2024年 大学院理工学研究科 シラバス - 物質応用化学専攻
設置情報
科目名 |
エネルギー資源化学特論
エネルギー環境問題 現状の課題と解決へのアプローチ
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設置学科 | 物質応用化学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 高津 淑人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L13A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 大手製鉄会社で石油代替エネルギーの実用研究に携わった経験に基づき、以下の目標を達成するための授業を行う ・持続的発展に必要なエネルギー資源の必要性を議論できるようになる。 ・エネルギーの浪費を防ぐ意識を高めることができる。 ・エネルギーの浪費を防ぐための様々な実用技術を説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
(形態)対面方式を原則とする。エネルギー資源に関する話題提供の講義と自身の意見を述べるプレゼンテーションを繰り返す。自身以外のプレゼンテーションに対しては教員が作成したルーブリックに基づいて採点評価する。履修者数によってプレゼンテーションやその準備を研究室ベースのグループで実施することにします。授業計画は、グループによるプレゼンテーションを想定した内容です。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
毎回の授業で教員が指示する事前学習等による予習と授業内容の振り返り等による復習で1時限分(90分)の授業に対して4時間超の自学自習が必要 |
授業計画
第1回 | 授業の概要説明 ・シラバスの内容を確認のうえ、授業に臨むこと。 | (事前学習)シラバスを熟読し、授業の進行をイメージすること。 (事後学習)原子力発電に対する自身の印象をまとめること。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
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第2回 | 講義1:太陽光発電の現状と将来 ・講義資料は授業後にCST-Voice(Google-Classroom)から配布します。 | (事前課題)原子力発電に対する自身の印象をまとめること。 (事後課題)講義資料などにもとづいて講義内容に対する所感をレポートにまとめて、提出する。レポートに対して、可能な限り教員が個別にレスポンスします。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第3回 | 発表準備1:太陽光発電の現状と将来 ・プレゼンテーションの課題を発表し、グループ毎にプレゼンテーションのシナリオを議論する。 | (事前課題)講義資料などにもとづいて前回授業の講義内容に対する所感をレポートにまとめて、提出する。 (事後課題)次回授業でのプレゼンテーションに向けた準備を全うする。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第4回 | プレゼン発表1:太陽光発電の現状と将来 ・10分程度(発表時間は履修者数によって変わります)の時間で、根拠資料に基づいてグループの意見を発表する。 | (事前課題)授業でのプレゼンテーションに向けた準備を全うする。 (事後課題)教員が準備した採点表(ルーブリック)に基づいて、各グループのプレゼンテーションを採点する。なお、自身のグループには採点しないこと。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第5回 | 講義2:廃棄物処理のあるべき姿 ・講義資料は授業後にCST-Voice(Google-Classroom)から配布します。 | (事前課題)廃棄物処理に対する自身の印象をまとめること。 (事後課題)講義資料などにもとづいて講義内容に対する所感をレポートにまとめて、提出する。レポートに対して、可能な限り教員が個別にレスポンスします。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第6回 | 発表準備2:廃棄物処理のあるべき姿 ・プレゼンテーションの課題を発表し、グループ毎にプレゼンテーションのシナリオを議論する。 | (事前課題)講義資料などにもとづいて前回授業の講義内容に対する所感をレポートにまとめて、提出する。 (事後課題)次回授業でのプレゼンテーションに向けた準備を全うする。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第7回 | プレゼン発表2:廃棄物処理のあるべき姿 ・10分程度(発表時間は履修者数によって変わります)の時間で、根拠資料に基づいて購入したいと思う機種を個別に発表する | (事前課題)授業でのプレゼンテーションに向けた準備を全うする。 (事後課題)教員が準備した採点表(ルーブリック)に基づいて、各グループのプレゼンテーションを採点する。なお、自身のグループには採点しないこと。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第8回 | 講義3:家庭での省エネルギー対策 ・講義資料は授業後にCST-Voice(Google-Classroom)から配布します。 | (事前課題)家庭での省エネルギーに対する自身の意見をまとめること。 (事後課題)講義資料などにもとづいて講義内容に対する所感をレポートにまとめて、提出する。レポートに対して、可能な限り教員が個別にレスポンスします。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第9回 | 発表準備3:家庭での省エネルギー対策 ・プレゼンテーションの課題を発表し、グループ毎にプレゼンテーションのシナリオを議論する。 | (事前課題)講義資料などにもとづいて前回授業の講義内容に対する所感をレポートにまとめて、提出する。 (事後課題)次回授業でのプレゼンテーションに向けた準備を全うする。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第10回 | プレゼン発表3:家庭での省エネルギー対策 ・10分程度(発表時間は履修者数によって変わります)の時間で、根拠資料に基づいて導入の是非に対する自身の意見を発表する ・プレゼンテーションを授業参加者が採点する。採点表(ルーブリック)は担当教員が準備します。なお、自身のプレゼンには採点しないでください。 | (事前課題)授業でのプレゼンテーションに向けた準備を全うする。 (事後課題)教員が準備した採点表(ルーブリック)に基づいて、各グループのプレゼンテーションを採点する。なお、自身のグループには採点しないこと。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第11回 | 講義4:プラスチック類の利用 ・講義資料は授業後にCST-Voice(Google-Classroom)から配布します。 | (事前課題)日常生活でプラスチック類を使用することに対する自身の意見をまとめること。 (事後課題)講義資料などにもとづいて講義内容に対する所感をレポートにまとめて、提出する。レポートに対して、可能な限り教員が個別にレスポンスします。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第12回 | 発表準備4:プラスチック類の利用 ・プレゼンテーションの課題を発表し、グループ毎にプレゼンテーションのシナリオを議論する。 | (事前課題)講義資料などにもとづいて前回授業の講義内容に対する所感をレポートにまとめて、提出する。 (事後課題)次回授業でのプレゼンテーションに向けた準備を全うする。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第13回 | プレゼン発表4:プラスチック類の利用 ・10分程度(発表時間は履修者数によって変わります)の時間で、根拠資料に基づいてごみ処分のあるべき姿を個別に発表する。 | (事前課題)授業でのプレゼンテーションに向けた準備を全うする。 (事後課題)教員が準備した採点表(ルーブリック)に基づいて、各グループのプレゼンテーションを採点する。なお、自身のグループには採点しないこと。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第14回 | 講義5:バイオ燃料の現状と課題 ・講義資料は授業後にCST-Voice(Google-Classroom)から配布します。 | (事前課題)社会実装されているバイオ燃料を調べておくこと。 (事後課題)講義資料などにもとづいて講義内容に対する所感をレポートにまとめて、提出する。レポートに対して、可能な限り教員が個別にレスポンスします。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
第15回 | 授業全般の振り返りと総まとめ ・それぞれの講義に対する振り返りレポートに記された質問、意見に対するレスポンスを解説する。 | (事前課題)講義資料などにもとづいて前回授業の講義内容に対する所感をレポートにまとめて、提出する。 (事後課題)授業内容を振り返りながら、エネルギー資源/物質資源に対する自身の意見をレポートに纏めて提出する。 | ・事前学習:120分 ・事後学習:120分 |
その他
教科書 |
教科書は使用せず、オリジナルの講義用資料を配布します。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
『新・有機資源化学』 平野勝巳、古川茂樹、菅野元行、真下清、鈴木庸一、山口達明 三共出版 2011年 第1版
インターネットで無料閲覧できる「エネルギー白書(経済産業省)」も重要な授業用資料です。アドレスは授業にてお知らせします。
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成績評価の方法 及び基準 |
講義内容を振り返るレポートの提出とその出来栄え(50点)、およびプレゼンテーションに対する履修者間相互評価(50点)を合計し、授業成績を決定する。 |
質問への対応 | 授業後30分以内は講師控室で質問に対応します。前述の時間以外では、メールにより対応します |
研究室又は 連絡先 |
東京都市大学理工学部応用化学科(mkozu@tcu.ac.jp) |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
エネルギー資源の知識は、工業技術者に欠かせません。本科目で学んだ内容がみなさんの研究活動・将来の業務に活きることを願います。また、自分の意見(提案)を合理的にわかり易く説明できるようになることを期待しています。 |