への対応 | 授業中に理解できないところがあった場合,質問内容を整理し,授業終了後に質問すること. |
研究室又は 連絡先 |
mizar@mech.saitama-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
現代制御理論は,完成された美しい理論体系を持っています.これを⾃分のものとして活⽤できるように,しっかりと学習して下さい. |