2024年 大学院理工学研究科 シラバス - 電子工学専攻
設置情報
科目名 | システム工学特論 | ||
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設置学科 | 電子工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 高橋(聖)・横田 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J41A |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | システム工学の基礎から大規模複雑システムに至るまでのプロセスを把握し、システム構成論、システム評価手法を習熟し、システムアーキテクトとしての洞察力を養う。できる限り先端的事例の紹介に心がけ、実践的実力の涵養に努める。講義内容を身に着けることにより、システムを俯瞰的にとらえ、最適設計への方法論を身に着けることができるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 パワーポイント等の資料をもとに、既存の社会システムを例示して関連課題を説明し、現状を把握する。なお、社会システムおよび関連技術の事例としては、実務経験のある横田が講師が研究・開発・実用化に関与した列車制御システムを例題として、産業界の機械安全・システム評価に関する広範な技術を取り上げる。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
システム工学に関する話題について、関心を持ってその本質を探る姿勢を求める。 予習すべき内容は必要に応じて伝達する。復習としては、講義で得られた知識を客観的に整理し、実際に生かすための考察を行うこと。 |
授業計画
第1回 | システム工学の概要、システムの考え方 | 事前学修:システム工学について調査すること 事後学修:講義内容について学生同士で議論すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
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第2回 | システム設計及びシステムの信頼性 | 事前学修:課題について事前に調査すること 事後学修:講義内容について学生同士で議論すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第3回 | 大規模社会システムの概略(整備新幹線建設について) | 事前学修:課題について事前に調査すること 事後学修:講義内容について学生同士で議論すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第4回 | 大規模システムの要素技術(鉄道電気システムについて) | 事前学修:課題について事前に調査すること 事後学修:講義内容について学生同士で議論すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第5回 | 不具合事象とその対策1 | 事前学修:課題について事前に調査すること 事後学修:講義内容について学生同士で議論すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第6回 | 不具合事象とその対策2 | 事前学修:課題について事前に調査すること 事後学修:講義内容について学生同士で議論すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第7回 | インフラシステムの保守、管理 インフラシステムの海外展開 | 事前学修:課題について事前に調査すること 事後学修:講義内容について学生同士で議論すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第8回 | 大規模社会システムの開発事例1(無絶縁軌道回路) | 事前学修:課題について事前に調査すること 事後学修:講義内容について学生同士で議論すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第9回 | 大規模社会システムの開発事例2(異周波対応ATC) | 事前学修:課題について事前に調査すること 事後学修:講義内容について学生同士で議論すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第10回 | 平常試験及び解説 | 事前学修:試験内容について事前に調査すること 事後学修:試験内容について学生同士で議論すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第11回 | 安全なシステム① | 事前学修:事前配布資料に目を通し疑問点をまとめておくこと 事後学修:講義の内容を復習し関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第12回 | 安全なシステム② | 事前学修:事前配布資料に目を通し疑問点をまとめておくこと 事後学修:講義の内容を復習し関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第13回 | 安全なシステム③ | 事前学修:事前配布資料に目を通し疑問点をまとめておくこと 事後学修:講義の内容を復習し関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第14回 | 安全なシステム④ | 事前学修:事前配布資料に目を通し疑問点をまとめておくこと 事後学修:講義の内容を復習し関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
第15回 | 安全なシステム⑤ | 事前学修:事前配布資料に目を通し疑問点をまとめておくこと 事後学修:講義の内容を復習し関連事項をさらに調べて各自の考えを整理すること | 事前学修:2時間 事後学修:2時間 |
その他
教科書 |
必要に応じて用意した資料を配布する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
特になし
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成績評価の方法 及び基準 |
授業への出席を前提に、 横田:第10回の平常試験で評価(70%) 高橋:最終課題レポートの提出によって評価(30%)。ただし、課題はその内容が一定の水準を満たしていないと判断した場合は提出と認めない。 |
質問への対応 | 質問内容を整理し、授業終了後等に質問すること |
研究室又は 連絡先 |
横田:yokota.rin-bs67@jrtt.go.jp 高橋:takahashi.sei@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 10:40 ~ 12:00 横田:2号館4階 望月研究室(244)
水曜 船橋 12:45 ~ 13:15 高橋:2号館1階 高橋研究室(213B)
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学生への メッセージ |
情報化時代に活躍する技術者・研究者にとって、実践的なシステム工学の素養は必須といえます。計画・調査・施工・検査等のシステム開発プロセスについて実例を交え説明します。 社会人(採用担当)経験を交え、講義を行う。 |